見えない私、くらしのありかたにつき・・・。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 窓越しの陽だまりは、温室そのものでとてもありがたいです。

北部屋は、冷機そのもので手の間隔までなくなります。

 視覚障碍者の中には、知的障害との複合障碍者も少なくはありません。

その生活保障はいただけますことに感謝でもあります。

 視覚障害の重度者であっても、就労者は多くおられます。

同行手段の遮断で、生命的には死者と一体の扱いもよくわかります。

現実そうであっても生きる姿勢は、請願者が考えておられることと

何ら変わるものではないと思えております。

不自由さを自分のもの歳、社会の中の片隅で絶え間ない息遣いはしております。

これをお人に求めることはしたくはございませんが

もう学校で、一生懸命学習したとしても就職先が狭き門であるのが現状です。

希望をもって学習したとしても就職できないケースであったらあまりにも

人生観までも変わり、喪失した中からどのような生活があるのでしょうか。

 近所のおばあさんは野菜作りに生だし、わずかな野菜代金頂けるだけで

とても生き生きした暮らしをされておられます。

ほんのわずかなお金でもいただけることは自分の評価そのものではないのでしょうか。

このような姿こそがあるべき姿と思えたりもします。

野菜作りでお忙しいこともあり、お医者に通院などしてはおられません。

このように、できることがあることは心身ともに活性化し、

暮らしにどれほどの潤いがもたらされるのでしょう。

 視覚障碍者が経済的支援をいただけることはありがたいとしても

やがては病気だって忍び寄ることにもなるでしょう。

またこんなことを聞いたこともあります。

知人からの話として障碍者と結婚すると食べるに困らぬといって、結婚し

すさんだ生活を余儀なくされたとか・・・。

障碍者にも負の連鎖はそこここにあります。

生活保護を与える前に、生活にどうつなぐことができるのか

議論の場が広がりを見せることを切に願うものでもあります。

視覚障碍者も、求めることに慣れすぎないで、頑張る力も身に着けていただきたいもので

   視覚障碍者の生活保障について。す。1 障害年金の支給額では決して賄いきれない生活費

障害をお持ちの方の多くが生活保護を受給しているという現実は、障害年金の年金額が低すぎる

現状を反映しています。

平成28年度の障害年金の金額は以下の表のとおりです。

障害の区分 年額 月額

障害年金1級 975,100円 81,258円

障害年金2級 780,100円 65,008円

国民障害年金がもらえる等級は以上の2種類です。厚生障害年金の場合は所得に応じて1〜3級

に分類されます。

国民障害年金の場合、いちばん最重度の1級年金でも月額では81,258円しか年金が支給されて

いないのです。

東京都の生活保護基準がおよそ13万円程度ですので、その差額は5万円程です。

障害の1級という最重度の障害をもってしてでも、月額5万円を稼がなければ生活保護に頼らざ

るを得ないのです。

しかし、ひとたび障害者が生活保護を受給すると、他の世帯よりも保護費の金額が優遇される事

となります。

2 障害者加算が計上される

障害者手帳をお持ちの方が生活保護を受給すると障害者加算という加算が計上されることから、

生活保護費が他の世帯よりも優遇されます。

以前の記事でも紹介しましたが、障害者加算の金額は以下の表のとおりとなります。

○平成28年度 障害者加算額表

    障害の程度 1級地 2級地 3級地

身体障害1、2級

知的障害1,2度

障害年金1級相当

26,310円

21,200円

22,630円

身体障害3級

知的障害3級

障害年金2級相当

17,530円

16,310円

15,090円

さらに、障害等級が1級で、常時在宅での介護が必要な場合は重度障害者加算が付きます。

重度障害者加算の金額は14,600円と高額です。

3 市町村が支給する障害者福祉手当については認定除外

多くの市町村が身体障害、知的障害の方に障害者に関する手当を支給しています。

例えば東京23区の場合、「心身障害者福祉手当」を以下の対象者に支給しています。

●東京都の心身障害者福祉手当対象者

身体障害者手帳1〜3級

愛の手帳1〜4度

戦傷病者手帳特別項症〜2項症

脳性まひ、進行性筋萎縮症の方

区指定の難病の方

心身障害者福祉手当の金額は一人当たり月額15,500円です。

生活保護の制度上、市町村から支給される福祉手当については、収入の対象としないという取り

決めがあります。

つまり、これらの手当を受給している人は、保護費の減額を受けずに、15,500円を全て生活費

に充てることができるのです。

上記で紹介した障害者加算と福祉手当を合わせると3万円以上の生活費が他の世帯よりも優遇さ

れているということになります。

例えば、東京都で単身生活する人が身体障害1級の場合

最低生活費約13万円+障害者加算17,530円+重度障害者加算14,480円+福祉手当15,500円

=17万7,510円の保護費を毎月もらえることになります。

もちろんここから障害年金等の収入が差し引かれることにはご注意ください。

一般的なサラリーマンで言うと、手取りでこれだけ貰おうと思うと総額22万円以上は稼がなけ

ればなりません。

1級の障害者の場合、生活保護費が非常に高額となる半面、寝たきり等の理由から保護費をほと

んど使わずに、数百万レベルの貯金が発見されることも珍しくないことです。

4 障害者が生活保護を受ける場合の条件は?

障害者手帳を持っていると、生活保護が通りやすくなるのではないかと思われている方もいらっ

しゃいますが、実は全くそういうわけではありません。

生活保護を受給できるかどうかは、現に生活に困窮しているかどうかにより判断されます。

そのため、障害があれば誰でも生活保護を受けられるわけではありません。

ただし、上記でもお話したとおり、障害者手帳を持っていると、生活保護の世帯基準が非常に高

額になります。

それが原因で相対的に障害者は生活保護を受けやすいと言えばそうなのかもしれません。

障害者の生活保護の条件についてはこちらの記事に記述したものと変わりません。

>>生活保護の条件は全く厳しくない/車や持ち家、借金、保険があっても受給できる

5 障害者だからこそ就職にも有利

障害をお持ちの方で、生活保護を受けられている方は多いものです。

しかし、自身の能力を生かして、就労を行い、立派に自立をされている方もたくさんいらっしゃ

います。

障害をお持ちの方が働く上で優位なことは、

会社の障害者枠で就職できるということです。

障害者枠で就労することで、あなたの今の現状を会社が分かった上で、全面的に会社があなたを

サポートをしてくれます。

健常者では到底就職できない有名な大企業にも就職できるチャンスがあります。

また、数々の障害で働くことが難しいと思われている皆さん。

そんなことはありません。

誰だって、その人に応じた適材適所があります。

障害や、傷病でお悩みの方には、以下の障害者専門の求人紹介サイトがおススメです。

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6 生活保護を受けた後に障害の認定を受けた場合

生活保護受給後に障害者の認定を受けた場合も同様の優遇が得られます。

この場合、手帳が交付された翌月から障害者加算が計上されることとなります。

障害者手帳は申請主義なので申請を行わないと認定を受けることができません。

中には、障害の認定が受けられる病状なのに、医師やケースワーカーの説明不足から障害の認定

を受けていない方も多くいらっしゃいます。

加算や福祉手当の金額は馬鹿になりません。もし、あなたが何らかの理由で障害者手帳の申請を

行っていない場合、早期に行うことをお勧めします。

   ミコばあちゃんのスタートメニュー。

 ご飯、豆腐、わかめ、アゲ、ねぎの味噌汁。

焼き寺社も、白菜漬け

ヨーグルト、バナナ。

    では、ごきげんよろしゅうに・・・。