終末ケアーの在り方。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 二人に一人はがんともいわれ、その経過療法には問題提起でもある。

末期がんと言ってもそのまま入院の形で終えることは難しい現実もある。

病院は治療が慢性化する段階で退院を促す。

 これから独居生活者がますます増える段階でがんの痛みに対し支え切れる期間もなくどうした

ものかと首をかしげてしまう。

 終末医療の在り方には国を巻き込んで考えなければならない問題になるのかもしれない。

 叔母が叔父を胃がんの末期、家で介護し続け

それは壮絶な中での見取りに、家族のよほどの理解がなければ

まっとうすることなど困難であろう

夜となく昼となく痛みを訴え続ける叔父に

寄り添うことに叔母は疲れ切ってしまってもいた。

 叔母は2年余りを支えたが、介護者の変わりもなくへとへとに疲れ切ってもいたが

看取り切ってからは、家でご主人を支えられたことは本当によかったとよく語ってもいる。

 母方の兄弟は7人中5人ががんで亡くなっている。

またその母も肝臓がんで亡くなっている。

 従妹たちもがんを発症し、急ぐかのように若い命を

次々に旅立っている。

 実兄も喉頭がんで闘病生活である。

「神様お願い。どうか若い命は私にその役割を与えて

どうか大切な若い命、おたすけください。」

とつたえたいかみさまに・・・。

もう胸が張り裂けそうです。

 癌は痛み睡眠不足、食欲不振

しまいには下のお世話と本当に大変ぶりが伝わってくる。

 まだまだ、田舎においてはがんの終末ケアーの選択しなどない現実もある。

小林麻央さん死去】最期まで自分らしく… 広がる在宅緩和ケア 自宅での看取り 「受け入

れる覚悟必要」

医師の訪問を受けながら自宅での療養を続けてきた小林麻央さんのように、がんと診断された患

者とその家族が自分らしく過ごすことを支える在宅緩和ケアが広がりを見せている。

がんの緩和ケアは、治療や薬の副作用などを緩和するだけでなく、心の痛みやつらさを和らげる

ことも目的としている。入院中の患者をチームを組んで支えるだけでなく、訪問診療や訪問看

護を利用した在宅での緩和ケアも行われている。

厚生労働省は「緩和ケアといえば昔は末期の苦痛を和らげるというイメージがあったが、今はが

んと診断されたときから始めるのが基本だ」と説明する。内閣府が平成28年度に行った世論

調査では、「がんと診断されたときから」緩和ケアが開始されるべきだと正しく理解していた

人は56・1%にとどまった。

ただ、みとりまでを含めた在宅での医療は、費用や家族の負担が大きいのではないかという不安

もある。

在宅医療に取り組む長尾クリニック(兵庫県尼崎市)の長尾和宏医師は、がんの独居高齢者の訪

問診療やみとりをした経験が何度もあるとして、「家族が付きっきりでないとできないわけで

はない」と話す。また、一般的に在宅での医療、介護費は入院治療の医療費より安い。

長尾氏は「家でのみとりには死を受け入れる覚悟が必要」と指摘。「介護の大変さより、苦しむ

家族を近くで見るつらさが大きい」と家族の精神面に配慮したケアが重要だとした。

     引用文です。