視界ゼロの白杖一年生「バス下車から、緑窓口使用コース」
ご機嫌、いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。今日も三回目の駅での歩行訓練。
天気は上場、今日の予測気温26度とか…。
暑さ対策も万全に我が家をスタート。
バスに乗り込みほっとしていると
二つほど先のバス停において
杖を突いたおばあさんが、バス停に向かって歩いているのに気づかれた
運転手さん、比較的お元気そうなお客さんに「ちょっと、あのお客を迎えに
行ってください」と
お願いされ、5分ほど待ったが
乗り損ことなくおばあさんもバスに無事、乗り込むことができた。
このバスに乗れないと2時間近く待つことにもなる。
本当に素敵な気配りになんと
ほっこりさせていただいたことであろう。
この運転手さんのお名前は、坂本さんである。
私もかつて、ご親切な対応をいただいたので
下車の時、お名前を お尋ねしてもいた。
今日は訓練も上々のスタートとなりそうである。
下車に際しては、最敬礼で感謝のお気持ちお伝えする。
バス停の止め方も、きちんと、降りると点字ブロックにたどれるところに
バスを止めていただけたことにも感謝である。
訓練士さんガ下車口で待機いただいていた。
訓練は本日が二度目である。
まずは、本日の訓練内容を簡単に説明いただく。
前回は、ゆめーじマップの作成と点字ブロックの体験であった。
本日は実践編である。バスの下車から、駅構内に行き
みどりの窓口の利用コースである。
まずバスの下車から、誘導ブロックの距離は一メートルほどである。
誘導ブロックは歩行道路の真ん中に設置してあるとのこと。
点字ブロックのタッチ歩行か、ブロックの端を杖を添わして歩くの
選択が求められた。
これは訓練でもあるので両方の指導をお願いすることにした。
不思議なことに、初回は足の触覚など皆無であったが
今回は多少の認識はできるまでになっていた。
やはり何度となく体感するよりなさそうである。
騒音も味方にしてほしいとのことであったが
それは高齢もあって、集中力が今一つ見方にはなりえなかった。
訓練士さんによると、ここはモデルコースでもあるほど
安全かつ、非常にわかりやすいコースとのことであった。
誘導ブロックは、なんとかわかるが、停止ブロックは何度も迷ってしまう。
駅のみどりの窓口までは、3回ほど、停止ブロックで方向がわからなくなったが
なんとか、ゆめーじマップはできたようである。
全身に緊張感が走り疲労困憊であった。
見えていたら何の苦労もないのであるが
視界ゼロの世界は、自分の進行方向さえも認識できないのである。
よほどしっかりしたゆめーじマップの作製は必須である。
本日は駅までのコース、2回通りの練習であった。
本日の課題は、停止ブロックの確認であった。
同行援護使うことなく、自力歩行なるべく、よく使用するコースだけでも
確立できればと、おばあちゃんの歩行挑戦頑張りたいもの
今日のミコばあちゃんの、気合レシピ
ご飯、もやしアゲの味噌汁
ジャコ人参、ネギ入りのいり卵
青菜の煮びたし、ヨーグルト、バナナ。