政界徒然草。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 財源の黒字化計画は、5年も先送りとなり

このしわ寄せとして、国保額、介護保険料、はたまた

年金制度の変更と、社会保障費はじわじわとネックとなり

小学給与では、値上がりの実感が味わえないのも現状です。

 国内消費を促そうとしても、社会福祉の担保保証が

不安材料ともなり、少しでも将来を 案じることは

しぜんの姿でもあろう!

 わが姪は、双子と娘の五人家族です。

今は高校生二人、大学生一人の五人暮らしです。

 じいちゃんばあちゃんはもちろんのこと、おばちゃんに至るまで

子育てと言えば全員参加型の協力体制でもありました。

 このようにバックアップできる環境はすごく恵まれてもいるのだろうと思います。

いや、甘えすぎ加茂・・・?

  姪の結婚以前と言えば、お金は無計画、節約志向は

限りなくゼロに近く

相手に自分を合わせるなんて「もってのほか

こんな子が結婚しても、すぐに離婚も視野にあったくらいです。

 それなのにそれなのになんでございます。

 新婚生活は世紀に勤めながらの妊娠,

それで急遽、旦那様のお母さんと,結婚前のお兄さんと同居することになり

妊娠5か月の時引越しし

妊娠7か月過ぎに早産としての第一子の誕生は

未熟児としての誕生であったために

やむなく職場を退職し母乳を病院に運んでいました。

その後も未熟児としての弊害もあり

病院通いの2年ほどを過ごしました。

 姪を成長させてもらえたのは結婚から

出産とまるで飛躍的とも思えるほどの

成長に感謝したいくらいです。

 あの我儘の浪費家タイプの彼女が

服と言えば1980円!

 食料品まで節約志向です。

 そしてアルバイトの職場には自動車であれば

燃費がかかるからと言ってバイク通勤を

旦那様に進められ寒風の中でも原器に通わせてもらっています。

人間力だけはたくましく感じるほどに

身につけられたことだけは確かです。

 家族はいろんな我慢もありますが

堪えて得るだけのものはあろうかとも思っているところです。

ケシェラセラ 泣いて笑える 家族です

 阿部総理の借金だらけのばらまき予算の破綻と

若者の将来不安の付けがじわじわと効いてきている今の社会現象でもあります。

 議員の毎月給与額は120まんとか?

これにまだ議員を増やそうとしている総理の心境は

一般家計に負担ばかりが増幅してもいます。

議員のお一人お一人の仕事に対する気概のようなものが

感じられないだけに議員の定数削減もあってよいのではと強く思っています。

     産経より。

【政界徒然草】3人の子持ち記者が議員の「3人以上産んで」発言を考えた (2018年6月

8日 01:00)

 「3人以上の子供を産み育てていただきたい」などと発言した自民党加藤寛治衆院

議員(72)=長崎2区、当選3回=に批判が集中し、発言の撤回に追い込まれた。実

際に3人の子供を育てている筆者は、発言自体と世論のさまざまな批判に対し、何とも

もの悲しい気持ちになった。非常にデリケートな問題だが、ここには少子高齢化時代を

どう乗り越えるか、奥深いテーマがいくつも潜んでいる。

 発言を聞いた最初の感想は「だったら子供を育てやすい環境を作ってよ」というやる

せなさだった。

 筆者は現在44歳。妻は42歳で小学6年生と3年生、幼稚園年長の子供3人を抱え

ている。3人目が生まれたとき、同僚から「うちの給料で3人も子供を作って育てられ

るの?」と冗談めかして言われ、笑顔を返せなかったことを覚えている。

 子供1人あたり、実際いくら費用がかかるのか。

 文部科学省の平成28年度調査によると、保護者が子供の学校教育や課外活動(塾や

習い事を含む)に支払った「学習費総額」は、幼稚園の3歳から高校3年生までの15

年間、すべて公立に通った場合、高校授業料の無償化措置などを勘案しても1人あたり

約540万円。すべて私立の場合は約1770万円だ。さらに大学の入学費と4年間の

学費は、国公立大で約242万円。私立理系では約530万円かかっている。

 3歳から大学卒業まですべて国公立で通しても「学習費」は1人あたり約782万円

。日頃の食費や衣服代なども加味すると、3人育てるには、どんなに少なく見積もって

も3千万円以上は必要となる計算だ。

 これを支払う親の懐はどうか。今の子育て世代はバブル崩壊リーマン・ショック

ど、日本経済の低迷期を長らく経験しただけに、72歳の加藤氏が子供を育てた時代と

比べれば、正社員になれたとしても給与の伸びは鈍い。

 給与明細をみると、天引きされる社会保険料が年々増えることにも気付かされる。高

齢化に伴う社会保障費の増加分のツケが現役世代に回っているからだ。

 厚生年金の保険料率は、16年10月の13・93%から昨年9月の18・3%へと

13年間も段階的に増えた。健康保険料は複数のパターンがあるが、多くの企業が加入

する健康保険組合の被保険者1人あたりの平均年間負担額は27年度が48万4342

円で、8年前と比べ10万730円も増えた。大学時代の同級生は「毎年、基本給が増

えても社会保険料の負担増分が相殺し、手取りが増える感じがしない」と嘆く。

 加藤氏は6人の子供を育てたそうだが、私のような40代から加藤氏のような70代

をみると「6人も育てられる環境があっていいね」と思ってしまう。今の現役世代は、

昔より金銭的に苦しみながら子供を育てているのだ。同世代の“パパ友”と飲むときは

「おやじ世代と同じだけの貯金はできない」などと世代間の不公平感も話題に上る。

 かつて厚生労働省を担当していたとき、人口動態統計の専門家から「景気が好転し、

現役世代の手取りが増えると出生率が上がる傾向がある」と聞いた。出生率が改善しな

い最大の原因は経済的な理由だ。

 日本の人口は2100年に6千万人まで落ち込む予測もあり、人口減少問題は国家的

な危機ともいわれる。加藤氏は全世代の有権者を代表する国会議員なのだから、「3人

以上-」と述べる前に、安心して子供を育てられる環境を整備することが重要な仕事で

はないだろうか。

 もちろん、結婚したり、子供を産む・産まないは等しく個人の自由であり、子供が欲

しくてもさまざまな事情で授かることのできない方もいる。筆者も結婚後5年近く子供

を授かることができず、一時はあきらめかけた。

 加藤氏は「3人以上-」と同時に、次のような発言もした。

 「結婚しなければ、人さまの子供の税金で老人ホームに行くことになる」

 この発言について、インターネット上では「独身でも高い保険料や税金を納めている

。福祉サービスを受けるのは当たり前」との批判が目立った。

 介護保険の自己負担額は1~2割だが、残り5割は税金が投入され、あとは40歳以

上が収める保険料収入が賄う。75歳以上の後期高齢者の医療費の患者負担は1割だが

、残り5割は税金、4割は若年者の保険料(後期高齢者支援金)が支えている。

 子供を持たない今の現役世代が後期高齢者になったときにどうなるか。現行制度にあ

てはめれば、福祉サービスの必要経費のうち、8~9割を税金と現役世代の保険料で支

えることになる。少子化が進展し、高齢者1人あたりの支え手が急減する以上、税金も

保険料も、今の子供世代の負担が増すのは間違いない。

 加藤氏の発言にデリカシーはないが、日本の社会保障の構造は「自己完結」では済ま

されない。好むと好まざるに関わらず、少子化は決して人ごとではない。

 子育ては大変だが、毎日が新鮮な驚きと発見の連続で、こんなに人生を豊かにするも

のだとは思わなかった。ただ、図らずも世代間や子供を持つ世帯と持たない世帯との溝

が深くなっているとも痛感する。これを解消することこそが政治の役割だ。 (政治部

 水内茂幸)

 「子供3人産んで」発言 自民党加藤寛治衆院議員は5月10日、所属する細田

の会合で、結婚披露宴などの席で「新郎新婦は必ず3人以上の子供を産んでほしい」と

呼びかけていると述べた。女性議員らから「これこそセクハラだ」と不快感を示す声が

続出し、細田派幹部の注意を受けて加藤氏は発言を撤回した。

 加藤氏は会合で「いくら努力しても子供に恵まれない方がおり、無理を言うのは酷だ

」とも指摘。若い女性には「あなたが結婚しなければ子供が生まれないわけですから、

人さまの子供の税金で老人ホームに行くことになります」などと話していると説明した

野田聖子女性活躍担当相は「大変な失言だ」と批判した。

 加藤氏は5月27日の党長崎県連大会で、自身の発言に関し「批判もあったが、全国

から賛同、激励が多数寄せられた。貴重な意見を真摯に受け止めて国政に生かしたい」

などと述べた。全国から「健康で産める方にお願いするのが何が悪いのか」などとする

意見が届いたと紹介。高校生になる孫の友人も発言に賛同したエピソードを挙げ「日本

の将来もまだまだ明るい」と語った。