ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
山間地の朝はすっぽり霧に包まれております。
今年は温暖化で計画は、苦労なしでクリヤーできそう…
競歩とマラソンが北海道誘致に決まったオリンピックの開催にあたり
北海道には、反対派の電話の対応に困っているといわれています。
わが父は、91歳の時の深夜、顎ががくがくとけいれんし、その時すでに
昏睡状態に陥っており救急搬送の病院で高齢者のてんかん発作として
診断いただくまでに20日間混迷したのち、意識レベルの低下もなく、昏睡から目覚めて
からは、会話も普通にでき、足の筋力低下は著名でもあったように記憶しています。
転換は、先天性のものといった誤解した解釈でいたことも事実です。
75歳の時に卒中発作で入院しましたが、その時は
後遺症も少なく、入院から一か月後に多インしました。
この時初めて高齢者にてんかん発作もあるのだと知ることとなりました。
父が家に帰りたがったので外泊を重ねたうえで自宅療養を決めていましたが、何度か
この発作を発症したことで、人にご迷惑はかけられないので
月に一度の回数で外泊を2年ほど続け、それから転倒による骨折と悪化状態となり
その一年後に永眠しました。94歳でした。
が多いという特徴があります。つまり、てんかん症状として、けいれんがなく、意識が
障害されることが多いことから誤診されるケースが多くみられます。また、部分発作で
も全般発作のようにみえる二次性全般化発作を起こすこともあります。
高齢者てんかんは、側頭葉てんかんが最も多く(約7割)、次いで前頭葉てんかん(約1
割)と考えられています。
側頭葉てんかんとは
側頭葉てんかんは、自動症(本人の自覚なしに、無意識に行う動作・行動)が特徴です
。多くの場合、記憶障害などを伴います。
側頭葉てんかんの症状(例)
自動症:口をモグモグする、身振りをする、など
動作の停止
自律神経性症状:腹痛などのお腹の症状が前ぶれとして起こる、嘔気・嘔吐、発汗、立
毛、熱感、冷感、腹鳴、心悸亢進、胸部圧迫感、頭重感、など
精神症状:未体験なのに過去に体験したような感覚(デジャヴ、既視感)、いつも体験
していることが未体験のように感じる(ジャメヴ、未視感)、昔の記憶が次々と頭に浮
かぶ(フラッシュバック)、恐怖感、など
発作後にもうろうとして歩き回る
「てんかんの分類」参照
高齢者に多いてんかん発作型
高齢者に起こるてんかんは大部分が症候性てんかん(脳に何らかの障害が起こったり、
脳の一部に傷がついたことで起こるてんかん)で、二次性全般化により全身けいれん発
作を起こすこともありますが、単純部分発作(意識がはっきりしている)や複雑部分発
作(意識障害が伴う)が多く、特に1日に何回も起こる複雑部分発作が多いといわれてい
ます。この発作はけいれんを伴わない(非けいれん発作)ために見逃されることが少な
くありません。また、自動症があってもあまり目立たず、単純部分発作の前兆が少ない
という特徴があります。さらに、発作後にはもうろう状態が続くことも多く、数日間続
くことがあります。 少数例ですが、特発性全般てんかんや前頭葉てんかんで非けいれ
ん性の重積発作を示すことがあります。
さらに、若年期に発病したてんかんが治っていたのに再び出現したり、中年期以降に特
発性全般てんかんが発病し、そのまま継続する患者さんもみられます。これらのてんか
んは、全般強直間代発作、ミオクロニー発作、非けいれん性もうろう状態を示し、幻覚
状態や反応性の変動などを示します。
また、非けいれん発作による重積状態がみられることがあります。複雑部分発作による
重積状態は、意識障害以外に特徴的な症状がみられないことが多いので注意が必要です
。
てんかんと記憶障害
高齢者てんかんでは複雑部分発作が多く、発作中は意識障害のため記憶がありません。
また、発作後はもうろう状態が続くこともあり、さらに発作の回数が多いことから、高
齢者てんかんの半数に記憶障害が自覚されます。複雑部分発作は非けいれん性であるた
め、てんかんであることを見逃されると、認知症と誤診される可能性もあります。
関連ページ
見誤りがちなてんかん
状態が良い時と悪い時の差が大きい。
記憶がない時とある時が混在する。
意識が短時間(3~5分)とぎれることがある。
自動症(体をゆする、ボタンをいじる、など)がみられる。
睡眠中にけいれんがある。
てんかん発作「脳を冷やせば抑えられる」 群馬大研究G