zポールディングスRhine統合の行方は…。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 おはようございます。

 当地も昨日の昼の気温も15度で北風が頬をなぐりつけて過ぎ去りました!

北からは雪だよりも聞かれるようになり

山間地の山の風景は紅葉に衣をまとい

楓が葉を知事目、銀杏が地面を黄色い歯で埋め尽くし

山道はカサカサ音を立て歩こうものなら滑りそう…。

 山々は鉛色のむき出しになった木々たちが

冬将軍を耐えて耐えて過ごすことになる

越冬のじゅんびそのもの… …。

 日経新聞がやふうとRhineの統合合併を発表し日本に驚きをもたらした。

 アメリカ、中国、韓国からはこの業界

大きく溝をあけられている。

これからどのような方針でこの巨大企業のかじ取りを

ソフトバンクが展開するのか応援したいものです。。

 みこちゃんは、420円で購入し,zホールディンクスは下がるは下がる

しばらくやふうは、相場を出していませんでしたので期待値もありましたが

双方の考えがすれ違ったり、うまくいかないと市場が判断しているのでしょうか?

勇み足が過ぎたみたい!

320円あたりでもう一度拾いたいものです。

どうも日本は海外に甘い傾向がありすぎのではと感じてしまうみこちゃんです。

 ドコモ、らくてんなどの下がり幅は想定内でした。

11月14日付 日本経済新聞の報道によると、今回の経営統合ではソフトバンクと韓国ネイ

バーで共同持株会社を設立してZHDの株式を7割近くを保有し、その下にヤフーとLINEが

並存するかたちが検討されているという。いきなり合併せず持株会社を介した兄弟会社

として存続することは、事業レベルでの統合プロセスにおいて、着地点を見出すべきさ

まざまな課題があることも示唆している。

重なり合うユーザー層とサービス

いずれも日本を代表するネット企業であるヤフーとLINEは、重複するサービスも数多く

ある。ゲームのようなコンテンツであれば共存できるが、ニュース、スマホ決済はじめ

数多くの重複するサービスが多い。

またYahoo! JAPAN IDとLINE IDは、いずれも国内最大規模の利用者数を擁している。金

融分野でもヤフーがジャパンネット銀行を持っているのに対して、LINEはみずほ銀行

組んでLINE銀行を設立しようとしている。IDをはじめとしたサービス基盤を統合し、事

業のポートフォリオを整理するには、かなりの豪腕を要するだろう。

一方でヤフーとLINEともにリーチできていない利用者層も日本国内にいる。検索にグー

グル、ソーシャルメディアTwitterFacebook、買い物にAmazonを使っていて、ヤフー

もLINEも楽天も使っていないユーザー層である。

日本国内で圧倒的な利用者数を抱えているヤフーとLINEだが、苦手としているセグメン

トもやや似ている。LINEは日本国外でもタイ、台湾、インドネシアで比較的高いシェア

を持つが、両社とも日本市場を主たる収益源として、日本市場で高いシェアを持ってお

り、重複した利用者も多いのではないか。

LINE_siryou

出典:LINE

LINEが公表している紹介資料(上図:2019年10-12月版)によると、普段スマートフォン

で利用しているサービスとしてLINEを挙げている人は81.3%、ヤフーを挙げている人が51

.6%おり、そのうちLINEのみを使っている人が19.1%、Yahoo! JAPANのみ使っている人が4

.1%いるとしている。LINEからみるとヤフーの利用者はかなりの部分がかぶっているが、

ヤフーからみると、LINEとの連携で新たに獲得できるリーチが2割近くあることが分かる

。両社を足すと85.4%の利用者がスマホで普段から使っている計算となり、まさに国民的

サービスといえる。

利用者は「スーパーアプリ」を求めているのか?

LINEには既に多くのサービスが統合されており、関連アプリへの導線は複雑になりつつ

ある。LINE Payで決済した店舗からのプッシュ通知が煩わしいという不満も聞かれる。

事業上のシナジー(相乗効果)を出すにはLINEから各サービスへの誘導を増やす必要が

あるが、それ自体がLINEの競争力を損なうリスクがある。その上、単にLINEアプリから

呼び出せるというだけでは、各セグメントでトップを獲ることは難しい。

例えばLINEは「LINE NEWS」という単体のニュースアプリを出したが、SmartNewsGunosy

といった専業ニュースアプリと比べて存在感は薄い。LINEアプリ自体でニュースを配信

するようになってリーチは拡大したが、LINEから他アプリへの誘導には必ずしも成功し

ていない。

単にYahoo!ショッピングZOZOTOWNといったECアプリをLINEアプリから呼び出せるよう

にしただけでは、顧客を思うように誘導できるとは限らない。ユーザー不在の企業戦略

でLINEに様々な機能を盛り込もうとし過ぎれば、LINE自体からのユーザー離れを招いて

しまう危険性もある。

ソーシャルメディア疲れという言葉にも見られるように、コミュニケーションツールの

移り変わりは早い。今は日本市場でLINEが圧倒的なプレゼンスを誇るが、経営統合で機

能改善のスピードが遅くなったり、事業上のシナジーを優先して、UIが複雑になったり

、動作が重くなったり、通知を送り過ぎるなどして利用者からの支持を失うことがあれ

ば、大きなリスクとなり得る。

社風と競争軸の違いを克服して新たな文化を創造できるかが鍵

ヤフーは長らくソフトバンクグループでありながら経営の自律性を保ってきたところ、

ここ数年はソフトバンクの影響が増していた。

LINEは韓国ネイバーが資本を持ち、全く異なる企業文化を持つ。

ライバル視する企業も、ヤフーであれば楽天リクルートといった国内大手であるのに

対して、LINEの競争相手はWeChatやWhatsAppなど海外のメッセンジャーアプリで、対象

とする市場も日本に留まらない。経営と開発のカルチャーやスピード感、戦略の優先順

位にも違いがありそうだ。

事業統合プロセスがうまく行けば、新グループは日本国内での圧倒的なプレゼンスを持

ってスマホのスーパーアプリを提供してマネタイズしつつ、東南アジアを中心にソフト

バンク・ビジョンファンドの投資先ポートフォリオを、LINEが比較的強いタイ、台湾、

インドネシアなどの国々に展開することも考えられる。

一方でグループでの意思決定プロセスが複雑化したり、サービスの統廃合に手間取って

足を引っ張り合うことがあれば、互いの事業資産を磨耗して時間を空費してしまうシナ

リオもあり得る。

とはいえ楽天、メルカリなどの国内ネット各社、NTTドコモKDDIなどの国内キャリア各

社は、敵失を期待するよりも前に新たなグループとの競争をにらんだ戦略の練り直しを

迫られることになる。