安倍総理 独走違反。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 アベノミクスは検証もなく、勝ち誇ったかの如くミクスの更なる暴走に

着手しようとしています。   これはstopです。

反省と検証は国の総理としての義務です。

これだけ長期政権を気づきながら、不安定なそのポストの原因はなぜでしょう。

これは民意を反映していないことにあります。

今回の選挙の分析においても野党分裂がその大きな原因ともなっているようです。

これは総理のアンフェア―の仕掛人勝利です。

 国民の多くは今の生活の維持が願いとしか言いようがありません。

赤字問題が浮上しこれの返済問題が出てきたならば

総理はすぐに過去の人でしかありません。

将来業績を語られることも在りはしません。

これはなぜなのでしょう?

仕事に対する姿勢です。

本木戸とそのお人柄に信頼性が乏しいからです。

信頼性があるならば、わずかな痛みくらいは受け入れるはずです。

 先人に学べることも多くあります。

それはトップの人柄そのものです。

この人についていけるだけの素材と信頼性がすべてを

物語ってもいるように思います。

 本田宗一郎さんはどうでしょう?

両親はかじ屋さんでした。

自由奔放に朗らかな家庭で育っておられます。

技術者でもあり、なんでもまずはやってみようとの精神から

あの焼け野原の戦後に必要なものは何だろうとの

発想から町や村のは路地を走るスーパースクーターの開発です。

これは今なお諜報に世界を駆け巡ってもいます。

「私は若い社員に、相手の人の心を理解する人間になってくれと話す。それが哲学だ。」

「社長なんて偉くも何ともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。要するに命令系統を、はっ

きりさせる記号に過ぎない。」

通産省に言われたことと全部反対のことをやってきた。だから、ホンダの今日がある。」

「新しい発想を得ようと思うならまず誰かに話を聞け。仕事上の親切というのは、相手を納得さ

せることに尽きるのではないだろうか。」

「成功は99%の失敗に支えられた1%だ。」

「私はうちの会社のみんなに「自分が幸福になるように働け」っていつもいってるんですよ。会

社のためでなく、自分のために働けって。」

「私は開き直ることにした。自分はたぶん、他のどんな人よりも自分に忠実に生きてきたという

自信がある。」

「困らなきゃだめです。人間というのは困ることだ。絶対絶命のときに出る力が本当の力なんだ

。人間はやろうと思えば、大抵のことは出来るんだから。」

「私は怒っても、その人間を憎むことはしない。偽りのない気持ちを相手にぶつけることが大切

。」

「嫌いなことを無理してやったって、仕方がないだろう。」

「言葉とか文字では、人は動かせない。」

「時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって

、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。」

「少しでも興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは、結果はともあれ手をつけてみよう

。幸福の芽は、そこから芽生え始める。」

本田宗一郎さんは教育も受けてはいません。

教育の整備よりその人のやる気が一番。

土光さんからの学びもまた大きい。

土光敏夫、どこう・としお。日本のエンジニア、実業家。「石川島播磨重工業」「東芝」社長、

経団連」名誉会長。東京高等工業学校(のちの東京工業大学)卒業後、石川島播磨重工業

入社。その後、東芝との合弁会社の社長を経て、石川島播磨重工業社長に ...

3 「不況、不況と大騒ぎするな!!」−−荒法師・土光敏夫が時代を叱る|経済界

2014/04/14 - 土光敏夫(どこう・としお) 1896(明治29)年、岡山県生まれ。石川島播磨重

工業(現・IHI)、東京芝浦電気(現・東芝)の社長、会長を歴任。経団連会長など公職も多く

務めた。1988(昭和63)年没。 当時、81歳の土光氏は、取締役相談役であっ ...

土光敏夫石川島播磨重工業東芝の社長のあと経団連会長や第2臨調会長と次々難しい仕事を

引き受け実績を残す一方、その質素な生活ぶりで「メザシの土光さん」としてつとに知られて

おり、経済界のみならず政界からも戦後最も尊敬されたリーダーの ...

     東京新聞より。 アベノミクス 再加速の前に検証せよ

総選挙に勝利した安倍晋三首相はアベノミクスを再加速させるというが、待ってほしい。物価目

標も財政再建目標も達成できず、大企業や富裕層を利して格差を広げる政策を強化していい訳

がない。

選挙で勝利が決まるやいなや、早くも来年の通常国会への補正予算案提出が話題に上っている。

ある時は景気拡大が戦後二番目の長さで続いていると喧伝(けんでん)する。またある時は国難

だとか、少子高齢化が最大の課題だと危機を煽(あお)り、財政出動の必要性を強調する。少

高齢化はもう積年の課題である。ご都合主義も甚だしい。

第一の矢である異次元緩和は、二年で2%の物価上昇を目標とした。だが、もう六回も達成時期

を先送りし、いつ実現するか展望できないままだ。

第二の矢の機動的な財政出動は、超低金利ですっかり財政規律が緩み、大盤振る舞いが止まらな

い。国と地方の借金は一千兆円を軽く超えた。赤子からお年寄りまで国民一人八百万円超の借

金を背負う状態だ。財政健全化目標だった二〇二〇年度に基礎的財政収支(プライマリーバラ

ンス)を黒字化させる国際公約も達成できない。

毎年、看板を付け替える成長戦略も、経済の実力を示す潜在成長率が1%に届かない現状をみれ

ば不発だとわかる。

「成長と財政健全化の両立」をうたったアベノミクスは完全に失速している。再加速させれば、

何とかなるとでも思っているのか。

首相は選挙中、正社員の有効求人倍率が一倍を超え、雇用環境が改善したと胸を張った。だが地

域差が大きいうえ、高倍率は警備や建築・土木、接客・給仕、介護、トラック運転手など厳し

い労働条件の割に待遇が良くない職種だ。

そもそも首相が国難と呼ぶ少子高齢化が人手不足を生み、それが雇用の数字を改善させているだ

けなのではないか。

企業業績が最高益を記録するのに賃金はほとんど伸びない。金融資産を三千万円以上保有する富

裕層の比率が上昇する一方、保有ゼロ世帯は三割を突破した。自らに都合のいい数字ばかり取

り出して強調するのではなく、高まる一方の財政や金融のリスクも同時に俎上(そじょう)に

載せ検証すべきだ。

格差を放置せず、効果が見込めないアベノミクスには見切りを付け、労働分配率を高めさせたり

所得の再分配に力を入れるべきだ。

今のままでは確実に主要先進国に置き去りにされる。再加速よりもまず検証と見直しを求めたい。