座間連続殺害事件!
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
台風21号の被害も甚大であった。
本日は、観測以来の北海道地震に言葉を失います。
関係者の皆様にはお見舞い申し上げます。
ざま殺害事件の異常さは記憶にあるところです。
白石容疑者の鑑定留置がこの度終え結果
刑事事件に対応できるとの診断が下りた。
埼玉のざまにおける9人バラバラ事件は
ネット上の自殺願望者を誘い殺害したというものです。
しかも9人もの大量殺害に至った原因はどうであったのだろうか。
正常な心理状況であったならとてもできそうもない事件です。
殺すことが目的であったかのような心理環境はどうであったのだろうか
?
その母親と京大は父親とは10年ほどから別居状態であったという。
犯人と父親との交流は事件の直前まであったといわれています。
この報道に当たり、被害者全員の顔写真が載ったことはネット上でも反対意見が随分
寄せられマスメディアに問題提起した課題ともなりました。
犯人、宮崎勉のお父さんも自殺されてもいます。
報道合戦に走るあまり人としてのモラルの在り方にも一考察欲しいものです。
犯罪者、被害者ともにこれからの家族の暮らしに
配慮もあってしかるべきかと思います。27歳の男が逮捕されました。
今回は、犯人の男の背景を探っていきたいと思います。
◆実家・座間で過ごした中学、高校時代
犯人の男は、事件の現場となったアパートから2、3キロほど離れた座間市内の一戸建
て住宅で幼少期を過ごしました。
中学校は座間市立東中学校で、陸上部に所属していたと言われています。
当時はおとなしい性格で、目立たない存在だったということです。
高校は横浜市にある神奈川県立商工高校に進学。
高校では部活をせず、2008年1月下旬から約1年2か月間、スーパーの総菜コーナ
ーで週に2回、アルバイトをしていました。
高校の同級生の女性によると、犯人の男は当時、周囲に
“自殺するために睡眠薬を大量に飲んだ”
と話していました。
しかしこの女性は
“少し変わっていたが、どちらかというと優しい印象だった”
と振り返っています。
高校卒業後、犯人の男は、東京・歌舞伎町の職業紹介会社に勤務し、風俗店などに女性
を派遣する業務を担当していました。
2017年2月には職業安定法違反の疑いで茨城県警に逮捕され、懲役1年2月、執行
猶予3年の判決を受けています。
実家の近所に住む30代の男性は、犯人の男が実家を出た後も、深夜に実家の玄関前に
座り込む男の姿を何度か見かけています。
“携帯電話をいじっていて、あやしい感じがした”
と、当時の様子を振り返っています。
◆父親の職業は?
現在、座間の実家には、犯人の父親が1人で生活していました。
父親の職業は自動車関連の自営業。
事件発覚から半年ほど前、実家の近所に住む50代の男性は、犯人の男と父親が一緒に
いる時にあいさつしています。
“父親から『息子です』と紹介され、本人も会釈してくれて感じが良かった。設計をし
ている父親の仕事を手伝いに来ていたようだ”
と、当時の様子を振り返っています。
父親の行動で解せないのは、犯人の男がアパートを契約した時の事。
2017年8月ごろ、不動産会社に父親から
“すぐに入居したい”
という電話がありました。
このアパートには、契約した月の家賃が無料になる「フリーレント」というサービスが
あったため、不動産会社が
“月が変わってから契約した方が得ですよ”
と説明しましたが、
“割引を受けられなくてもいいから早く入居したい”
と、急いだ様子だったということです。
座間市の実家が無くなるわけでもないのに、何をそんなに急いでいたのでしょうか?
◆母親と妹
犯人の男は、もともと両親と妹の4人家族でした。
実家に父親が1人で暮らしていた理由は、10年ほど前に母親と妹が家を出て、別居し
ていたためです。
近所の人が、
“離婚したの?”
と父親に尋ねたところ、
“違いますよ、娘(犯人の妹)が遠くの学校に通うようになりましてね。心配なので、
母親も付いていくことになりました”
と説明したそうです。
しかし、妹が大人になっても、母親は帰ってきていません。
◆まとめ
事件発覚後、被害の実態や犯行の動機など、事件の全貌が明らかになってきました。
それと同時に明らかになってきたのは、犯人の男の異常性です。
その原因が、人格を形成する幼少期にあったとするならば、家族、特に父親の不審な点
が関係しているのかもしれません。
自殺サイトをめぐる殺人事件といえば、10年ほど前に大阪で起きた事件を思い出され
た方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大阪の犯人は、異常な性癖が高じて犯行に及んでいましたが、心中すると見せかけて殺
人を繰り返す異常さは、今回の事件と共通しています。
ちなみに大阪の犯人は、逮捕から4年後に死刑執行されています。
この事件において、犠牲者の顔写真とか
犠牲者のお宅に訪問するなどの行為は
家族の心中を 思うとき報道者としてのモラルも強く
求められるところです。