広島ブランドかき壊滅状態。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 今回の西日本豪雨は農林業を還付なきまでになぎ倒した。

 広島かきのブランド生産の多くを担っていた

呉市もかきが土砂で押しつぶされている。

またピオーネの収穫をわずかとした農家にも打撃となってしまった。

農家は言う。

「もう笑うしかなかった」と

そしてさっそく、来年のためにと、生産まじかであったピオーネを枝から取り去

作業にこの酷暑の中余念がない。

これをどう表現出来るのであろうか?

いろいろなご苦労がこのたくましさまで

つちかわれたにちがいない!

東北の方々のあの凛とした強さも風説からくる人間力に違いない。

生産地の産物を購入し美味しく

食べさせていただくだけのことしかできないみこちゃん♪

     アサヒコムより。

「ひどすぎる…」 ブランドのカキ、土砂に埋まる (7/24)

 西日本を襲った豪雨で、広島県特産のカキの養殖施設が被災した。生産量が全国1位

呉市では、ブランド品種の稚貝をつるすカキ棚が濁流にのまれ、土砂に埋まった。カ

キの育成で最も大切な時期のため、漁師たちは頭を抱える。

 呉市を流れる黒瀬川の河口。豪雨から約1週間がたっても、海岸につづく干潟には、

土砂が1メートル近くもかぶさっていた。

 「この仕事を始めて35年になるが、これはちょっと、ひどすぎる」。川沿いの阿賀

(あが)地区で、カキ養殖を営む北川哲也さん(49)は嘆いた。無数に並ぶカキ棚に

は、流木が乗り上げ、草木が絡みついていた。

 カキ棚は干潟に組み立てられ、カキの稚貝(種(たね))を付着させたホタテの貝殻

をつるす。干満差で空気にさらされる厳しい環境で、稚貝は生きる力を鍛える。本来な

ら稚貝は1年を経て沖合のカキ筏(いかだ)につるされ、1年半から2年半の年月をか

けて身を太らせていく。

 今回の豪雨で被災したカキ棚の貝殻には、広島県が開発したブランド品種「かき小町

」の稚貝が付着していた。北川さんは3月末から6月までに貝殻2万2千枚、約160

万円分を買い付けた。その半数ほどが死に絶えた。

 呉市農林水産課は「一帯で20軒くらいの漁師や業者が損害を受けたのではないか」

とみる。呉市でカキ養殖を手がけるのは60軒ほど。3分の1が被災した計算だ。まだ

被害の規模や金額は把握しきれていないが、担当者は「カキ棚だけで半分がやられ、泥

をかぶって窒息した稚貝もあるようだ」と話す。

 農林水産省の漁業・養殖業生産統計(2016年)によると、広島県のカキ生産量(

殻付き)は10万2453トンで全国1位。このうち呉市は2万2966トンと県内ト

ップだ。都道府県別の生産量2位は宮城県で2万1417トン。次いで岡山県が1万3

746トン。それぞれ呉市に及ばない。

 いま、北川さんらカキ漁師は連日のように沖へ出ている。広島県江田島市周辺で始ま

ったマガキの種付けのためだ。夏の盛りに広島湾を漂う稚貝を、筏から下ろした貝殻に

付着させる作業。人工的に種を付着させる「かき小町」と違って、自然任せの種付けだ

 ただ、種付け後の貝殻をつるすカキ棚の多くが流失した上、干潟には土砂が積もった

まま。「採れたはええが、どこにつるせばいいものか」。北川さんは頭を悩ませる。(

佐々木康之