3兄弟の春。
ご機嫌一家だでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
バックには「花のワルツ」が流れています。
今日の気温は18度とか…
お花に祈りを込めて今日がのどかでありますようにひたすら願っています。
気が付けば土岐のしゅんをどれほど消化しているだろうか。
まるで唱歌人生さながらではないかと反省しきりです。
時折ブログの拝見をすることがある。
子供のために 酷使しながら、パワー全開のお母さんに良く感心させられます。
楽しい食卓は、明日のエネルギーなのだと
よく気づかされてもいます。
お金をいくらもらっても継続できる職場こそが最高の安定感だろうと思います。
子供一人の教育費はいくらかかるのであろうか。
【朝晴れエッセー】三兄弟の春・4月28日 (2022年04月28日)
12年前、三男坊が生まれたときから覚悟はしていた。3学年ずつ離れた三兄弟が同時
に大学、高校、中学に進学するときが来ることを。12年はあっという間で、この3月
に卒業式を3回、4月に入学式を3回終えた。この数カ月で3人分の学校からの配布資
料をどれだけ読み、記入したことか。当然、入学金、授業料、スーツ、制服、体操服、
指定用品、パソコン、部活用品、交通費…。言い出したらキリがないぐらい毎日毎日お
金が飛んでいく。しかも3人分。
そんな日々の中で、またもや支払いが必要なことが書かれた配布物を見て、思わずため
息が出てしまった。子供たちも気になっていたんだろう。「これ払えるん?」と不安そ
うに三男坊が聞いてきた。私は笑顔で「今までママは安いスーパーを探して買い物して
きたやん。それで貯(た)めてきてん。だから大丈夫」と言ってみた。「そやな、うちで
高いお肉食べたことないもんな」と変な納得をした三男坊。
しばらくしたら次男坊が「あざっす」と照れたように言うから、「プロ野球選手になる
んやろ? パパもママも何でもしてあげるよ」と。長男までも「バイトするから」と申
し訳なさそうに言うから、「バイトしてお金を貯める大切さ、難しさを学んでおいで。
それより勉強もして国語の先生になってや。留年したら、払われへんよ」と伝えておい
た。
君らのためなら何でもするよ。さあ、今日も何軒のスーパーを回ろうかな。
田原貴美子(46) 大阪市鶴見区