人のご厚意はありがたく。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
バックには「糸氏のエリー」が流れています。
今日は心なしか突き刺すようなあの空気がっ少し和らいでいるようにも感じます。
。気が付けば5日の日々は束のようになくなっています。
若いと思っていても見た目は高齢者化も…
人の新設はありがたくいただくことが必須化も…
近く生活エリアのバスがなくなるようだ。
市役所に行くにも往復12000円は消えてしまう計算だ。
限界集落の現状はそんなもんだと納得もしてもいます。
節約をしても追いつきそうにない節約家計簿です。
【家族がいてもいなくても】(721)立場変われば周囲も…
3回目のワクチンを打つことになった。
私の住むサービス付き高齢者住宅では、スタッフが入居者のワクチン予約を取ってくれ
る。
自主運営のマイクロバスが4日間8便のスケジュールを組んで、会場まで送迎する。
かなり楽ちん。
一応、ここも自立自助が基本の暮らしではある。
でも、都会で1人暮らしする高齢者は、ワクチンを打つにも会場を確認して、予約を入
れるなど、自力でやるしかない。
私なら「ま、いいか」で、きっとワクチンをスルーしちゃうだろうな、などと思う。
さて、当日はワクチン接種予約の最終日で、会場に向かったのは3人だけだった。
私はいつも自分の車で移動しているので、マイクロバスに乗るのは久しぶり。なんだか
ウキウキして、ハイキング気分。
しかも3回目となると、接種会場側も手慣れたもの。すべてがスムーズで、滞ることが
ない。
熱を測り、書類を確認。続く予診票は、東京からの私の接種券には同封されていなかっ
たので、その場で、すぐに書くことになった。
すると、係の人がそばに付きっ切りで、間違えないように指導してくれた。
それを終えて、接種ブースに入るも、今度は注射は二の腕ではなく肩に打つのだと気づ
かされた。
タートルネックのシャツを二枚重ねで着ていた私は、シャツの袖を腕から外すのに大苦
労。
あらかじめ、すぐ打てる服装で来なければいけなかったのだ。
が、その失態をとがめられることもなく、「大丈夫ですよ」と優しく言われた私だった
。
なんとか接種を終え、渡されたタイマーを手に指定の椅子に座って待ち、15分後にブ
ザーが鳴って終了。
それにしても、会場のどこにでも誘導係の人が待機していて、どの人も、なんと丁重で
、親切で、優しいことか。
昔はこんなにまわりが高齢者に優しく親切だったろうかと、感動してしまうほどだった
。
それもこれも高齢者ばかりが暮らす地方のよさかと考えたが、帰りのバスで、ふと、思
った。
いや、そういうことではなく、この私が「ちゃんとしていない人」に見えて「イタワラ
レテイタ」のかもしれない、と。
優しくされてなんの文句もないけれど、ついに「イタワラレル」人の側になったのかと
、いささか複雑な心境になった私だった。
(ノンフィクション作家)