美しい星空は心まできれいに…

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

 バックには「亜梓2合」が流れています。

昭和のゆったりした局長はどこかやすらぎがあります。

 秋の味覚も駈け足に、ちょっぴり「待ってほしい」と叫びたい…

彼岸花に酔いしれてなんていられませんよね。

 北朝鮮からミサイルが発射されました。

これは端的に着弾先が標的視野に入ったことを意味しているのだろうか?

北朝鮮がミサイル技術を 射程距離に収められないところまで技術力アップに降参です

アメリカの餌食になるのかしら?

未来の子供たちが心配です。

 当地は美星町といった星空が美しい街が紹介されています。

棚田が残るこの町は星が植えつくしい街として有名でもあります。

まさに長野の風景そのままかもしれません。

 それにしても、小さなご親切には感心しました。

世の中、思いやりあればこそです。

【朝晴れエッセー】満天の星・9月16日 (2021年09月16日)

ライダーの友人と2人で信州に行ったのは、23歳の夏だった。免許を取得して初めて

のツーリングのため、私は彼の後を慎重に走ってついて行った。

信州をめぐって目にする光景は、これが日本の原風景ではないかと思い、一瞬でこの土

地の虜(とりこ)(とりこ)になってしまった。

日も暮れたので、野宿に適した場所を見つけてバイクを止めた。ライトを消すと街灯も

なく闇が迫った。

遠くに黒く見える尾根は、巨大な恐竜の背を想像させた。真上を見上げると、満天の星

が煌(きら)めく。信じられない星の数を見て、思わず友人と詠嘆した。

あおむけになって星空を見ていたら、家出をして上京したことを思い出し、自然と涙が

あふれてくる。

感傷に浸っていると人の気配がして、誰かが近づいてきた。

懐中電灯を照らして歩いてきたのは見知らぬ中年男性だった。話し声を耳にして、何か

トラブルでも起きたのかと心配になり見に来たという。

ここで野宿をすると話したら、よければ家に泊まらないかと誘う。星空の下で眠りたい

からと、親切な申し出は断った。

満天の星が本来の姿で、明るい都会の夜では星は見づらいと知った。

親の愛や他人の優しさも、都会の星のように、若かった自分には少し見づらかったので

はないかと、今にして思う。