防災に寄せて。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 台風5号のニュースが報じられています。

九州方面の更なる災害がないことを念じていたいが

今までの災害で、地盤の変化には十分お気を付けくださいませ。

防災に関する思いは「大丈夫かな。」といった具合でわが身に迫ってこないと

まるでよそごときぶん!

防災の基本は「自助」次に「共助」それから控除」となっているが

その場に直面して初めて避難対策もあわてふためき、防災グッズすらなく

とんでもないものをもって非難しそうである。

  田舎においてもご近所の関係は昭和40年くらいまでは助け合うのが当たり前。

ご近所に行くにも玄関ではなくお勝手口から出入りするのが当然化のように

ご近所の関係、きづなも強かったと思うが、近頃では息子さんのお嫁さんでもわからないといっ

た具合で、お人の関係がまるで希薄そのもの。

これも豊かさからくる置き土産なのかもしれない。

田舎では、消防団組織もしっかりできていて、ある年齢に達すると

当たり前とされていたが、今では消防団に入団する若者も少ないという。

 ほとんど視力を失ったころ、冬の寒さ厳しい深夜、少し認知の入った夫婦が暮らしておられ、

山の中腹からおじいさんが「おーい、おーい」と叫んでおられ

ご近所の方々の耳にも届いていたはずであったが現場に出向く人など一人もなかった。

奥さんも認知が少しおありで、対処などできないことは近所でも知るところ。

 ミコばあちゃんも気がかりではあってもお声がけなどしずらい。

 だけど気になり棒きれだよりに険しい山に少し上りかけたが

私までも、お人のご迷惑になってはと

途中から引き返した苦い経験がある。

24時のころにはそのお声も聞こえなくなっていたので、誰か助けに行って下さったのだと正直

安堵もしていた。

 翌朝の8時過ぎ救急車が来たので聞いてみると

山にいたおじいさんが意識不明で病院に搬送されたが、心臓まひで

このように命に係わることまで、ドアを閉ざしてしまう関係

これを修復することなど300ねんはかかりそう・・・!

これが近所の実態。本当に自助の実が頼り。

 道徳心まではるかかなたのような気がして淋しい限りです。

市民力、近所付き合いから 地域住民の役割

http://www.asahi.com/articles/ASK703DF5K70PIHB004.html

http://www.asahi.com/articles/ASK703DF5K70PIHB004.html