今が旬のおいしい苺
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
バックには「ハルウララ」が流れています。
一番良い季節です。
皆様は、苺の旬を
ご存じだろうか。
母が植えてくれたころは田植え前で酸っぱくてすっぱくて食べれないくらいでした。
練乳をかけて食べていたくらいです。
その苺場旬を迎えようとしています。
従妹が田んぼで試験的に植えた苺は
それは改良品種もあり
ほっぺたが落ちるほどおいしかったことが思い起こされます。
その従妹は退職と同時にイチゴ栽培を
目指そうとしています。
70過ぎではありますが
メンタルの強さは「お母さん譲り」と思っています。
【フード】イチゴ 甘酸っぱい「旬」の香り
「イチゴはいまが旬」というと、意外に思う人も少なくないのでは? ハウス栽培でほ
ぼ通年で出回っているものの、本来は晩春から初夏を代表する果物だ。イチゴ狩りのシ
ーズンも、そろそろ終盤を迎えようとしている。(榊聡美)
はじける果汁
千葉県印西市にある観光イチゴ園「和田農園」。ハウスに入り、大きな実を探しながら
奥へ進んでいくと、マスクをしていても甘酸っぱい芳香が鼻腔をくすぐる。
「幸せな気持ちになる香りですね」。同農園代表の和田和弘さん(58)にそう告げる
と、笑みをたたえながら「もう僕らは慣れてしまって…」。
イチゴは一つの株に次々とたくさんの実をつける。漢字で書くと「苺」。「母」はどん
どん子株を生み出す、という意味がある。秋に苗を植え、気温がぐっと下がる頃、布団
をかけるように黒いシートを敷く。「もともとは初夏の作物ですから、土壌の温度を上
げて『勘違い』させるんです」
「今シーズンは病気もほぼ出ず、出来は上々です」と話す和田和弘さん(酒巻俊介撮影
) 「今シーズンは病気もほぼ出ず、出来は上々です」と話す和田和弘さん(酒巻俊介撮
影) 最初に咲いた花から実ができ、1月半ばからイチゴ狩りのシーズンが始まる。いま
は4期目の実だという。
栽培しているのは、「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫(あきひめ)」「やよいひめ」
の4品種。個性の異なる品種の食べ比べを目当てに、週末には家族連れやカップルでに
ぎわう。
「『どの品種がおすすめですか?』『どれが甘いですか?』とよく聞かれますが、まず
は食べてみてお気に入りを見つけてください、と答えています」
何と言っても新鮮そのもののおいしさが味わえるのがイチゴ狩りの醍醐味。へたをつま
んで口に運ぶと、甘い果汁がじゅわっとはじけた。みずみずしいおいしさに、思わず?が
緩む。
実はどこにある?
「基本的には好きなように食べるのが一番ですが、イチゴは尖った先端のほうが糖度が
高いんですよ」と和田さん。
今度はへたを取って、へたのほうから食べ進めてみる。だんだん甘みが増して、満足度
がさらに上がった。
こんなに身近な食べ物でも、まだまだ驚くことが潜んでいた。普段は果物売り場で買う
のに、植物としては「野菜」の仲間。赤い果実と思って食べているのは「花托(かたく
)」といって、花のつけ根部分が肥大したものだとか。では、実はどこに? 「表面に
ある小さな粒々で、種もこの中にできます」
さらには、イチゴジャムの作り方のコツまで教わった。生産者とふれあい、こうした知
識が増えるのも観光農園ならではの魅力だ。
売店では「わだデラックス」(480円)をはじめ、イチゴを使った和洋スイーツ、レ
トルトカレーなどが人気だ(酒巻俊介撮影) 売店では「わだデラックス」(480円)
をはじめ、イチゴを使った和洋スイーツ、レトルトカレーなどが人気だ(酒巻俊介撮影
) 和田さんは35歳で脱サラして農業へ。コメとブドウから始め、1年を通してできる
ものを、と考えて選んだのがイチゴだった。
人気を呼び、いまでは41棟のハウスで、当初の10倍ほどの約1ヘクタールに栽培が
拡大した。「お客さんの『おいしい』と言ってくれる笑顔が僕の励みになっているんで
す」
イチゴは美肌に欠かせないビタミンCの宝庫。肌の大敵である紫外線が強くなるこの時
季が旬なのは、理にかなっている。