知っておくことも。

  ご機嫌いかがでしょうか。 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

気温の乱高下にあたふたしながら迎える日々でもあります。

デコポンなどのオレンジにありがとうの声を届けながら満喫してもいます。

ネット銀行の利用はお得だとは思えながらいまだ踏み切れないでいるおばっばでございます。

この機会に見直しもあるのではと参照してもいます。

知らないと損「お金リテラシー」鍛える質問6つ 前田 晃介

』から一部抜粋しお届けします。クルマは所有したほうが得? それとも借りたほうが得??レンタカー

?リース

?カーシェア

A.??カーシェア

ここでは、車両を1500cc以下のコンパクトカー、ベーシックグレード、オプションはマット、ETC、最安のナビを前提として比較します。10年間の出費は、所有518万円(※1)、レンタカー664万円(※2)、リース572万円(※3)、カーシェア443万円(※4)です。

4つの中ではカーシェアが最も低コストでした。某有名会社のプランによると、入会金と月額固定費を払えば、大変リーズナブルに借りることが可能です。しかも、6時間以内に返却するときはガソリン代が不要、免責補償料も安くなっています。所有する場合は車両代に加え、ランニングコストもすべて自己負担です。そのかわり10年後に売れば、売却益が出ます。

レンタカーは借り賃、免責補償料、ガソリン代が実費負担です。

リースは借り賃、任意保険料、ガソリン代、駐車場代がかかります。某大手リース会社のプランでは9年経つと車両がもらえるため、最後の1年は所有と同様の出費と、最終的に売却益を得る計算にしました。

もっとも、車の使用頻度や走行距離によって、この順位は変わります。カーシェアは安いとはいえ、加入したきり全然乗らないのであれば、毎月の固定費だけずっとかかってしまいます。ご注意を。

補足説明)

※1 購入費、オプション、諸経費で191万円、10年のランニングコスト346万円、売却益19万円と仮定。

※2 借り賃と免責6600円、ガソリンは130円/?で燃費16㎞/?で計算。

※3 毎月の借り賃28万490円の9年分、10年分の任意保険、ガソリン、駐車場が約270万円、最終1年間のそのほかのランニングコスト約14万円、売却益19万円。

※4 借り賃と免責4620円で計算。

?128万円

?283万円

?360万円

A.??283万円

制度を使わないと大きな痛手

仕事と子育ての両立は大変ですが、勤めているからこそのメリットもあります。それが産休育休制度です。

まず、出産日以前の42日と、出産日以降の56日分、出産手当金がもらえます。支給開始日以前の継続した12カ月の標準報酬月額を平均した金額を30で割り、その3分の2が支給金額です。

標準月額報酬が25万円なら、1日当たり約5555円、98日間で54万4444円となります。

さらに、産後56日を経過したあとは、育児休業給付金が出ます。なかなか保育園に入れないなどの場合は、子どもが1歳半まで適用されます。

当初6カ月は25万円の3分の2が、その後も半分程度はもらえます。育児休業給付金を計算してみましょう。最初は5555円が180日分で、99万9900円です。

残りは365日ですが、出産手当金が支給されていた56日は除きます。今度は25万円を30で割ったものの半分で、日額は4160円です。

これが309日ですから、128万7603万円もらえることになります。出産手当金と育児休業給付金で合計283万1947円。退社してしまうと、これが受け取れないのです。

ただし、これは概算ですので、個別に計算すると金額は前後する可能性があります。

補足説明)

ちなみに、選択肢?は出産育児一時金の金額。退職していてももらえる。?は育児休業給付金のみの計算。?は一定の条件を満たし、子どもが2歳になるまで適用できた場合の概算。

?2万3360円

?3万5040円

?4万6720円

A.??3万5040円

ネット銀行が圧倒的に有利

金利の現在、どこに預けたって大差ないと思っていませんか。でも、銀行によって金利は違うのです。

大手銀行の定期預金に預けた場合、5年後の金額は200万200円(※1)。利息はたった200円しかつきません。

それに対して、ネット銀行は203万5240円(※2)となり、利息は3万5240円。その差額は3万5040円(※3)で、ネット銀行のほうがずっとお得です。

同じ金額を預けても、金利次第で結果はこのように変わります。申し込みの時期によってはキャンペーン金利を設けていたり、退職金を預けると金利を上乗せしてくれる銀行もあります。

預金は1000万円まではノーリスク(ペイオフという制度で守られる)が特徴ですから、少しでも金利が高い銀行に預けたいものです。大手銀行に比べると、おおむねネット銀行のほうが金利は高くなっています。

参考までに、預金と同じく元本割れの心配がない商品に、個人向け国債があります。個人向け国債は、固定型3年、固定型5年、変動型10年があり、年率0.05%は最低保証されます。金利は購入する時期で変わります。

お金の預け先は預金以外にもたくさんあります。よく調べて、自分に合った預け先を見つけてください。

補足説明)

※1 大手銀行金利:0.002%で計算。

※2 ネット銀行金利:0.35%で計算。

※3 税金は加味せず。実際には利息に対して20.315%分の税金が差し引かれる。

?1770万円

?2203万円

?2845万円

A.??2845万円

元本の2倍に!

一般的に、金利には単利と複利があります。

単利は、運用元本を一定のまま運用します。例えば、100万円を3%単利の運用だと、1年後に3万円のリターンを受け取れます(※1)。その後も同じ形が続きます。

一方、複利は1年後に受け取る3万円を再投資して運用に回すため、運用元本は103万円となります。すると、2年目のリターンは3万900円と、わずかながら3万円を上回ります。

ところが、このわずかな差が、長期にわたると大きな差になるのです。単利と複利を比べると、5年後には1万円近くの差がつきます(※2)。

では、毎月3万円を40年間、複利で積み立てるといくらになるでしょう。利回り「0.2%」のときは1499万円。「1%」なら1770万円。「2%」では、2203万円。そして、「3.1%」では、2845万円となります。

利回り3.1%(※3)なら、積み立て元本の約2倍になります。

天才物理学者アインシュタインは、「複利は人類最大の発明」であるという言葉を残したといわれています。タンス預金は減りもしませんが、増えもしません。アインシュタインをして人類最大の発明といわしめた複利効果、使わない手はないのではないでしょうか。

補足説明)

※1 ここでは税金は考慮せず。

※2 利回り3%の単利で5年間運用した場合?1年目100万円×3%=3万円、2年目100万円×3%=3万円、5年後は115万円。

利回り3%の複利で5年運用した場合?1年目100万円×3%=3万円、2年目103万円×3%=3.09万円、5年後は115.93万円。

※3 利回り3.1%はインデックスファンドでの運用を想定。

?100万円程度

?200万円以上

A.??200万円以上

金銭的喪失のほかにもリスクがある

地方に実家を所有していると、使っているか否かにかかわらず、毎年一定の費用がかかります。

代表的なものは、固定資産税や都市計画税です。仮に、固定資産税の評価額が宅地(150㎡)1800万円、家屋500万円だと、税額は年に約14万円(※1)になります。家を管理するためには、最低限の電気・水道も必要です。これが年3万6000円(※2)かかるとすれば、実家の維持費は年17万6000円。

10年間では176万円にもなります。庭木の手入れや実家に行く交通費まで含めると、200万円を超えてしまいます。

さらに、長年放置した建物は劣化します。すると、行政から「特定空き家」に指定され、固定資産税が上がったり、解体などの改善措置を求められます。建物の大きさや庭木の量次第ですが、解体には100万~200万円(※3)がかかります。行政からの指導を無視すると、罰金や行政代執行をされる可能性もあります。

慌てて手放そうにも、一部のエリアを除いて地方の地価は下落しています。需要も減り続けているため、売却は難しいかもしれません。維持費に加えて解体費用がかかるうえ、最終的には処分できずに困ることも。早めに将来どのようにするかを親族で話し合うことが大切です。

補足説明)

※1 固定資産税・都市計画税は、「小規模宅地の特例」を加味して算出。

※2 電気代は月1000円、水道代は月2000円で算出。

※3 解体費用は100㎡~150㎡程度の一般的な2階建て木造住宅を想定。建築地のエリアや状況、建物の構造、面積、付帯物等によって、費用は大きく異なる。

?約2100万円

?約3200万円

?約4300万円

A.??約3200万円

地方移住で新たに発生する出費も

都心から地方に引っ越すことによる家賃コストの減少は、20年の累計で3168万円と試算されました。

東京都杉並区、荻窪駅周辺の70㎡3LDKの賃料は23万7000円(※1)、地方の同じ広さの賃料は10万5000円(※2)。その差は13万2000円、年間だと158万4000円です。それが20年続いたとすると、3168万円にもなり、建て売り住宅が1軒買えてしまいそうな金額ですね。ただし、ここで注意しなければならない点があります。東京の職場に、新幹線を使って頻繁に行くことになってしまったら、そのコストは非常に大きくなります。新幹線代は1往復で8000円程度かかります。また、地方は都心ほど交通の便がよくありません。自動車がないと不便になり、自動車維持費という新たな出費が増える可能性もあります。ちなみに、週1回程度の出勤であれば、新幹線代も4週分の3万2000円ですみます。まだまだ毎月10万円は浮くので、検討の余地はあるかもしれません。テレワークが広がる中、近ごろは地方への移住が注目を集めています。ただ、移住には引っ越し代など大きな費用がかかります。安易に決定せず、勤めている会社の当面の方針をよく確認しながら考えましょう。補足説明)※1 荻窪駅の1㎡当たりの賃料は、某賃貸情報サイトによると3389円(2020年10月現在)。その数値を参考に計算。※2 新幹線を使って1時間で都心に出られる地方を静岡県三島駅と仮定。同じサイトによると、1㎡当たり1508円(2020年10月現在)。それを参考に算出。前田 晃介さんの最新公開記事をメールで受け取る(著者フォロー)