敬老の日は永遠でありますように…

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

蒸し暑いままの朝を迎えました。

 バックには「ホウセンカが流れています。

 お金好きな義理の姉のもののプレゼント攻撃にはギブアップです。

 長年付き合いもなかったのですがこのところよく物を買ってきてくれます。

本当にお困りです。

昨日持ってきてくれたもの

栗ご飯ひとパック

刺身 アジフライ 牡丹餅 ばなな パン10個 ヤクルト10個

これは一人暮らしには不向きです。

それに私もコープで食卓の準備はおkです。

お金を姉に10万円上げて小鯖らにしようと思いあげましたが一週間ほどして持ってきました。

どうやら根こそぎ持っていこうと思っているようです。

もう 疲れ切りました。

これはまだ生きているので渡すことはできません。

この手のやり取りは何回か展開しています。

 どうか15やお月さんがまん丸く収めてくださることを ひたすら願うばかりです。

 この食事のモノ余りのような食材、アフガニスタンの難民の子供たちのためになればと

ひたすら願いたい気持ちです。

朝市の肌に優しい風を楽しむ日々です。

しんかんせんのなしを食べたので、今度は20世紀のなしを買おうと思えば 果物はリン

ゴや花器にと変わっています。

 自然界も特急並みの早さです。

 敬老の日を敬うこともそれはそれで尊いのですが

平素からじじばばが敬われる日常がうれしく思えます。

【朝晴れエッセー】97歳の星・9月20日

山形県のまさに山あいにある小さな温泉街、その温泉宿に向かって日がな一日、足踏み

ミシンを踏んでいる伯父こそ、97歳の希望の星です。

若い頃は伯母ともども、背広やスーツを仕立てていましたが、現在はもっぱら洋服直し

今どきのファッションセンターで買ってきた若者のズボンの裾直しや、思い出がいっぱ

い詰まっていて捨てるに捨てられないでいる洋服のリメーク…。1人、2人とお客さま

がお店を訪ねてくれます。

このお客さまたちのおかげで、伯父の健康が保たれているのだと、伯母は決まり文句の

ように言うのです。

うきうきとうれしそうに旅館の玄関に吸い込まれていく旅行客や、せかせかと忙しそう

に出入りする番頭さんや仲居さんの姿を、お店の大きなガラス窓から眺め、ふと布地を

手繰る手を止めたり、また思い立ったようにぎこぎこと足を動かしたり。

そんなつつましやかな日常が伯父を支えているのだと、遠く離れていても私には想像で

きます。

夕暮れどき、旅館の前の通りを行ったり来たりと散歩する伯父の姿は少し前のめりです

が、てくてくと明日に向かっていて、その姿こそ、ご近所の人たちから希望の星だと励

まされているのです。

夕日に背中を照らされながら散歩する伯父にとっては、たとえありふれた一日であって

も、やり遂げた勲章を胸に、希望の星として今日も歩くことでしょう。