鍋で楽しい食卓も
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
朝のスタートは6時過ぎのスタートとなりました。
原油の高騰は、家計を直撃…
天然ガスも高騰…
早朝の気温は18度とか
少し厚めの布団をかけ
3時から二度寝に入り、気性は6時で損した気分です。
高齢化になるとその準備期間も長時間となり
外出モードは4時起床が絶対となります。
北海道の大雪山んにおいては初冬の雪の風景です。
氷点下の気温の対処も必須となります。
子供が育つ家庭において、鍋の大きさはそれなりです。
さみしいけれど、いつかは一人鍋もやってきます。
その自覚も必要でしょうがかみしめる勇気も必要です。
でもほほえましい家庭風景です。
【朝晴れエッセー】土鍋と月・10月7日
足早に夏が去って、北海道はすでに涼風だ。身を縮こまらせて帰宅した夫に、鍋を用意
した。
ビール片手に顔をほころばせ肉をほおばる夫と差し向かいながら、台所にしまったきり
の大鍋を思う。
わが家には土鍋が3種類あって、一つは風邪ひきさんに卵粥を作るための1人用、もう
一つはおかずがある中でも温かいものが欲しいときの中くらいの土鍋、そして子供たち
が幼い顔を並べていた頃に家族で囲んだ大きな土鍋。
長男が東京の大学に進学し、次男が高校に入学して帰宅が遅くなり、家族そろって夕食
をとることが無くなってしまった食卓で、大きな土鍋が登場しなくなって久しい。
夫はほろ酔い加減で満足げに鍋をつつくが、私はもう二度と出番のないだろう大鍋を思
い、子供たちが小さな頃に使っていたキャラクターの皿たちを思い、こっそりと涙する
。
この先ずっと、この中鍋かしら、ああでもそれだって幸せなのかな、だってきっといず
れは1人鍋…。
さみしい思いとススキに誘われて庭に出ると、思いがけなく明るいお月さまだ。
そうだ、今度のお正月こそ、ワクチン接種を終えて長男も帰省してくるだろう、何をお
いてもあの大鍋を出して、みんなの大好きな具材をたっぷりと煮込んで、そして2年分
のあれやこれや、それぞれのドラマを聞きたいな。
それまでお月さま、わたくしたちをどうぞよろしく。