借りた奨学金、返す仕事の選択は義務です。?

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 大学の奨学金制度を利用する人はおおくおありでしょう。

 この大学に行きたい人は、自分の将来をすでに描き

それに向かっての大学選択がきちんとできているひとはどれだけおられるでしょう?

 もう、高校生の時から、将来の仕事選びは

きちんとできていることも不可欠。

 目的もなくただいたずらに行くところがわからないから

理系は苦手だからと言って文科系を選択などしてほしくはありません。

仕事の方針と目的は、しっかりしておくことが

大学選びのベースになるべきと考察します。

 自己投資のためのプランのシミレーションは

社会人のスタートの一歩でもあります。

給与としてもらえる仕事は、プロフェッショナルの

その人の能力に対する評価です。

自分が最大限発揮できる職場の選択は大切です。

 大学卒で、スーパーのレジ打ち、介護の仕事などするのであれば

大学でなく、専門課程の選択もあるはずです。

 大学と高校卒の給与水準の格差は間違いなくあります。

 会社に入ったけれど、働きずらかったり

対人関係について行かれなかったり、

そのかいしゃが自分の能力、得意分野を超えたものであったりもすると思います。

 必ずしも大学卒業でなくてもよい人まで

一応に未来が描けないからとのことで

大学をいたずらに選ぶことには感心できません。

 近所の孫は広大を卒業した者も、就職が思うようにいかないといって

今ではおばあちゃんに学費の援助を受けながら、看護学校に通っています。

 このように大学の選択はとても大切に思えます。

 奨学金を借りた大学の選択には慎重な選択がいります。

 負担額がおおいいからと言って不足に思わないでいただきたい。

それは承知で借りたものです。

借りたものは返すのが当たり前です。

高卒であろうと

大卒であろうと

年収1000万円もらおうと

会社に勤めるという事は、

どんなに自分が頑張っても、給料の天井が決められている

「月~金曜日まで勤務」のように、1度きりの人生を、時間で管理されてしまう

このように、会社に縛られる事になります。

実際に僕自身は高卒で、2013年まで新潟の田舎で年収200万円台の工場作業員と

して働いていました。

しかし今では有難い事に、このようにブログや、インターネットを使ったビジネスのお

陰で、年収3000万以上稼げるようになりました。

その結果、

好きな時に働く生活

旅行しながら収入が得られる生活

自分で収入をコントロール出来る生活

を、今では送れています。

これは、僕にセンスがあった訳では無く、スマホやインターネットが爆発的に普及した

お陰で、個人でも手軽に稼げる時代のお陰です。

一人でも多くの人に、

を知って頂けるように、

高卒と大卒の平均生涯年収に対する考え方

まずは、高卒の男女別、年齢階級で、平均年収を紹介します。

ここでの平均年収の表記は「超過労働給与額」が含まれていない「基本給」だと思って

ください。

ちなみに「超過労働給与額」とは、

時間外勤務手当

深夜勤務手当

休日出勤手当

宿日直手当

交替手当

などの事です。

平成28年賃金構造基本統計調査によると、男性の場合、

20~24歳の男性⇒約198万円

25~29歳の男性⇒約226万円

30~34歳の男性⇒約253万円

35~39歳の男性⇒約280万円

40~44歳の男性⇒約310万円

45~49歳の男性⇒約331万円

50~54歳の男性⇒約347万円

55~59歳の男性⇒約341万円

60~64歳の男性⇒約249万円

65~69歳の男性⇒約225万円

と掲載されております。

1

出典;平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況 「学歴別」より

女性の場合は

20~24歳の女性⇒約180万円

25~29歳の女性⇒約192万円

30~34歳の女性⇒約200万円

35~39歳の女性⇒約209万円

40~44歳の女性⇒約216万円

45~49歳の女性⇒約219万円

50~54歳の女性⇒約226万円

55~59歳の女性⇒約219万円

60~64歳の女性⇒約191万円

65~69歳の女性⇒約196万円

と、掲載されています。

2-1

出典;平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況 「学歴別」より

このデータを見た時、予想以上に高卒の平均年収が低い事に驚きました。

年収のピークは50台前後が一番高いですが、それでも男性の場合は347万円、女性

の場合は226万円です。

この数字は、先ほども記載した通り、「超過労働給与額」が含まれていない「基本給」

の数字です。

要するに、残業代や休日出勤代のような、「手当て」は含まれていないようです。

僕も工場作業員時代はそうでしたが、収入を上げたかったら

残業を頑張る

休日出勤をする

日勤・夜勤のように交代勤務をする

以上のように「自分の時間を消費」しないと、収入を上げる事は出来ませんでした。

生活していくうえで、お金を稼ぐ事はもちろん大事です。

しかし、「自分の時間を消費しないと収入が上がらない」という仕組みに、まずは気付

いて頂きたいです。

大卒の平均年収は?

平成28年賃金構造基本統計調査によると、男性の場合、

20~24歳の男性⇒約226万円

25~29歳の男性⇒約261万円

30~34歳の男性⇒約318万円

35~39歳の男性⇒約374万円

40~44歳の男性⇒約431万円

45~49歳の男性⇒約498万円

50~54歳の男性⇒約535万円

55~59歳の男性⇒約517万円

60~64歳の男性⇒約377万円

65~69歳の男性⇒約401万円

と掲載されております。

4

出典;平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況 「学歴別」より

女性の場合は

20~24歳の女性⇒約216万円

25~29歳の女性⇒約243万円

30~34歳の女性⇒約276万円

35~39歳の女性⇒約301万円

40~44歳の女性⇒約336万円

45~49歳の女性⇒約376万円

50~54歳の女性⇒約392万円

55~59歳の女性⇒約376万円

60~64歳の女性⇒約341万円

65~69歳の女性⇒約382万円

と、掲載されています。

5-1

出典;平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況 「学歴別」より

やはり大卒の方が、昇給はしやすいんですかね。

年齢が増すと共に、基本給の上昇幅が高卒より高いです。

年齢によっては、年収188万円程の差も?

上記データをご覧の通り、年齢が若いうちは、高卒と大卒の年収に大きな差はありませ

ん。

しかし、年齢が増すと共に、大きな差が生まれるようです。

例えば、

20~24歳の高卒男性の場合は「平均年収が約198万円」

20~24歳の大卒男性の場合は「平均年収が約226万円」

となっています。

その差、28万円程です。

しかし、平均年収がピークの、50~54歳は、

50~54歳の高卒男性の場合は「平均年収が約347万円」

50~54歳の大卒男性の場合は「平均年収が約535万円」

と、188万円程の年収差があります。

高卒の方にとっては、悲しい話かもしれませんが、50~54歳の4年間だと、トータ

ル約752万円の収入差が生まれる事になります。

と、言っても、大卒の場合は、

大学の学費

大学時代の生活費

就職活動の費用

奨学金を借りている場合は利子の支払い

など、多くの出費をしている事も事実として忘れてはいけません。

なので、その分の出費を考えると、大きくプラスとは言えないケースもあります。

しかも最近では、奨学金を返せず、自己破産する人もいるとか。

奨学金を借りて大学に進学したのに、思った以上に給料の低い会社に就職してしまい、

資金繰りが大変になる、という人も多いようです。

高卒と大卒の平均生涯年収はどれぐらい?

これまで紹介した、賃金構造基本統計調査の平均年収を元に、高卒と大卒の平均生涯年

収を算出してみました。

ちなみに20~64歳の44年間でシミュレーションした生涯年収です。

高卒男性が44年間会社勤務した場合の平均生涯年収は約1億140万円

大卒男性が44年間会社勤務した場合の平均生涯年収は約1億4148万円

高卒女性が44年間会社勤務した場合の平均生涯年収は約7508万円

大卒女性が44年間会社勤務した場合の平均生涯年収は約1億1428万円

要するに、

高卒男性と大卒男性の場合、生涯年収は約4000万円の差

高卒女性と大卒女性の場合、生涯年収は約5000万円の差

という事になります。

アナタは、この数字を見てどのように感じましたか?

僕は高卒、大卒の年収差うんぬんより、「44年も働いて、これだけしかもらえないの

か・・・」と率直に思いました。

しかもこれは、基本給の数字なので、税金など引かれた手取りの数字ならもっと少なく

なります。

もちろん、残業代や手当てなど入れれば、底上げは出来ますが、先ほどもお伝えしたと

おり、「自分の時間を消費」しないと、収入を上げる事が出来ない訳です。

×時間働いたら+〇〇〇円

×日働いたら+〇万円

という風に、自分の収入を時間で管理されるというのは、1度きりの人生が凄く勿体な

いと思うんです。

年収を上げる2つのポイント

アナタがこの文章を読んでいるという事は、

高卒と大卒の平均年収はどれぐらいだろう?

高卒と大卒の生涯年収はどれぐらいだろう?

自分は高卒なんだけど、大卒とどれぐらいの収入差があるんだろう?

などのように、「自分の収入に何かしらの疑問」を感じているから、この記事に辿り着

いたのだと思います。

     産経より。

奨学金破産 返せる仕組みへ工夫を (4月23日)

 大学や専門学校などで学ぶため奨学金を借りた人や、保証人になった親族らの自己破

産が、16年度までの5年間で延べ1万5千件もあることがわかった。

 奨学金だけが原因なのか、必要以上に借りたのではないか、といった声も耳にする。

むろん完済するのが義務だが、そうできない事情や制度の問題点にも目を向ける必要が

ある。

 まず挙げられるのは、卒業後の仕事の不安定さだ。

 奨学金事業の大半を担う日本学生支援機構によると、3カ月以上滞納している人は、

減る傾向にあるものの、なお16万人、全体の4%いる。3人に1人は非正規労働で、

失業や休職中の人も8人に1人。7割は年収が300万円未満だ。

 非正規雇用の拡大が影を落としており、これを自己責任の一言で片づけることはでき

ない。

 借入額が数百万円にもなる背景には学費の高騰がある。国立大でも授業料は年53万

円余で、30万円だった30年前とは負担の重さが違う。

 破産者はまだ増える心配がある。4年前、経済的に苦しい人のために返済を猶予する

期間が5年間延長された。その期限が切れる人が来春から出てくる。

 機構も近年、期間は長くなるが月々の支払額を軽くして返済しやすくする方法を複数

用意するなど、改善を進めてきた。だが見直せる点はまだある。

 たとえば年5%という延滞金の利率だ。東京大の小林雅之教授は「延滞を防ぐための

ペナルティーなのに、かえって返済を難しくさせている面がある」と指摘。延滞金額に

上限を設け、それ以上は負荷をかけない仕組みに改めるよう提唱する。

 また、収入に応じて毎月の返済額が変わる制度を選べるようになったが、対象は新規

奨学生の一部に限られる。さかのぼっての適用も考えてはどうか。

 破産の連鎖防止も課題だ。親族などでなく、法人が責任をもつ「機関保証」を広げ、

そちらへの切りかえを促す工夫をすべきだろう。加入者が増えるほど保証料を安くする

ことができ、使い勝手がよくなる。

 広報や教育にも力を入れたい。親をふくむ利用者の知識不足が、特に延滞者に目立つ

という。機構の調査に、卒業してから「奨学金は返すもの」と知ったと答えた人が2割

もいた。苦しくなったときに利用できる救済制度を知らない人も多い。

 大学生の半分が何らかの奨学金を利用する時代だ。その知識は若者に必須といえる。

高校の授業でもくわしく教え、転ばぬ先の杖を授けてもらいたい。