幼児教育無償化からのスタートに課題山積!!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

昨年、総理は突発的に「国難」と称し教育の無償化を掲げ

衆議院の解散選挙を総理の専権事項として実施した。

 これは保育問題の基本的受け皿まで整う前の段階として

急遽出された問題で現場の待機問題すら解決なく見切り発車としか言えない。

突発的な落下傘公約に

戸惑う専門家も多かったはずである!

幼児教育論をどれだけぎろんされたのであろうか?

 

 また現場で起きている自己の対策、幼児教育の資質の問題など

積み残しの課題が山積していることも忘れてはならない。

 また幼児の育休を目的とした雇用保険制度の申し込みを理由に

入所不採用に群がる保護者まで出る始末。

国税がこのようにすべての分野で群がる体質こそ

いましめられなければならない?

 このような事態を招かないためにも、無償化問題は専門家の

違憲を踏襲しながら形作られるのが

国家予算のみちすじといえるのではないのか?

部総理の構想は、あまりにも独創的で

ばーたり的としてしか言わざるを得ない。

これはまるでおぼっちゃま予算そのもの!!

 幼児教育無償化にするのであれば

児童手当は廃棄にしなければ無償化の温床でしかなくなる。

 幼児教育を家庭で担うものまでにも一人37500円の負担金が支給されたならば

それを家庭費に使われる逃げ道まで用意されることになる。

おやはみるものではなくたかるもの!

高齢者予算はますます削られ、痛くても医者通いもできなくなる時代はそこまで来てい

ます。

でも医療の3割負担もあえて仕方ないとも思っています。

これも、骨太政策なのですから・・・?

このように歪みまくった政策が寝好き、働かない若者を

多く輩出する社会の汚点になることも

政策の片隅においてほしいものです。

看板は言葉の羅列を整えたに過ぎない中身の薄い無償かであることを

憂いてもいますみこばあちゃんです。

    毎日新聞より。

 教育無償化のスローガンは[社会層活躍時代

 幼児教育の基本は家庭にもあることも検証されたい。

貧しさから食べられない子供が浮き彫りされているかのように過熱化

されているが、母親の務めとしての家庭問題も

クローズアップされるべきである。

自我の芽生えは家庭に求められる内容も多くあることも置き去りにっているのではない

 ばらまき予算が本当に果実につながるのか

深い議論からのスタートであってほしいものです。

のか?

社説 幼児教育・保育の無償化 質量とも受け皿の拡充を (2018/05/31)

 幼児教育・保育の無償化について、厚生労働省の検討会が認可外の保育施設へも補助

の対象を広げる案を固めた。幼い子どものいる家庭には朗報だが、課題も多い。

 無償化は、昨年の総選挙で安倍晋三首相が唐突に公約に掲げ、消費税増税時に借金の

穴埋めに充てるはずの財源を回すことにしたものだ。

 当初は認可保育所や幼稚園、認定こども園だけ無償とする方針だったが、認可外施設

の利用者の反対が強く、その後も検討が続けられた。制度設計が不十分なまま見切り発

車したことが混乱を生んだと言える。

 認可施設を希望しても入れず、やむを得ず認可外施設を利用している人は多い。病児

保育や小規模保育施設を利用している人も増えている。子どもの特性や親の事情に合わ

せた多様な保育サービスの広がりを考えれば、認可外も無償化の対象とするのは当然で

ある。

 ただ、親の所得に応じた負担軽減は現在も実施されている。保育サービスの利用者全

員を無償にするのは、経済的に余裕のある人を優遇することに他ならない。

 保育所・保育士の不足も深刻だ。政府は待機児童の解消に努めてきたが、それによっ

潜在的なニーズを掘り起こす結果をもたらした。無償化で新たな利用者が増え、さら

に受け皿不足を招く可能性もある。

 内閣府の調査では2017年に保育施設などで起きた全治30日以上の子どもの事故

は880件で、前年比1・5倍にも上った。無償化より保育施設の安全や質の改善を求

める人は多い。政策の優先順位は間違っていないだろうか。

 それでも安倍政権が幼児教育無償化を重視するのは、将来を担う世代の教育を充実さ

せ、誰もがチャンスを得られる「1億総活躍社会」を実現しようと考えているからだ。

 幼児教育を十分に受けた子どもは将来、大学進学率や所得が高くなるという海外の研

究結果もある。

 しかし、その前提として乳幼児期に親や周囲の人から愛情を受け、子どもの中に「愛

着形成」を図ることが必要だ。子どもの自我が育つための土台を固めなければ、幼児教

育は根付かないだろう。無償化とともに、子育て世帯の貧困や孤立の改善にも取り組ま

なければならない。

     アサヒコムより。

「入れない保育所教えて」 落選狙う保護者の意図とは? (6/1)

 子どもを保育所に入れるつもりがないのに、保護者が入所を申し込む事例が相次いで

いる。育児休業を延長するためには、「保育所に落ちた」ことを示す証明書がいるから

だ。「絶対に入所できない保育所を教えて」。あえて落選を狙う相談もあり、自治体か

らは育休制度の改善を国に求める声が上がる。

 育児休業法などによると、申し込んだ保育所に入所できなかったことを示す「入所保

留通知書(保留通知)」を自治体から受け取れば、通常1歳までの育休を最長2歳まで

延ばせる。給与の50~67%が雇用保険から給付される「育休給付金」も延長される

 大阪市によると、今年4月1日…