じわじわ押し寄せる、戦いのスイッチ!!?

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 平成最後、にほんにはせんそうもなくへいおんといえるのでしょうか?

いや平和ボケの歳月だったのかもしれません。

海洋国日本にあって、しゅうへんこくのなんとあやういことか?

それに防衛能力、いや攻撃性も踏み込む姿勢もいるのであろうか

NOと言えない同盟国のはかなさのじかくももとめられているのだろうか?

 日本は唯一被爆国です。

被爆国としてのあるべき姿勢までも譲歩ほしなければならないのだろうか

ならば、瑞穂の国を背景にうちじにしたいものだ!!

争いだけは無益でしかない。

攻撃あれば攻撃を

これは平和理念をとおざけるだけのこと!

 憲法9条改憲案がすべての日本人のいのちがくつがえされるようだ!

 東京新聞の今日の社説は同感します。。

     中日よりの引用です。じわじわじわじわ 年の終わりに考える(12月31日)

 「今年の漢字」は「災」でした。自然災害に、トランプ台風まで含めれば、 世界も納

得の一字かも。でも、ここでは「漸」を挙げてみたいのです。

 クリスマスまで一週間、ジングルベルに街が浮足立ったころでした。新たな防衛力整

備の指針、いわゆる「防衛大綱」が閣議決定されたのは。いろいろ重いニュースも多か

った一年も最終盤になって、またまた嘆息を禁じ得なかったのは、その中身です。

 ヘリ搭載型護衛艦の事実上の空母化、敵基地攻撃能力とみなされかねない長距離巡航

ミサイルの配備などが盛り込まれました。改修した護衛艦には最新鋭ステルス機の搭載

が想定されています。

戦争に近づく

 政府は、艦船には「戦闘機は常時搭載しない」から空母ではないといい、長距離巡航

ミサイルもあくまで防衛のためだといいます。しかし、いずれも使い方によっては簡単

に「攻撃型」に転じ得る。長く守ってきたわが国の原則、「専守防衛」が骨抜きにされ

ていく印象が否めません。

 安倍政権は「専守防衛は逸脱しない。心配ない」と言いつつ、この国をまた少し、じ

わっと戦争に近づけたのではないか、と感じました。そして、思い起こせば、第二次安

倍政権になってから、この「じわっ」が続いています。

 きなくさい情報が隠されてしまう面がある特定秘密保護法で、じわっ。過去の政権が

「保持しているが行使できない」としてきた「集団的自衛権」を、閣議決定で「行使容

認」し、じわっ。同盟国の戦争に加われるようにした安保関連法で、じわっ。反戦運動

など市民の自由な行動を縛りかねない「共謀罪」法で、じわっ。そして、空母化や長距

巡航ミサイルで、また…。

 そのつど、「平和主義は堅持する。心配ない」と政権は言いながら、その実、原則を

次々に変質させ、日本はじわじわじわじわと戦争へ近づいている-。そんな気がしてな

りません。だから、「漸」の字が思い浮かんだのです。

 安倍晋三首相が念願とする九条に自衛隊を明記する改憲は、そのとりあえずの仕上げ

でしょうか。

 もし、政権が「平和主義も専守防衛の看板も下ろし、憲法九条を変え、戦争用の法整

備もし、敵基地攻撃可能な軍備を強化して、いつでも戦争をできる国にします」と言っ

たら、どうでしょう。個々のことは「政権が『心配ない』と言うのだから」と許容した

人も、考えを変えるかもしれません。

 いっぺんに大胆にことを進めるのではなく、漸進。まるで、歩哨の目を恐れる兵士の

匍匐(ほふく)前進みたいに、じわじわ少しずつ…。

温暖化も人口減も

 この「じわじわ」というのは、本当に曲者(くせもの)です。

 話が桂馬筋に進むようですが、例えば地球温暖化。今月、温暖化防止の国際ルール・

パリ協定の締約国会議で協定実施の指針が決まりましたが、世界が一枚岩で切迫感をも

ってこの問題に取り組む体制になったとは、言い難い。

 もし、いっぺんに五度も十度も平均気温が上がれば、さすがに「温暖化はでっち上げ

」などという妄言も消えうせましょう。しかし、温暖化もじわじわ少しずつ進む。無論

、まだそれで助かっているわけですが、ゆえに、真の脅威と実感しにくい面があるのは

確かでしょう。

 わが国の人口減にも同じことが言える気がします。今から五十年足らず後、二〇六五

年には現在より四千万人も減って八千万人台になると、ほかならぬ国が推計しているの

に、まだ、政治は成長主義一辺倒。成長の限界の先、今より小ぶりな国として、それで

も堂々、豊かに生き抜いていける道を模索する気概をほとんど感じません。人口も漸減

、一挙にではなく、じわじわ少しずつ減っていくからでしょう。

 そういえば、私たちには、最悪のことはわが身には起こらないと考え、好ましくない

兆候を過小評価する心の傾き、いわゆる「正常性バイアス」があるそうです。また、問

題の当事者が多いほど、自分でなくても誰かがやるだろうと高をくくって行動しない、

いわゆる「傍観者効果」も働くと、心理学は言います。

 どちらも「じわじわ」の眩惑(げんわく)力を助長しかねず、心しておきたいところ

です。

ゆで上げられないよう

 よく言われるたとえで恐縮ですが、カエルの話を思い出します。

 熱い湯にカエルを入れたら、すぐに飛び出すが、水に入れてじわじわ温度を上げてい

くと、そのままゆで上がってしまう-。

 来る年には、うれしい出来事も多く待っておりましょう。ただ、よくない方にじわじ

わ進むこともあるはず。“温度変化”に敏感でいたいものです。

?