貧しさがはぐくむおひとがら・、

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

知人よりお聞きしたお話です。

知人にとっては何にも代えがたいお大切なお方です。

このお方は現在69歳で、末期がんで、娘さんの手厚い看護も受けておられます。

この方は二度目の結婚生活の折娘さんは前のご主人とにできた子供で

すでに小学五年生でした。

お母さんはただ真面目だけで控えめな人でした。

ご主人が浮気していても、暮らしのために我慢できる人でもあったようです。

娘さんが中学二年の時母を連れて家を出たそうです。

それから娘さんが市役所に出向き、離婚届、生活保護の手続きと

実にしっかり者だと感想を持ちました。

 その後娘さんはよきご縁に恵まれ結婚され,、体が弱ったお母さんを

仕事をしながら支え続けておられるとのことでした。

お母さんが気分の良い日には温泉地、観光地と

ご主人と一緒に楽しい時間を大切にされてこられたようです。

 今年に入り乳がんが見つかり診断を受けるとなんと末期症状とかで

娘さんは仕事を辞め、お母さんの介護に専念されているとのことです。

娘さんの働いたお金で、個室に入り

お苦しみの中、とても気持ちは安らかなご様子であるとのことでした。

 このような娘さんもおられることに心丈夫に感じさせていただきました。

 娘さんの生活環境は決して裕福でもなく、精神的にも、金銭的にも

常にご苦労が絶えなかった人生ではあったと推察されます。

でも今は、とても幸せの中静かな思い出ご主人とともにお母さんの日々に

寄り添われていることに、お母さんの人生も豊かなものではなかったけれど、娘さんにお母さん

の一生懸命の背中がそのまま良い形となってお母さんに寄り添われていることに

静かな祈りと、お苦しみの少ないことをお祈りさせていただきたく思います。

悪条件 貧しさがすべての幸福を占うとは思えないお話でした。

教育の頭だけののっぽの人ばかりより

このようなお人もいることにほっとさせられもします。

教育よりも人格形成の充実が素晴らしい未来の一歩となることを信じたく思えました。

 議員さんのこのたびの失言発言が、そこここでマイクを

にぎやかすことにもなりましたが、それはそのままお一人、お一人の

お人柄、そのものと理解させていただきました。

 選挙結果についてはそれぞれに去来するものもあろうかと思います。

若者の自民党支持率の多さには驚きました。

これは今の生活の変化を求めない選択なのでしょう。

若者であれば、もっとしっかりした未来図を描いてほしいものです。

     では皆様ご機嫌よろしゅうに。