安部政権低迷している今だからこそ、本領発揮。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 安部内閣の支持率は35%にまで低迷している。

こんな中で謝罪などされてもその言葉はすべて色あせて聞こえるのはなぜだろう。

 総理は今までいろんな矢を投げてこられたがこの検証はどうなっている?  経済の成長だよ

りに毎年100兆円以上の予算を計上しているが

この借金は総理がなくなられても返すことのできないほどの債務

誰がこの借金返済するのでしょう。

今では自民党内においてもポスト安部がささやかれてもいる。

もはや総理の求心力などあてにもできない。

だからと言って、その受け皿までもが危うい現状。

 総理の本領発揮ができるとしたら、この低迷状態の中

しっかり本領発揮していただきたく思います。

経済の成長はもう待ったなし。

    朝日コムより。

アベノミクス 国民の不安に向き合え (8月5日)

「最優先すべきは経済の再生」「(経済再生相には)アベノミクスをさらに加速させてもらいた

い」

内閣改造後の記者会見で、安倍首相はそう強調した。「またか」と聞いた人も少なくないだろう

が、ここは経済政策への基本的な姿勢を問いたい。

景気をよくすることは大切だが、国民が求めているのはそれだけではない。高齢化で費用が膨ら

社会保障を、先進国のなかで最悪の財政でどう支えていくのか。将来への不安の解消に努め

ることも、最優先で取り組むべき課題である。

安倍政権の経済政策「アベノミクス」は、デフレ脱却を達成し、経済成長を追い求めることが柱

だ。成長で税収が増え、財政再建社会保障の維持・充実も実現できると説明する。

首相は2012年に政権に返り咲くと、大胆な金融政策、機動的な財政運営、成長戦略の「3本

の矢」で「経済政策を力強く進める」と宣言し、国民の期待を集めた。しかし実際は、集団的

自衛権の行使容認や安保関連法の成立、さらには憲法改正と、自らの政治的悲願の達成に力を

注ぐ局面が目立った。

批判が高まると、そのたびに「次は経済」と唱える。目先の景気にばかり力を注ぐ姿勢は変わら

ない。社会保障の財源になる10%への消費増税は、「アベノミクスの成功を確かなものとす

る」(14年11月)、「アベノミクスのエンジンを最大にふかす」(16年6月)として、

立て続けに延期した。

この4年半で見えてきたのは、政策の行き詰まりだ。

物価上昇率は目標の2%に一向に届かない。20年度に基礎的財政収支を黒字化するという財政

再建目標の達成も絶望的だ。金融緩和も財政出動も余地が狭まるなか、毎年策定する成長戦略

は項目が積み上がるが、もともと短期間で成果を期待できる「魔法の杖」ではない。

首相は、そうした現状を認めるべきではないか。

女性活躍、1億総活躍、働き方改革ときて、今度は「人づくり革命」だという。こうしたかけ声

のもとで必要な改革がいくつか進んだのは確かだが、それぞれの総括を欠いたままでは、アベ

ノミクスの行き詰まりを取り繕うために目先を変えていると言われても仕方がない。

国民が求めるのは新しい看板ではない。暮らしがよくなったと実感できること、そして将来を安

心して展望できることだ。

人口が減るなか、22年には団塊の世代が75歳になり始める。無駄にできる時間はない。