議院の答弁,良心に恥じるところはないのか。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。
政治家のお一人お一人の良心に問うてみたい。
官僚、議員の言葉はなんと空々しいものかと残念に思う。
これは森友問題だけにとどまるものではない。
これが政治の構図として多くのお金が動いていても平気で話術が展開できることに
あきれて国民も見くびられたものであると思わざるを得ない。
このような偽善国会等意味を見いだせない。
債務国家も平気なのは次世代のことだろうかと思われているのではと
悲しくなります。
森友問題の答弁を聞き信じがたい印象しか持ち得なかったのはおばあちゃんゆえであろうか??
?立派なことはとうとうとおっしゃいますが議院の削減問題はどうなっているのか。
生々しい価格交渉の音声データが暴かれても「金額は触れたが価格は言っていない」と、意味不
明の釈明がまかり通る回答は玉虫色に逃げられる答えがきちんと用意されているのが政治会で
はないのか。
官僚も我が身分の保身のためにはそんたくは図られていると憶測もしたくなります。
刑事事件にもそんたくがさようするのではあるまいか?
東京新聞より。
森友・加計問題 究明の手綱を緩めるな
衆参両院の予算委員会が終わった。森友・加計両学園の問題も追及されたが、解明に至ったとは
言い難い。政治や行政への信頼にかかわる重要問題だ。国会の場で究明の手綱を緩めてはなら
ない。
安倍晋三首相の意向や官僚による忖度(そんたく)で公平・公正であるべき行政判断が歪(ゆが
)められることはなかったのか。疑念は広がるばかりだ。
予算委員会が衆参二日間ずつ行われた。約八億円値引きされた学校法人・森友学園への国有地売
却について会計検査院が「十分な根拠が確認できない」と指摘した後、初の国会論戦である。
委員会では契約直前の二〇一六年五月、財務省近畿財務局と学園の籠池泰典理事長(当時)が協
議した際の音声データの一部も紹介され、同省は事実と認めた。
籠池氏が「ゼロ円に近い形で払い下げてほしい」と求め、財務局側が「ゼロに近い金額まででき
るだけ努力する作業をやっている」と応じた、との内容。価格の下限をめぐる交渉にほかなら
ない。
にもかかわらず、財務省の太田充理財局長は、金額についてのやりとりはあったが、売却予定価
格についての交渉はなかった、と釈明した。いかにも苦しい答弁だ。
値引きの根拠となった地中のごみについても、財務局と学園側が口裏合わせをしていたと疑わせ
る音声データの存在も指摘された。
公共性の高い随意契約のうち、売却を前提にした定期借地契約や分割払い、金額の非公表を認め
たのは、近年では森友学園だけであることも明らかになった。
異例ずくめである。不適切と指摘された国有地売却がなぜ行われたのか。財務省が学園との交渉
記録などの文書を破棄した背景に、隠蔽(いんぺい)の狙いはなかったのか。
学園小学校の名誉校長を務めた安倍昭恵首相夫人や佐川宣寿前理財局長の国会への招致や委員会
での集中審議など、国政調査権を駆使したさらなる究明が必要だ。
首相は「(学園理事長の)加計孝太郎氏とはずっと友人だったが、彼が私の地位を利用して何か
を成し遂げようとしたことは一度もなかった」などと繰り返したが、首相が計画をいつ知った
のかなど、疑問は残ったままだ。
設置は認可されたが、幕引きは許されない。加計氏の国会招致は当然だろう。「国民から疑念の
目が向けられるのはもっとも」と言うのなら、首相自身も究明に向けて指導力を発揮すべきで
ある。