東京マラソン、天高く掲げられた拳!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 寒さの中雨に煙る東京マラソン

12倍の抽選を勝ち取った選手が、外人もマジへ、それぞれのそれぞれの思いが

この悪条件の中、多くのボランティアにも支えられ開催されました。

 難病指定のモヤモヤ病は初めて知りました。このなかに「年少児に【モヤモヤ病】を

発症し

その後遺症を抱えながら東京パラを目指し

参加した選手がおられます。

その人の夢は東京パラ林にノミネートされることです。

 東京マラソンで感動した沿道の絶え間ない励ましの大合唱を

もう一度味わえたなら都の目標に

天高く掲げられた強い意志のちからこぶ!

 きっときっと、生きてきてよかった」の人生の伴奏が

実感できた瞬間でもあったのではと思います。

1. 「もやもや病 (ウィリス動脈輪閉塞症)」とはどのような病気ですか

もやもや病は脳の血管に生じる病気です。内頚動脈という太い脳血管の終末部が細くな

り、脳の血液不足が起こりやすくなります。このため、一時的な手足の麻痺、言語障害

を起こすことがしばしば見られます。血流不足を補うために拡張した脳内の血管、“も

やもや血管”が脳底部に見られることが特徴です。

もやもや病で細くなる血管は“ウィリス動脈輪”という血管の環状交差点(ロータリー

のようなもの)をつくっています。そのためウィリス動脈輪閉塞症とも呼ばれます。一

方、脳細胞に血液を供給するため太い血管から枝分かれした細い血管が、太くなり不足

した血液を補います。しかし、本来の太さ以上に拡張して多量の血液をおくるため切れ

やすく、頭蓋内に出血を起こすこともあります。現在のところはっきりした原因は解明

されていません。

2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか

もやもや病は、人口10万人あたり6-10人程度いると考えられています。都道府県に登

録されている患者さんの人数は、平成25年度1万6086人でした。昭和57年度に

最初に599人に発行されてから32年間で徐々に増加していますが、必ずしも患者さ

んが増加しているわけではなく病気が広く認識され、診断される機会が多くなったもの

と考えられます。

3. この病気はどのような人に多いのですか

もやもや病には家族内発症するかたが10?12%程度に見られると言われています。つまり

、本人がもやもや病の場合、その親や兄弟姉妹、いとこなどにももやもや病の方がいる

可能性が一定程度(10?12%程度)ありうるということです。

4. この病気の原因はわかっているのですか

病気の原因はまだ解明されていません。もやもや病患者さんに病気の症状がおこるメカ

ニズムや、ある特定の遺伝子を持つ方に発症し易い傾向があることまでは最近の研究で

明らかにされています。

5. この病気は遺伝するのですか

現在わかっている範囲では、もやもや病の患者さんから生まれたお子さんが、必ずしも

、もやもや病を発症するとは言い切れません。兄弟がもやもや病のかたがいらっしゃる

場合に、必ずしもそのご本人がもやもや病を発症するとは言い切れません。遺伝の関わ

る疾患ではあるけれども、必ずしも親子や兄弟で伝わるとは言い切れないというのが現

在のデータが示す事実です。

家族内発症を高頻度に起こしている家系があることが知られています。一方で、家族歴

なく発症している患者さんも見られます。どの病気にも共通して言えることですが病気

の成りやすさには遺伝的素因が関わっています。この素因そのものに直接脳血管を閉塞

させる性質はなくてもある他の要因が加わると、脳の血管に異常を来すという性質のも

のなのかもしれません。

患者さんの家族の中に、比較的若くして脳卒中を患った家族がいる場合などは、家族性

発症が疑われます。従って、このような患者さんに御兄弟、姉妹がいる場合は脳の血管

MRIなどで調べるのが良いと思われます。

6. この病気ではどのような症状がおきますか

前頭葉の血流不足による症状が起きやすく、症状が一時的に起こり回復する事がしばし

ば見られます。そのため、医療機関への受診が遅れることもあるので注意が必要です。

典型的には、手足の麻痺が生じます。言葉が話せなくなったり、ろれつがまわらなくな

るといった言語障害もしばしば見られます。小児には、熱いめん類などの食べ物をたべ

るときのふーふーと冷ます動作や、フルートなどの楽器演奏や走るなど息がきれるよう

な運動が引き金となって症状がでることがしばしば見られます。脳内の二酸化炭素濃度

が低下して脳血管が収縮しさらに血流不足になることが原因です。また脳梗塞脳出血

を発症し、その際に行われた精密検査で診断されることも比較的多く見られます。

東京マラソン】「この歓声を東京パラでも」 脳性麻痺の陸上トラック選手・井草貴

文さん

https://www.sankei.com/life/news/190303/lif1903030034-n1.html

   我が心のエッセンス。

crawl if you must; just never give up.

走れるときに走れ、歩く必要があるなら歩け、這って行かなければならないなら這え、

決して諦めるな。