物流業界、飛躍的改革も…?

   ご機嫌いかがでしょうか

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 昨年の今日は、西日本豪雨で282名の方々が、関連死を含め

多くの犠牲者を出した悪夢のような災害に見舞われ

多くの方々の猛暑の中の多くのボランティアに感謝の気持ちでいっぱいでございます。

今思い返しても涙が出ます。

 今日は曇りのスタートです。

雨漏りもなく、蒸し暑いとはいえ3度のご飯がいただけることだけで

幸せに感じております。

 鹿児島から静岡に向かっていたカツオが300メートルにわたり保冷車から次々に路

上に投げ出されたという

 びっくりしたのはドライバーとともに、路上に投げ出された

かつおくんたちではなかろうか?

 なぜ保冷車のドアが開いたのかはまだ不明。

 悪条件の中走り続ける長距離ドライバーの行き先には

何が待ち受けているかわからない波乱要因とともに

労働が要求される。

まともに終了できて当然の世界。

物流業界の給料アップと、ドライバーの確保が求められます。

トラック運転手の平均給料は、大型貨物の場合353,200円、賞与などを入れて年収に換算

すると約454万円。

普通・小型の場合は、平均給料が316,900円。年収に換算すると約415万円です。

大型トラックは10トンからです。

     運送業界の特徴は?働きやすい業界といえるか

                          ハードな労働条件を形容す

る「3K」という言葉があります。          

「きつい」「汚い」「危険」のイニシャルからできた造語ですが、かつて運送業界は3K

にあてはまる業界の代名詞でした。

業界で働くトラックドライバーは出勤スケジュールが不規則で、睡眠や入浴すら確保し

づらいといわれていたためです。

そして、コンディションが整わないまま長距離を運行し、事故の危険と戦うのも日常茶

飯事でした。

もちろん、そこまで厳しい労働条件を強いてきた会社は業界でも一部です。

それでも、納期が最優先の仕事ではあるため、悪天候や本人の健康状態に関係なくトラ

ックに乗り込まなくてはいけないときも出てきます。

よほど体力と精神力に自信がない限り、現況の運送業界は「働きやすい業界」とは言い

切れないでしょう。

運送業界が取り組むべき課題とは

3Kと呼ばれるまでに運送業界が大変な現場となった背景には、「ドライバー不足」が挙

げられます。

運動業界の労働人口は伸び悩んでおり、仕事数は増えているのにトラックドライバーの

数は横ばいをたどっているのが現況です。

つまり、ドライバー1人あたりに対する負担が大きく、残業や休日出勤に頼らなければ仕

事が成り立たない会社も少なくありません。

また、「正規雇用と非正規雇用の格差問題」についても、深刻さを増しています。

人件費削減のため、非正規雇用のドライバーを雇用する会社は珍しくありませんが、給

料に見合わない労働条件に直面し、非正規雇用者が業界に定着しない傾向が広がってい

ます。

業界が長いベテランドライバーの高齢化が起こっているのも現況の課題でしょう。

運送業の需要そのものは安定しているため、いかにドライバーを確保するかに業界全体

が頭を悩ませています。

現況を変えるための動きも起こっている

運送業界の現況を変えるため、積極的な取り組みも行われるようになりつつあります。

たとえば、「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」は大きな変革のひ

とつだといえるでしょう。

協議会には荷主や行政も名前を連ねており、トラックドライバーが賃上げなどの交渉を

行いやすい環境作りに役立っています。

また、労働人口不足の解消に向けて、全日本トラック協会では高校新卒者に対し、準中

型免許取得の支援助成金を出しました。

トラックドライバーの高齢化がこれ以上進まないよう、雇用年齢の若返りを図っていま

す。

そのほか、国土交通省の「トラガール推進プロジェクト」に基づき、女性が働きやすい

職場を用意している企業も増えました。

労働人口が伸びればハードな勤務体系も改善されていく可能性があります。

トラガールのきっかけは?トラックドライバーを志望したワケ

トラックドライバーは体力勝負?女性ドライバーの実態とは?

運送業界で働くメリットは?どんな注意点に気をつけるべきか

これからの運送業界で働くメリットとしては、ドライバーの負担軽減が挙げられます。

現況では、不当な勤務体系を強制している企業は行政処分を受ける可能性が高まったた

め、これから給料面、休日面などがますます整備されていくでしょう。

ドライバーにとって大きな手間となっていた再配達も、専用窓口を設ける会社が出てく

るなど対策が実施されてきています。

一方、体力面を考えれば高齢になるほど健康への影響が起こりやすいのは注意点です。

腰痛や肩こりを悪化させるリスクのほか、1人の時間が長いことでストレスもたまりやす

いといえます。

将来的には管理側に回っても対応できるよう、現役でトラックを走らせている段階から

経営や人材管理、システム面の知識を身につけておくことが大切です。

  わが心のエッセンス

激しい労働は身体に休息を与えないのみならず、心に平和をも与えない

高速道路にカツオ散乱 トラック扉開き次々落下 阪和道

http://www.asahi.com/articles/ASM743PZXM74PTIL00L.html