被災地農家の豪雨の爪痕は、あまりにも深すぎる。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

西日本豪雨から3週間以上となります。

その爪痕の深さには胸が痛みます。

 農家の毎日は自然の恵みと過酷な労働の中

手塩にかけた果物の生産の喜びは

汗と涙と、喜びが胸いっぱいにあふれるものがあります。

その評価は、消費者のお顔を想像しながら自信作に

常に挑戦する日々でもあります。

 そんなピオーネであったり桃が瞬時に土砂に飲まれ

あるべきであった畑地まで無残な姿で

被災者をどん底にまでおとしめた豪雨。

 また尾道農家ではレモンの場所に行こうにも道が寸断され

レモンの手入れもできない状態です。 

 家族となるべく

一緒で在りたいと脱サラし桃農家の研修を受けながら一年の若者夫婦の元にも

土砂は容赦なく襲い掛かった。

せいさんのよろこびをたのしみにされていたごふうふ

どうかどうか皆様に支えられながら仲間の力を信じて

 これからは無に等しいご苦労の積み重ねも在ろうかと思われます。

どうか仲間たちの人の力を信じて

このくなんざかのりきってくださいませ!

 気が付けば35度越えの予報にも

体が反応しなくなっていることに気づかされます。

被災地に新しい教科書も届けられました。

 手弁当でお願いするボランティアの方々のためにも

近隣で宿泊もできるシステムの開拓もぜひ考慮願いたいものです。

 みこちゃんは間一髪で被災者にならずには住みましたが

長雨が続いていたなら被害者でもありました。

ご近所も畳を干したり、家財道具の手入れやらが目前の風景でもあるのです。 皆様の

お気持ちが被災地にどんどん届けられています。

ですが物流道路の寸断で現地は困難を極めております。

jrの輸送を利用することで乗り切ってもいるようです。

政府が災害の初動体制の在り方についての

検証チームを立ち上げた。

これから起きるであろう初動体制の在り方についての

地方自治体を巻き込んで

よリスムースに適応できるマにあるを作成して欲しいものです。

災害は初動体制が一番を肝に銘じていただきたいものです。

駅にトラックのぎょうれつもあるとか?

   どうかお人の力を心の糧に来る明日を信じたいものです。

     アサヒコムより。

「一番の出来」ピオーネが泥水に 豪雨被害に農家苦悩

 今が旬のブドウとモモで全国有数の生産量を誇る「果物王国」岡山県は、西日本豪雨

で大きな被害を受けた。収穫も復旧のめども立たない畑もあり、農家は苦悩を深めてい

る。

被災地のために今できること…西日本豪雨支援通信

西日本豪雨、列島各地の被害状況は

収穫間際の6千房が全滅

 県内の昨年の収穫量が約1万6700トンと全国3位のブドウ。倉敷市真備(まび)

町にある武本哲雄さん(68)の畑では、収穫間際のピオーネ約6千房が全滅した。

 畑の様子は7月8日早朝、避難所で広げた新聞の写真で知った。近くの建物の屋根だ

けが見え、ブドウ畑のハウスは泥水の下。「こりゃあもうだめじゃな」。悔しくて夜は

寝付けなかった。

 手塩にかけたピオーネがどう評価されるのか気になり、6月、別の農家が早めに出荷

したピオーネを追って東京へ。百貨店や高級青果店に並ぶのを確かめ、「俺のもここに

」と胸が高鳴った。「房型も粒の大きさも、色も味も、今までで一番の出来じゃった。

こうなったから余計にそう思うのかも知れんが……」

 水が引いた後、妻の百合子さん(60)とハウスへ。すえたにおいが鼻を突いた。水

分を吸った実がはじけ、房にかぶせていた白い袋は赤く染まっていた。「お金も手間も

かけて、ここまできたのに」。百合子さんは泣いた。

 木を死なせるわけにいかない。泥を取り除き、根が呼吸できるようにした。3日かけ

てすべての房を切り落とし、木の泥を洗った。

 「来年は木が弱って収穫量は減ると思う」と武本さん。「今できることをやるしかな

い。木にも頑張ってもらわないかんね」

モモ畑、跡形なく…天仰ぐ

 豪雨は、初の収穫を心待ちにしていた新規就農者の希望もくじいた。

 総社市宿の山すそに広がるモモ園。土砂にのまれた木々の中に、宮口直也さん(27

)が育てる40本の木もあった。

 7月7日午前5時、電話が鳴った。「圃場(ほじょう)がすごい崩れとるよ」。出荷

組合の仲間からだった。駆けつけると、折れた木や岩が転がり、畑は跡形もなかった。

「ここまでなるんか」。雨の中、天を仰いだ。

 兵庫県豊岡市出身で、大学卒業後、東京の食品メーカーに就職。「家族との時間を増

やしたい」と一昨年冬、妻の祖母が住む総社市に移住した。農業の経験はなかったが、

モモ農家をしながら子育てをする若者がいると知り、宮口さんも昨年1月、先輩農家の

もとで国の補助を得て研修を受け始めた。来年5月の独立に向け、管理する畑に昨年は

40本、今年は30本、清水白桃(しみずはくとう)など8種類を植えた。来年は約5

千個の実をつける。そう夢見ていた。

 モモの県内の昨年の収穫量は6940トンで全国6位。出荷組合として、豪雨被害の

視察に訪れた斎藤健農林水産相に支援を求めたが、まだ回答はない。宮口さんは「山

の土砂崩れ対策をしてもらわないと、また崩れるかもしれない。いつ畑に戻せるのか」

と嘆いた。(佐藤栞)