脱炭素に向け、わが暮らしの見直しも… …?
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
日出のオレンジの太陽がまぶしく温かさを呼び込んでいます。
放射性セシュウムは、森林深く、この地球上にとどまりつづけております!
これだけ自然災害が起きれば、どこにだって【ブラックout」は起きるのではと
止めおきたいものです。
停電も少なく快適当然かのように使い続けられているらいふらいん!
今日突然、ライフラインがとまったならどうでしょう?
昨年の西日本災害においても、ライフラインが止まり
並んでいただいた飲料水のありがたさは言葉になりませんでした。
生活が満たされると、いつの間にか日々の豊かさが「当たり前」となっています。
我が国のエネルギー源は他国に依存しないと供給不可能です。
エネルギー源の自立への道は皆無です。
脱炭素に向け、不確実性は危機として進んでいないのが現実です。
②エネルギー技術間の競争が生む「不透明さ」
近年、技術革新によって、再生可能エネルギー(再エネ)やシェールガスの価格は下落
しています。これらの新しいエネルギーに転換すれば、経済成長をはかりつつ脱炭素化
が実現できるのではないかと期待されています。しかし、現在の太陽光や風力発電は火
力発電による補完が必要で、それ単体では脱炭素化を実現できません。一方、新エネル
ギーに対抗する形で、化石燃料や原子力などの従来エネルギーについても、水素化や小
型化などの技術革新が生じています。
脱炭素化が可能で、経済的で、そのエネルギー需要を単体で満たすことができる“完璧
なエネルギー技術”は実現しておらず、将来的に実現するかどうかも不確実です。また
、2050年に向けては、さまざまなエネルギー技術の間で技術競争が本格化することが予
想され、その情勢がどのように変化するのか、どのような国や企業が主導権を握るのか
、いまだ不透明です。
③技術の変化が地政学的リスクを増やす
こうした技術の変化は、地政学的なパワーバランスにも影響をもたらします。国際エネ
ルギー機関(IEA)によれば、エネルギー情勢が石油による地政学的リスクに左右される
構造は続くと見られています。一方、新興のエネルギー大国が経済的パワーを通じても
たらす地政学的リスクも起こりえます。特に、再エネや原子力などエネルギーの脱炭素
化をになう分野について、エネルギーに関するコア技術を自国で握り革新をリードする
という、「技術自給率」を重視する必要が出てくると予想されます。
再エネの主力化がもたらすエネルギー安全保障への影響
再エネが主力電源となった時どのような地政学的問題があるかをまとめた表です。
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④国家間・産業間の競争の本格化
前述したように、エネルギー転換・脱炭素化に向け、国家間の覇権争いは本格化してい
ます。主要国は野心的な戦略を掲げる一方で、その達成方法についてはコミットしてい
ません。欧米の主要エネルギー企業も、野心的ではあるものの、したたかで多様なエネ
ルギー転換・脱炭素化の戦略を掲げており、金融を巻き込んだ、産業間の競争も激しさ
を増しそうです。
こうした「可能性」と「不確実性」をはらむ情勢の変化に対して、日本も、世界のエネ
ルギー構造変革に挑戦していくことが求められます。
「可能性」はあるが「不確実性」が高い2050年に向けたシナリオ設計の考え方
複雑で予測困難な環境下での2050年シナリオは、現行の「エネルギー基本計画」で採用
したような、「2030年のエネルギーの姿」という単一ターゲットを掲げるだけでは対処
が困難です。野心的なゴールを掲げつつも、状況変化に応じてこれを設定し直す「しな
やかさ」が必要となってきます。
また、エネルギー選択は各国固有の環境を反映したものにするという点を重視する必要
があります。日本固有の特徴には、どういった点が上げられるでしょうか。
①エネルギー安全保障の厳しさ
日本は、自国の化石資源に乏しい国です。また、国際的なパイプラインや国際送電線も
ありません。さらに、中東に依存している度合いは、主要国の中で突出して高い状況で
す。
主要国と比較した日本が置かれている状況
主要国と日本で、自給率や国際送電線などについてどのような違いがあるか比較した表
です。
日本は資源に乏しく、国際的なエネルギー連携も難しい
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②「安定的で質の高い電力」に対する要求の高さ
人口減少により、長期のエネルギー需要は量的に増大し続けるとは見込まれません。一
方で、停電などが少なく安定した電力供給を長期にわたって実現しており、このような
高い品質の電力に対する要求は今後も続くと思われます。
③すでに充実したインフラ
日本経済は成熟しており、エネルギーインフラ(送電線、ガスパイプライン、ガソリン
スタンド)が、すでに全国に張り巡らされています。
④産業・技術の強さ
エネルギー多消費産業を中心にエネルギー効率はきわめて高く、高信頼のエネルギー技
術を持ちます。また、そのような技術に基づくサプライチェーンを構成しています。
こういった日本の特徴をしっかりと認識しながら、「可能性」はあるが「不確実性」が高い2
050年に向けて、しなやかなシナリオを設計していくことが大切です。
「脱炭素化」「可能性」「不確実性」がこれからのエネルギーのキーワード
これらの情勢分析や日本の立ち位置を踏まえて、情勢懇談会では提言をまとめ始めてい
ます。まとめるにあたっては、以下の3つの点が踏まえられています。
まず、福島第一原発事故をエネルギー政策の原点におくという姿勢は変わらないという
ことです。2050年のエネルギー戦略を考えるにあたっても、原子力についての検証・検
討は欠かせないものであり、事故から得られた教訓をどのように活かしていくのかを示
す必要があります。
「少しでも貢献を」震災で身にしみた大切なもの、仕事に
https://www.asahi.com/articles/ASM2D6G4VM2DUGTB00L.html
我が心のエッセンス。
目先の小さなエゴを優先するのは良くありませんが、一生を通して見た時に、自分の気
持ちを無視してきたと、後悔したくはありません。筋の通った建設的な意見なら、周り
の人にとっても利益になると考えてみましょう。