嘘には更なるうそがいる??

                   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 国会がまともに機能していると思える人は

はたしてなんにんおられるだろうか・・・?

 法律は国民が望みもしないところで

次々と法律化されて行っています。

経済の成長なくして国民の幸せはないと言って

企業には多くのプール余力が在りながら、

税金控除が続いています。

大手企業からの税金はきちんとし払うべきです。

真の政治家たちはどこにいるのであろうか・・・?

国家収入の伸びは確かにあります。

でもそれを超える借金であれば、どうなるのだろうか?

 議員の大幅削減と、企業から得られる収入減を増やすことに着手していただきたいも

のです。

   これも嘘 あれも嘘、嘘一つに多くのウソが必要となるばかりにすぎません。こ

のままの国家であれば、福祉削減がじり貧となることだけはたしか!

法律を作る側には、法律破りの ぬkノウハウの専門家もいようと言うもの!

     中日新聞より。

嘘とへつらう者たちよ 週のはじめに考える(7月1日)

 「バレている嘘(うそ)をぬけぬけと-」「国家の破滅に近づいている」。二人の元

首相の嘆き節です。嘘とへつらいに満ちた権力周辺にはうんざりです。

 NHKの大河ドラマ「西郷どん」はまだ幕末です。西郷隆盛明治維新の後、一八七

七(明治十)年に西南戦争を起こし、鹿児島で自刃しました。その頃「西郷星が見える

」という評判が起こります。赤い火星のことでした。

 望遠鏡でのぞくと、西郷が陸軍大将の姿で見えると新聞で報じられたりしました。今

風に言えば、罪のないフェイク(嘘)・ニュースでしょう。もう一つのフェイク・ニュ

ースがありました。

西郷隆盛は生きている

 「西郷隆盛は死んでおらず、シベリアに渡って、ロシア兵の訓練をしている」という

流言です。九一年にはロシア皇太子・ニコライが来日予定で、西郷が一緒に帰国すると

も。虚か実か、不明なまま各地に伝わりました。

 さて、今の日本でも虚か実かの問題が覆っています。いや嘘がまかり通っています。

森友学園加計学園の問題です。あえて疑惑と書きます。政府側が嘘をつき、国会や国

民を欺いたからです。

 森友学園では国有地の取得で約八億円もの値引きがされました。国会でさんざん追及

されました。そのたびに当時の理財局長が「森友学園との交渉記録はない」「総理夫人

の話はなかった」などと答弁をしました。真っ赤な嘘でした。

 決裁文書が何と約三百カ所も改ざんされていました。交渉記録などもありました。そ

の結果、二十人の職員が処分されました。

 嘘はもっと深い所にあるかもしれません。例えば財務省記録の中に二〇一五年十一月

に首相夫人の安倍昭恵氏付きの公務員が、財務省側と電話した記録です。

「首相も議員も辞める」

 昭恵氏は子どもが教育勅語を暗唱していることに「感動した」とありました。名誉校

長にも就きました。土地の値引きに、どんな力学が働いたのか。安倍晋三首相は「私や

妻は土地の払い下げに関与していない」と言います。

 なら、なぜ財務省文書は改ざんされたのでしょう。「わからない」。これが麻生太郎

財務相の答えです。嘘でしょう? 安倍首相は「私や妻が関係していたなら首相も国会

議員も辞める」と述べています。これが契機かと問えば、麻生氏は否定します。本当で

すか? 嘘ではないの?

 加計学園の疑惑では、愛媛県から決定的な資料が出ました。一五年四月に首相官邸

当時の首相秘書官と愛媛県などの担当者が面会した際の備忘録です。「本件は首相案件

となっており」と明記された文書です。中身は一口で言えば、加計学園へのサポートで

す。実際にその通りに国家戦略特区での獣医学部開設が実現しました。

 愛媛文書は安倍首相と加計学園理事長との会食で獣医学部の新設が話題になったと記

しています。首相が「いいね」と語ったとも。

 でも、安倍首相が学部開設を知ったのは「一七年一月二十日」と国会答弁しています

。どちらかが嘘をついている-。そんな状況の中、加計学園幹部が「県への説明は嘘だ

った」と謝罪しました。そして、加計孝太郎理事長も突然、記者会見をして追認しまし

た。それにしても県に対し嘘とは。

 虚偽で自分の名前を使われ、安倍首相は怒りを感じないのでしょうか。しかも嘘によ

って税金を獲得したとも言えるのです。でも、六月二十七日の党首討論で首相はそれを

聞かれて「あずかり知らない」と答えるのみでした。税の行方なのに。

 さて、西郷隆盛の話に戻ります。ロシア皇太子の来日の際、滋賀県大津事件が起き

ました。巡査の津田三蔵がニコライをサーベルで切り付けたのです。動機は何か。ロシ

アの強硬姿勢への不満とされますが、異説もあります。作家吉村昭の「ニコライ遭難」

にこう記述されています。

 「西郷モ共ニ帰ル由。西郷ガ帰レバ、我々ガ貰(もら)ツタル勲等モ嘘奪(はくだつ

)サルベシ。困ツタコトダ(調書)」

明治の国難は嘘から

 ニコライ来日前に親類宅で語った言葉です。津田は西南戦争で戦い勲章を受けました

。西郷生存説という嘘を信じ、勲章の嘘奪を恐れたのでしょうか。

 強国ロシアの報復が予想されました。嘘が明治の国難を生んだのです。現在の二つの

疑惑でも、嘘は必ず民心を腐らせ国難となるはずです。冒頭の「バレている嘘をぬけぬ

けと」は小泉純一郎元首相が週刊朝日に、「国家の破滅に近づいている」は福田康夫

首相が共同通信に語った言葉です。

 権力にへつらう者たちが見ざる・聞かざる・言わざるでいる限り、国は滅びの道です

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