物忘れは当たり前化も…

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

バックには「錆びたナイフ」が流れています。

今日は石原裕次郎の命日です。

若くして病気に倒れた若き命でした。

朝のおいしい空気を大切にスタートしたいもの

65歳は初老期の入り口なのかも…

思い起こせば

冷蔵庫には何度通ったことか…

人の名前が出てこなくてびっくり自分が何を探しているかもわからなくて苦戦したもの

頭に詰まりすぎているのかしらなんてうれしいそうぞ応も…

【朝晴れエッセー】始まりは突然に?・7月16日

60代までは、年をとったとあまり意識することがなかった。夫76歳、私75歳、日

々の会話でも記憶力の低下が目立ち、体の不具合もあちこち出てきた。

ある土曜日、私は友人と約束があって、その前にと片付けものをしている間に、待ち合

わせ時間が近づいてきた。慌てている様子に気付いた夫が、車で送ると言ってくれた。

都心まで電車を乗り継いで行くより速い。ラッキーと思っていたら、しばらくして、「

ダメだ! 今日は車ないよ!」と言うので、私も前日から車検に出していたことを思い

出した次第。急いで支度して、何とか待ち合わせに間に合わせた。

久々の友人とのランチ、おしゃべりに楽しいひとときを過ごし、帰りに駅の近くのスー

パーで買い物をしたら、荷物が多くなったので、在宅の夫に迎えに来てと電話。了解と

言うので、いつも拾ってもらう通りの角で待っていたら夫から電話。「今日は、車ない

だろ」と言う。キーを探しているうちに、思い出したそうだ。私といえば、すっかり忘

れていた。

朝と夕方、同じことを2人とも忘れているなんてと、10年ほども年をとった気がして

、かなり落ち込んだ。夫が全く気にせずに「忘れることもあるって!」とケロリとして

いたのもショックだった。

娘に言うと「そのうち、車検に車を入れたことも忘れるかもだから、免許返納も考えて

ね!」とキツイ一言。トホホが始まるのだ。

西山美永子(76) 東京都世田谷区す。

??

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

バックには「翼になりたい」が流れています。

心なしか朝の風はここちよお

今のうちにお味噌汁を食べて奪取したいものです。

ほほを撫でる風もどこか心地よく感じられるようになりました。

 ギリシャのように 日本も1120兆円の借金国と思えています。

国民に10万円の配布も断りたいくらいでした。

 日銀はこれでもかと日本円を 印刷し続けています。

これで生活が成り立つのだろうかと

顎はパクパクです。

断であるが、多くの御方と共有致したく、あえて記事を転載させて頂く。

《・・新型コロナ不況への対応で、国の財政赤字が巨額に膨らんでいます。

アルゼンチンやギリシャは、財政破綻しました。

日本の借金は過去最大の1220兆円に上ります。

なぜ日本は財政破綻しないのでしょうか。

内閣官房参与藤井聡氏が著書『なぜ、日本人の9割は金持ちになれないのか』(ポプ

ラ新書)で解説します。

?

☆日本の借金は過去最大の1220兆円に上る

■国民は財務省のつくり話にだまされている

?

――木村 博美(フリーランスライター)

    藤井先生、岸田総理は真っ先に数10兆円規模の経済対策を実施するとおっし

ゃっていましたが、

    大丈夫ですか? 

    

    日本はバブル崩壊後から、ずーっとひどい財政赤字なんですよね。

    政府も政治家も経済学者もマスコミも、

    「日本には大量の借金があって、このままなら破産する!」といい続けていま

す。

    さらに、新型コロナウイルス対策で赤字が膨らんで、

    2021年6月末時点では、「国の借金は過去最大の1220兆円、

    国民一人当たり992万円になる」と報道していました。

    だから政府は、大金を出したくても、出せないんじゃないですか?

?

    彼らのいってることは、真っ赤なウソなんですよ。

?

――木村 博美(フリーランスライター)

    えっ、どこがウソなんですか?

?

?    全部。1から10まで。何もかも。

    どれだけ、この一連のウソにだまされている人が多いか。

    それがコロナ対策にも、大きな弊害をもたらしています。

    たとえば給付金にしても、政府が出そうと思えば、 まだまだ出せるんですよ。

    でも、文句が噴出しないのは、ほとんどの国民がこのウソにだまされているか

らです。

?

――木村 博美(フリーランスライター)

    10万円給付が決まったとき、私も友人たちも、日本は財政難なのに構わない

の?

    と心配したくらいでした。

    

    それでも私は、しっかり給付金をいただきましたけど、

    友人のなかには遠慮して、給付金の申請をしなかった人もいました。

?

    すっかりだまされていますね。

    まず、「国の借金」という表現からして間違いで、正しくは「政府の負債」で

す。

    「国の借金」っていうと、私たち国民も借りているような錯覚に陥りますが、

完全な間違い。

    そもそも「国」のなかにはいろんな人、主体がいます。

    私たち国民もいれば、いろんな会社もあります。

    そして、それらとは全然別の存在として「日本政府」というものもあるわけで

す。

    マスコミなんかでいわれている「国の借金」とは、

    国でも国民でもなく、「日本政府の借金」のことなんですよ。

    日本銀行の資金循環統計でも、「政府の負債」と書かれています。

    「政府」が借りているのが「政府の負債」であって、

    「国の借金」でも「日本の借金」でも、ましてや「国民の借金」でもありませ

ん。

?

――木村 博美(フリーランスライター)

    それならなぜ、「国の借金1220兆円」とか

    「国民一人当たり992万円」などと喧伝するのですか? 

?

    詳しいことは、おいおい説明していきますが、

    財務省小泉純一郎政権のころから、

    何よりも「政府の負債」を減らすことに、血道を上げているんですよ。

    なんといっても財務省は、政府という一つの組織の金庫番だからです。

    いわば彼らは、政府という法人の経理部さんなんです。

    日本国家「全体」のことを考えているのではなくて、

    単に自分が働く「政府」という組織の財布のことだけを、考えている人たちな

のです。  

    要するに、彼らは自分の組織のことだけを考えて、

    国民や国全体のことなんてな?んにも考えず、

    新聞社や通信社、テレビ局の記者たちが常駐する財務省内の記者クラブ「財政

研究会」を通じて、

    記者に資料を配り、政府の負債を「国の借金」と呼ばせて、国民感情をあおる

    これが、財務省プロパガンダ、つまり政治的な意図を持つ「宣伝」です。

    記者は疑うどころか、新聞によっては政府の負債を、わざわざ日本の人口で割

って、

    「国の借金1220兆円、国民一人当たり992万円!」と見出しをつけたり

    「日本は借金まみれで、財政破綻する」などと、まことしやかに書き立てたり

する。

    大半の政治家や経済学者も、口をそろえて

    「このまま借金が膨らむと日本は破綻する」と主張してきた。

    「嘘」とは「真実でないこと」という広辞苑の定義に従うなら、彼らはみんな

、ウソつきなんですよ。

?

――木村 博美(フリーランスライター)

    そんな! いったい、どうしてそんなデタラメが、まかり通っているのですか

?

    一言でいえば、財務省が、天下を取っているからです。

    国会が持っているはずの予算決定権を、実際は財務省が握っている。

    大雑把にいえば、「財政=政治」って側面がありますから、

    財政を抑えられると、政治家はやりたいことが、何もできなくなるんです。

    しかも、財務官僚は自分たちの主張を、国会議員に繰り返し「ご説明」に上が

ります。

    国会議員の先生たちは、たいてい財務省のいいなりです。

    さらに、財務省は、自分たちに都合のいいことを唱える経済学者を集めていま

す。

    つまり彼らは、財務省のお先棒をかつぐ「御用学者」なんですよ。

    そういう政治家や学者や記者たちの報道が世の中にあふれると、

    人のいい国民は、「どうにかして借金を減らさないと、日本はめちゃくちゃに

なる。

    将来世代にツケを回してはいけない。

    消費増税も仕方がないか」と思い込んでしまう。

    その結果、財務省の「増税路線」に抵抗することができなくなってしまうんで

すね。

    そうして、意図的につくり上げられた「財政破綻論」に、

    多くの国民が、まんまとだまされてしまうわけです。

☆「円建て」国債の日本が財政破綻しない理由

■日本政府が財政破綻することはあり得ない

藤井 聡・

    ご存知のように、日本の政府は「国債」を発行して、資金を調達しています。

    国債には「返済期限」が決められていて、政府はその期限が来たら利子をつけ

て、

    国債と引き換えにおカネを返済します。

    こう聞くと、まさに「借金」なのだから、

    その返済のときに政府の手元にそれだけのおカネがなかったら、「破綻」しち

ゃうじゃないか!? 

    とみなさんは普通に考えるのだと思います。

    しかし、政府が借りているのが、ドルやユーロではなくて「円」である限り、

    そんなことは絶対に起こらないのです。

    なぜなら政府はいつでも、どんなときでも、「円」であるならば、

    どれだけでも用立てることができるからです!

――木村 博美(フリーランスライター)

    えっ、どうしてそんな離れわざができるのですか?

?

?

安倍内閣の元内閣官房参与がコロナ禍をうまく脱却すれば、日本人はやっと金持ちにな

れることを解説します。

詳しくはこちら>>>

    理由を一言でいうなら、そもそも「円」を発行しているのは、

    他の誰でもない「政府」だからです。

    だから必要なときに、いくらでも「自分」で円を発行して、円を用立てること

ができる。

    もうちょっと厳密にいうと、政府には「通貨発行権」があります。

    その権限を行使すれば、いくらでもおカネをつくり出すことができるのです、

    円である限りにおいて。

    もっと具体的にいうなら、次のようになります。

    まず、10円玉や500円玉などの硬貨は、文字通り政府が実際につくり出し

ています。

    だから、借金返済のときに500円玉を大量につくって、返してしまうという

ことも可能です。

    また、やろうと思えば、100万円玉、1000万円玉なんて硬貨を、

    政府が政府の権限を使って、つくり出し発行して返してしまう、ということも

できるわけです。

    一方、1000円札や5000円札、1万円札などのいわゆる「お札」は、

    正式には「日本銀行券」と呼ばれるのですが、

    その名が示しているように、「日本銀行」という日本の中央銀行がつくり出し

たものです。

    この「日本銀行」というのは、普通の銀行と全然違って、

    「銀行の銀行」ともいわれるように、

    銀行それ自体におカネを貸し付けるというスゴい権限を持っています。

    何よりスゴいのは、彼らが「おカネを自分で何もないところからつくり出して

    そのつくり出したおカネを貸し出す」という行為です。

    わかりやすくいえば、「お札を刷って、貸し出す」ということ。

    そもそも、そういうことができる仕組みになっているわけです。

    で、お札をどれだけでも好きなだけつくり出せる日本銀行という存在は、

    実は、政府の「子会社」なんです。

    日本銀行は、株式を東京証券取引所に上場しているのですが、

    株式の55%を保有しているのが日本政府です。

    しかも日本銀行法という法律の第四条には、

    政府から完全に独立した振る舞いをしちゃだめだ、ということも明記されてい

ます。

    つまり、政府は子会社の日本銀行を使って、貨幣をつくり出すことができる。

    これをしっかり、覚えておいてください。

    簡単にいえば、要するに「政府は、おカネをつくり出すことができる」という

ことなんです。

――木村 博美(フリーランスライター)

    へえ?、初めて聞きました。

?

    「財政破綻論」を信じ込んでいる人のほとんどは、この事実に気づいていませ

ん。

    だいたい「政府の借金」と「家庭の借金」を同じように考えてしまうことが間

違いのもと。

    政府の財政は、家計とは全く違うのです。

    当然ですが、私たち個人や民間の会社は、おカネをつくることができませんよ

ね。

    もし私たちが借金をしていたら、一生懸命におカネを稼ぐか、

    誰か別の人に頭を下げておカネを貸してもらうかして、返済しなくてはならな

い。

    しかし、政府にはその必要はありません。

    なぜなら、さっきからいってるように、自分で貨幣を発行することができるか

らです。

    したがって、政府が借金で破綻することなど、あり得ないのです。

    ちなみに、「日銀と政府は、別の存在じゃないか、日銀は独立してるだろ!」

    という人もいますが、仮にそう考えるにしても、

    政府は子会社の日銀から、いくらでもおカネを借りることができるので、

    破綻することなんてあり得ない。

    というわけで、結論は何ら変わりません。

    この点は、あとでもう少しお話ししますね。

ギリシャの政府の負債は「ユーロ建て」だった

■アルゼンチンやギリシャが破綻した理由

――木村 博美(フリーランスライター)

    でも、アルゼンチンやギリシャは、財政破綻したじゃありませんか。

    だから日本も危ない、と思っている人は大勢いますよ。

藤井 聡・

    日本の国債は、自国通貨の「円」建てです。

    外国もごくわずか日本の国債を持っていますが、それも含めて円建てですから

    政府の借金は「100%日本円建て」。

    しかしアルゼンチンは、自国通貨ではない「アメリカ・ドル建て」国債を売っ

て、

    外国から借りていたおカネを返済できなくなったために、財政破綻に追い込ま

れたんです。

    その3年前、1998年にロシアも財政破綻していますが、

    同じく「アメリカ・ドル建て」の負債でした。

    アルゼンチン・ペソ建てでも、ロシア・ルーブル建てでもなかったのです。

    2015年にギリシャの財政が破綻したのは、

    政府の負債がEUの共通通貨「ユーロ建て」だったからです。

    ユーロを発行できるのは、欧州中央銀行だけ。

    

    自国通貨発行権を持ち、「100%日本円建て」国債を発行している日本のよ

うに、

    政府がおカネをつくって、借金を返すなどということは、どうあがいてもでき

なかったわけです。

    何度でもいいますが、政府が自国通貨建ての国債で破綻することは、

    事実上、あり得ません。

    歴史上、自国通貨建ての借金を返済できなくなった国は、存在しません。

    アメリカがドルで借金しても、中国が元で借金しても、日本が円で借金しても

    返すときに政府の力で、おカネを調達することができる。

    どんな国でも、政府が自分の国の通貨で、借金している限り、

    政府はいともたやすく、おカネを調達して返済することができるのです。

    繰り返しますが、なんといっても中央政府は、

    その国の通貨を発行する権限、つまり通貨発行権を持っているのですから。

    自分で簡単におカネをつくり出して、借金を返すことができるのに、

    借金で破産するなんてバカはいないでしょう。

    

    だから自国通貨建ての借金で破綻してしまったなどというマヌケな政府なぞ、

    存在するわけがないのです! 

    財政破綻論をつくり出した当の財務省ですら、ホームページにはっきりと、

    「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」と書い

ています。

    この「デフォルト」というのは、債務不履行を意味する言葉です。

    「国債債務不履行は考えられない」ということは、

    要するに「日本政府が国債を発行してつくった借金を返せなくなって、

    破綻することは、あり得ない」ということなんですよ。

――木村 博美(フリーランスライター)

    えーっ、信じられない。

    きっと、デフォルトなんて書いても、国民は見ないだろうし、

    見たって意味がわからないだろう、と高をくくってるんでしょうね。

    腹立つ?。

    財務省もそのように明確に公言しているのですから、

    自国通貨建ての国債を発行している日本政府が、

    国債を発行してつくった借金を返せなくなって、

    ロシアやアルゼンチン、ギリシャのように財政破綻することは、絶対にありま

せん。・・》

?

貧血

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

バックには「忘れ時の具ロ―リア」が流れています。

鎮守の森は良くも悪くも暖かく見つめてくれるような気がします。

 お金はすっからかんですが 気持ちだけはありがたくそれなりに過ごしたいもの。

お金には全く円はありませんでしたが

水だけでも10日は過ごせると覚悟のスイッチだけはしっかり持っています。

 ウクライナにおける避難民は500万人ともいわれていますが

障碍者の非難は進んでいないのも現実です。

 金欠かどうだかわからないけれど

ヘモグロビンは人の半分で生きています。

よく救急搬送もされましたがスルーしてきています。

 厚いだけでも体には大きな負担です。

 厚くなるだけで体はむかむか

やり場のなさを感じています。

だからと言って 鉄分を一時的に

とってみても仕方がないと思っています。

 金欠により 真夏は内輪だけで過ごしています。

「最近疲れやすい」に隠れている貧血という病 上原 桃子

最近なんだか疲れやすい、階段を上るとすぐに息切れする。こうした症状を精神的・年

齢的なものと思い込んで医師に相談せず、放置している方が多くいらっしゃいますが、

実は治療が必要な貧血が隠れている場合がよくあります。

貧血を正しく理解し、早めの治療につなげるためにも、今回は、日常診療でよくみる「

鉄欠乏性貧血」と「二次性貧血」について今回はお伝えしたいと思います。

血液の量が少なくなるのが「貧血」?

貧血は「血液の量が少なくなる」イメージですが、実際は血液に含まれる赤血球の量や

質が低下した状態です。したがって、出血で血液が失われて貧血になる、という状態は

全身をめぐる赤血球の量が減るため、というのが正しい理解です。

こちら

貧血は、採血でヘモグロビン(Hb)の数値が男性は13g/dL、女性は11g/dL以下に低下し

ていると貧血と診断されます。しかしHbの値は男女差、個人差も大きいため定期的に健

康診断を行い、普段の値と比較することが重要です。

貧血の原因としては鉄欠乏性貧血が最多であり、日本人女性の10%程度(男性は2%程度

)が罹患しているといわれています。このタイプの貧血は、全身に酸素を運ぶ赤血球の

色素(ヘモグロビン)の材料である鉄が不足することで赤血球が小さくなって色も薄く

なり、酸素を運ぶ能力が低くなってしまいます。

その結果、身体全体に十分な酸素が行き渡りにくくなり、これを補うために血流のポン

プである心臓が頑張るようになった結果、少しの運動でも動悸・息切れするといった症

状が現れます。そしてこの状態が続くと低酸素が補いきれなくなり、頭痛やめまい、だ

るさ、疲れやすさといった症状が出てきます。見た目にも変化が起こり、眼瞼結膜(ま

ぶたを下に引くと見える、通常は赤い粘膜部分)が青白くなることが特徴です。

また、ごく一部の方に氷や土を好んで食べるようになってしまう、異食症といわれる症

状が現れることもあります。暑かったり喉が渇いたりするわけでもないのに急に氷をた

くさん食べるようになったら、それは鉄欠乏性貧血のサインかもしれません。

この貧血は食事での鉄の摂取不足や、女性では生理による出血が主な原因ですが、中に

は治療が必要な病気が背景に潜んでいる場合があります。代表的なものとしては消化管

からの出血が挙げられ、便に赤黒い血が混じる場合は早めに消化器内科を受診しましょ

う。

また女性では婦人科疾患に注意が必要です。生理時の出血の多さや、不正出血(生理期

間以外に出血すること)に心当たりがある場合はつらさを我慢せず、産婦人科を受診し

てください。婦人科疾患は自覚症状が少ないため貧血から腫瘍の早期治療につながるこ

とがあるほか、ピルなどの薬で重い生理を治療できる場合も多くあります。

治療は原因疾患の治療に加え、薬や食事で鉄分を摂ることが有効です。厚生労働省の国

民栄養・健康調査によると、日本人の平均鉄摂取量は7.6mg/日であり、摂取目安の約10

mg/日と比べると不足気味であることがわかります。

赤身肉やレバーは鉄分の吸収が特によく、またピーナッツや海苔、ほうれん草にも鉄分

は含まれます。さらにビタミンCと同時に摂取すると鉄分が吸収されやすくなるため、果

物等と一緒に食べるとより効果アップを期待できます。逆に紅茶などにふくまれるタン

ニンは鉄吸収を阻害してしまうため、飲み過ぎには注意が必要です。

なお、薬での治療は鉄剤の補充となりますが、数日で効果があるものではないため、数

週間程度は根気よく飲み続けることが重要です。

葉酸」はアルコールの飲み過ぎに注意

栄養素の不足による貧血としてはほかに、巨赤芽球性貧血というものが知られています

。この貧血はビタミンB12または葉酸の不足によって引き起こされます。ビタミンB12

動物性食品から、葉酸は緑黄色野菜やレバーなどにふくまれており、どちらも厳格な菜

食主義などでない限り、通常の生活では食事による摂取量は十分とされています。

しかし妊娠中や成長期にはとくに葉酸の需要が増えるため積極的な摂取が勧められてお

り、出産を考えている方は妊娠1カ月前くらいから食事やサプリメントでの摂取を意識す

るとよいでしょう。なおこれらの栄養素は胃から吸収されますが、アルコールの飲み過

ぎでは吸収効率が低下するため注意が必要です。

そのほか、注意する貧血として「二次性貧血」があります。名前のとおり背景に何か原

因となる疾患があるために引き起こされる貧血であり、前述した婦人科疾患のほか、感

染症や悪性腫瘍(がん)、膠原病(関節リウマチなど)、内分泌疾患(甲状腺疾患など

)、肝・腎疾患が主な原因となります。症状は鉄欠乏性貧血と似ているため、生活を改

善しても治らない身体のだるさや疲れやすさ、動悸などを自覚したら早めに医療機関

相談しましょう。

貧血は「なんとなく」だるい、疲れやすいといった症状がメインのため慢性的に放置さ

れがちですが、重大な病気が隠れていることを知らせる身体からのサインかもしれませ

ん。いま一度ご自身の体調や生活習慣を見直すことで、早期の治療のきっかけとなれば

幸いです。

上原 桃子さんの最新公開記事をメールで受け取る(著者フォロー)頭痛缶 体のだるさ

はむしろ当たり前のように過ごしてきています。

死ぬのが怖い人。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。 故郷の山々は小雨の中です。

バックには「硬骨の人」が流れています。

青枝三奈さんは50半ばでお逝去されました。

 誰にだって終焉はやがてきます。

人昔であれば死について語ることなどありえませんでした。

 みこちゃんのおばさんが あの人が死んだからその次は「私の番」と怯え切っていま

した。

だけれどおばさんは倒れこむように突然亡くなりました。

 がんの患者はそれは壮絶な最後となりました。

 みこちゃんはどこか覚悟ができています。

虹の橋で亡き母との再開を願ってもいます。

「死ぬのが怖い」と思ったときに考えてみたいこと 石蔵 文信

逝きかた上手こちら、2回目はこちら)。

死んだ後に自分はどうなるのか、まったくわからないのも不安でしょう。それは誰もが

一度も死んだことがなく、既に死んでしまった方が「死」に関して語ることができない

からでしょう。

2020年に公開された『一度死んでみた』という映画のように、一度死んでも生き返れる

ような薬があればよいのですが、そんな都合の良い薬はできないでしょうね。

この「死んだらどうなるのか?」について、私の考えなどを書かせていただきます。

宗教の多くは、死んだ後の行き先を示してくれます。キリスト教徒やイスラム教徒なら

天国、仏教徒なら浄土というように、「何となく次がある」ので安心感もあるのでしょ

う。死んだ後の世界を示してもらえれば、信仰心の厚い人は死後の恐怖心が少ないのか

もしれません。

しかし、無宗教の方も少なくありません。そのため「死=無」になると考えてしまいが

ちです。

残念ながら私も死んだことがないので、死後の世界を語ることはできません。しかし、

信仰心のない方でも行ける場所があります。それは「あの世」です。天国などではあり

ませんが、「死ぬこと」=「この世からあの世に行く」と考えてみましょう。そう考え

てみると、少し気が楽かもしれません。

次に、亡くなってしまった知人や友人を想像してみましょう。

大阪に住んでいる私には、高校や大学の親しい友人が東京にいます。上京した際には時

々、夕食を共にすることがあります。しかし、新型コロナウイルスの蔓延で、ここ2年ほ

ど東京には行っていません。メールでは時々やりとりをしますが、あまり会えません。

親しい友人でも年に2~3回しか会いませんが、そこまで親しくなければ、数年以上会っ

ていない友人もいます。この年になると、そんな友人が亡くなったという話を時々、聞

きます。「生前に会っていたらなあ」と思うこともありますが、10年以上会っていない

友人など、何を話していいのかと悩みます。

そのようなときには「その友人はまだ東京に住んでいるんだ」とか「会う時間がないだ

けだ」と考えるようにしています。そう考えると、その友人の生死とは関係なく、「ま

だ遠くにいる」ようにも思えるのです。

よく考えてみると、家族と同様の付き合いをしている友人は、ほんの数人です。つまり

、私にとっては家族と数人の友人以外は、友人の生死はあまり関係がないということに

なります。逆に私に対しても多くの方がそのように思っているのではないでしょうか?

自分が死んでも友人の生活は変わらない

私がいなくなることによって大きな影響があるのは、家族ぐらいでしょう。親しい友人

も悲しんでくれると思いますが、彼らの生活が変わるほどのことはないと思います。そ

のように考えると、私は生きていることと死んでいることの境目はかなり低くなるよう

に思います。

『死ぬ瞬間の5つの後悔』は、多くの終末期の人を看取ってきたオーストラリア出身の介

護専門の著者(ブロニー・ウェア氏)が、その経験をまとめた本です。

ネットなどで紹介されている5種類の後悔を見ると、いろいろと示唆に富んでいて、考え

させられます。

そのなかでも「自分に正直な人生を生きればよかった」と悔いる人は多いのではないで

しょうか。確かに正直な人生は素晴らしいと思いますが、この世の中で、完全に自分に

正直な人生を送ったら、いろいろな人や組織と対立することになり、かなり迷惑をかけ

るのではないでしょうか?

私も「夫源病(ふげんびょう)」のカウンセリングで、夫の上から目線やモラハラで苦

しんでいる妻を診察してきました。あまりにも夫に気を使いすぎて、自分の人生を見失

っている妻も多くいます。

そういう方は、もう少し自分の気持ちに正直になってもいいと思いますが、あまりにも

正直になりすぎると家庭が崩壊する恐れが高いのではないでしょうか??学校や会社組織

などでは、ある程度自分を「殺して」いかなければ、人間関係が成り立たないと思いま

す。そのため私は「ほどほどに自分に正直に生きればいい」と思っています。

「働きすぎなければよかった」というのもあるでしょう。私自身も循環器内科の医師と

して忙しく働いていたため、家族をないがしろにしてきました。妻の献身的な努力によ

って何とか家庭崩壊は免れています。

そのことにようやく気づき、50歳を過ぎてからは、家庭を中心に生活をするようになり

ました。また60歳を過ぎると、孫の世話をするために大学を早期退職しました。このよ

うな判断は自分なりに良かったと思いますが、それでも遅かったと思っています。

多くの方は働きすぎて、家族を失う直前に問題に気づくに違いありません。私の外来で

も「妻が離婚を言い出したので何とかしてほしい。自分の態度を改めるつもりだ」と言

う夫もいますが、もう「時既に遅し」です。もっと早く、妻が離婚を決断する前のサイ

ンを出しているときに気づくべきだったと思いますが、一般に男性はかなり切羽詰まら

ないと気づかないようです。

「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」については、「自分に正直な人生を生

きればよかった」によく似ていると思います。

多くの人が素直に自分の気持ちを伝えることができないと思っているのではないでしょ

うか??しかし、それも人生です。そのとき自分の気持ちを伝えることができなかったか

ら、別の人生が開けているといえるでしょう。私は、自分の気持ちを伝える必要もない

と思っています。特に、家族に関しては日ごろの行動でわかってくれるはずです。

流されながら生きている人が大半

「幸せをあきらめなければよかった」という後悔も多くの人にあるものだと思います。

ほとんどの人は「幸せに生きよう」と頑張ります。良い就職をして、良いパートナーを

選び、良い家庭を築いて幸せになろうとするのは当たり前のことだと思っている人も多

いでしょう。

しかし、多くの方はそのような気持ちがあっても、実際に思い切った行動ができないと

思います。なんとなく流されながら人生を過ごしている人が大半でしょう。私もその1人

です。結果的に良い仕事に恵まれ、家族にも恵まれましたが、それほど必死になって頑

張った記憶はありません。

若いころ、工学部から再受験して医学部に入ったのも、薬局を経営していた親類のすす

めです。今の妻と知り合ったのは、大学のテニス部の先輩後輩の間柄でした。しかし、

医者になって大阪大学で勉強したいと考えたのはかなり強い意思があったと思います。

その後は大学の人事に乗っかって病院を転々としました。

しかし、40歳のときにどうしてもアメリカに留学したい気持ちが強くなり、後のことを

考えずに渡米しました。これは幸せになろうと努力したわけではなく、「どうしてもや

りたい」という意思が強かっただけです。

どちらにしても家族に迷惑をかけましたが、今では思い切って行動したことが良かった

と思います。両方ともある程度成功したので後悔はありませんが、もしそれでひどい目

に遭っていたら多分後悔したに違いありません。人間はうまくいけば後悔せず、うまく

いかなかったときに後悔をするのではないでしょうか?

「幸せをあきらめなければよかった」に関しては、最後まで夢を追い続けることで対応

できそうな気がします。死ぬ間際で後悔のない人などいないので、大いに後悔して死に

ましょう。

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思いやり。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 おはようございます。

お腹の虫がご機嫌斜めなので

1時に起きてバナナを食べてしまいました。

バックにはビートルズのナンバーが流れています。

耳も天国にとめされているようです。 木々たちも たっぷりの雨を頂き虫かえるほどの

その息遣いまで香るような気がします。

梅雨明けなのに セミのけたたましい声が聞こえません。

 くよくよ思わないで ふわふわ漂いながら

時にを

やり過ごすのも 生きるための特技なのかと思えたりもします。

 家族の思いやりも何気ない仕草から教えてもらえたりもするものなのかしら…

家族って素晴らしい。

人間の一つの単位としても育てられたならと思えます。

【朝晴れエッセー】あたり前の日々の幸せ・7月12日

毎週土曜日の夕方になると家族で祖父母の家に泊まりに行くことが多い。夜ご飯を食べ

た後は妹、母、祖母と私の4人でボードゲームで遊ぶことが日常となっている。

用意は基本、自分がすることになっていて、用意ができ次第みんなが集まってくる。2

時間から長いときは4時間ほど遊ぶ。父と祖父はたまにやってきて様子をうかがってく

る。基本的に勝つのは母と祖母。妹は特に負けやすい。自分はぼちぼちといったところ

だ。

その日も祖母が他の3人を圧倒していた。遊び始めて2時間ほどたったところで、つい

ていたテレビがウクライナの状況を語り出した。何気なくみんなで見ていると、祖母が

「今こうやってみんなで遊べているのは幸せなことだよ」と言った。戦後すぐに生まれ

た祖母が言ったセリフは重みがあった。今この瞬間も人が殺し合っている現実を思うと

つらくなった。私たちの日常はウクライナでは非日常であり、ウクライナでの日常は私

たちにとっては非日常であることを感じた。

そんな中、ニュースを見ることもなくゲームに負け続け、機嫌を損ねている妹が隣に座

っている。妹がゲームをやめたがっている。そんな妹の様子を見て、気づかれないよう

に祖母が妹を勝たせてあげていた。妹はすっかりご機嫌になった。祖母は負けているが

、うれしそうにしている妹を見てほほ笑んでいる。

幸せな日常っていうのは、こういうことなんだと感じた。限られた時間の中で家族と過

ごせる幸せな時間をこれからも大切にしていきたい。

葛城悠太(18) 兵庫県西宮市

政権はいつも安泰などありえない。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

 バックには「思いあふれて」が流れています。

昨夜よりは過ごしやすい朝のスタートです。

nhkの「子供相談室で長くこんちゅうのおはなしを

されていた「矢島先生」のお話

聞かせていただきました。

根っから昆虫を愛してやまない人のお話は

それだけで引き付ける要素が満ち溢れていました。

 壇上に倒れた元安倍総理

勲章が送られるみたいですが

あまりにも美化しすぎではないのだろ相可

経済も 王手にばかり

労働者のいたわりは感じられなかったし

まずいえるのが「円安から行き場を失って容認してきています。

多くの国債を抱えて堂行き場があるのか

あの世から見ていたいものです。 世の中も 社会も コロナも変異を繰り返しながら

ワクチンまでも模索する日々です。

oお金がなくても命ある限り これに逆らうことなどできはしません。

自民大勝の向こう側は ベールの中です。

政権までも揺るがされないのかと思います。

岸田政権、安倍氏死去で「参院選勝利でも混迷」の訳 泉 宏

複雑化する岸田首相の政局対応時間が止まり、その瞬間からすべてが変わる――。そんな大事件が参院選投開票(7月10日)目前の8日に起こった。安倍晋三元首相が選挙応援での街頭演説中に銃撃され、死去した事件だ。

今年最大の政治決戦で、岸田文雄政権の命運が懸かる参院選だが、岸田首相以上の存在感を示し、「選挙戦の隠れた主役」(自民長老)とも呼ばれていた安倍氏の非業の突然死。選挙結果だけでなく、その政治的影響は選挙後の岸田首相の政局運営も左右しかねない。

そもそも、年明け以降の政権運営をめぐっては、岸田首相と安倍氏のあつれきが目立ち、最近では「選挙後をにらんでの自民権力者たちの闇試合」(同)も取りざたされていた。

その安倍氏が死去したことで、最大派閥・安倍派の今後の動向も含め、選挙勝利が予測される岸田首相の政局対応もより複雑化し、自民党内の権力闘争の構図も一変する可能性が高いからだ。

安倍元首相が凶弾に倒れたのは8日昼前で、場所は奈良市近鉄大和西大寺駅前。至近距離からの狙撃によって心肺停止となり、その時点で岸田政権は激震に見舞われた。

歴代最長の首相在任期間を誇り、しかも、退陣後は圧倒的党内最大派閥・安倍派の領袖となった安倍氏。その存在感と党内影響力は岸田首相をはるかにしのぎ、しかも、ロシアの軍事侵攻によるウクライナ危機という「戦後最大の国難」(岸田首相)への対応でも発言力が際立っていた。

もともと、安倍氏は岸田首相と当選同期で選挙区も近く、年齢も4歳違い。「初当選以来の親しい友人として互いに助け合ってきた」(岸田首相)間柄だ。

ただ、党内有数の保守派論客の安倍氏に対し、岸田氏は、リベラルの牙城とされる宏池会(岸田派)の領袖だけに、憲法改正や安保防衛政策での意見対立は隠せず、岸田政権発足後は政権運営や政策決定を巡る双方のあつれきが「政局の波乱要因」となってきた。

遊説打ち切りを決めて自衛隊機で帰京した岸田首相

そうした状況下での安倍氏の突然の死去。遊説先の山形県で事件の一報を受けた岸田首相は、すぐさま遊説打ち切りを決め、自衛隊機で帰京。首相官邸で待ち構えていた記者団から政局への影響を聞かれた岸田首相は「今、懸命の救急救命措置が行われている最中なので、今後の政局に与える影響には触れるべきではない」と語ったが、その目は潤んでいた。

官邸筋によると、安倍氏が頸部に銃弾が命中して倒れ、心肺停止となった時点で「事実上の即死」とみられ、その旨は岸田首相にも伝えられていたとされる。だからこそ、岸田首相は閣僚全員に即時帰京を指示し、遊説続行を模索していた茂木敏充幹事長ら党役員にも党本部に戻るよう要請したのだ。

そもそも、安倍氏のような「超要人」でなくとも、交通事故等での完全な即死でないかぎり、治療にあたる医師が死亡宣告をするのは親族の確認後、というケースが多いとされる。安倍氏の場合も、8日午後4時55分ごろに昭恵夫人が病院に到着。その直後の5時3分に、医師団が「失血死」を宣告した。

こうした「段取り」は事前に岸田首相も承知していたとみられる。その後、狙撃事件直後から各候補がとりやめた街頭演説などを、選挙戦最終日の9日には予定どおり行うことを決め、あらためて岸田首相や各閣僚、党幹部は全国に散った。

さらに、安倍氏の遺体が昭恵夫人に付き添われて車で都内の自宅に戻ったのは9日午後1時半過ぎ。出迎えたのは党3役の福田達夫総務会長、高市早苗政調会長らで、間を置かずに岸田首相も遊説の合間を縫って弔問に訪れ、涙を流しながら故人への哀悼の念を捧げたとされる。

公示前からほぼ連日、全国を遊説していた安倍氏

安倍氏が最大派閥の会長に就任したのは昨秋の衆院選が終わって、岸田首相が政権運営に自信を強めていた11月だ。ただ、安倍派会長となって「アベノミクス」の根幹を成す積極的財政出動や防衛費の大幅増などを主張し、退陣後はやや薄れていた存在感を取り戻した時期でもある。

もともと安倍氏は、自民党を代表する保守派権力者としての「岩盤支持層」の持ち主。これを背景に、今回の参院選でも公示前からほぼ連日、全国を遊説し、行く先々で多くの聴衆囲まれ、ご満悦だった。

ただ、首相在任時と違って、行動の自由を得られた結果、遊説中も聴衆の間に分け入り、グータッチを繰り返すなどして、愛嬌を振りまいていた。今回の狙撃事件はその結果ともみえ、「安倍氏本来の人なつっこさが仇となった」(周辺)との見方も出る。

参院選の投開票は10日だ。今回の事件が選挙結果にどのような影響を与えるかは、予測困難ではある。ただ、立憲民主の選挙参謀を自任する百戦錬磨の小沢一郎氏は、8日の街頭演説で「自民党に有利に作用するかもしれない」と発言。また与党公明党からも「与党が苦戦している選挙区で風向きが変わるかもしれない」(幹部)との声が出ている。

確かに、今回の事件と経過も政治的意味合いもまったく異なるが、1980年6月の衆参同日選の最中に、当時の大平正芳首相が過労とストレスの果てに急逝した際は、劣勢が予想されていた自民党が大勝した。今回も、「安倍氏の死を悼む保守派の有権者が投票にはせ参じれば、自民が有利になる可能性」(選挙アナリスト)は少なくないというわけだ。

その一方で、今回の参院選勝利で「岸田1強」時代を築き、いわゆる「黄金の3年」を手中にして、「自らの意思を前面に出した政権運営」(側近)を目指してきた岸田首相にとって、安倍氏死去は「すべての前提が変わった」(同)ことにもなる。

これまで岸田首相が想定していたのは「参院選勝利を受けて、まず強力な人事権を発動して、党内の反岸田勢力を抑え込む」(官邸筋)とのシナリオだったとされる。しかし、安倍氏という「最大の支持者で、かつ政敵という強力な“相方”を失った」(同)ことで、党内の権力闘争の構図は一変したのは間違いない。

第2次岸田改造内閣の人事はどうなる?

安倍氏の盟友だが、岸田政権を支える最高実力者ともなっている麻生太郎副総裁。そして、安倍氏との親しい関係を誇示して麻生氏とともに政権の支柱として振る舞う茂木幹事長。この両氏と岸田首相の力関係も微妙に変化する可能性がある。

さらに、突然、「唯一無二の領袖」を失った最大派閥・安倍派が、「後継をめぐる派内紛争で分裂含みになる」(岸田派幹部)ことも想定される。もちろん、ここにきて安倍氏との長年の親交を復活させつつあった菅義偉前首相の出方も予測しにくい。

今回の参院選で当選した議員の議席指定や新たな議長・副議長選任のための臨時国会は8月3日(会期3日間)が見込まれている。その直前に岸田首相の訪米日程が組まれたためだ。

当然、第2次岸田改造内閣の人事はそれ以降となる。その場合、電光石火の形でのお盆前の人事断行か、一定の調整期間をおいての秋の臨時国会前の人事とするかの2択となる。いずれにしても、安倍氏死去で「岸田首相がどちらを選ぶかについては、選挙結果とその後の党内状況を見極めないと判断が難しい状況」(側近)となったことだけは間違いなさそうだ。

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オイルとは健全がなくなること。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

参議院選は 自民党公明の圧勝で着地

独走態勢は どこまでつっづくのか…

緑が深くその色合いからも 根っこのにおいが

息苦しいほどに勢いがある。

 何が起きてもおかしくない今に 一喜一憂しながら終焉を迎えたいもの。

【朝晴れエッセー】手話で〝ありがとう〟・7月10日

右耳が聞こえない。5年前にヘルペスを発症したのだ。手術のあと、顔面まひは免れたものの、以来、聴覚障害者手帳を携える身となった。

さらに、コロナ以来、マスクが妨げとなり大変聞こえづらくなった。誰もが願っていることだが、早く平常の生活が戻ってきてほしい。

私は、今まで耳が聞こえることが当たり前と思っていた。それが、突然、当たり前でないことを知った。遅い気付きであったかもしれない。

耳だけではない。最近、老いが多方面からじりじりと忍び寄ってくる気がする。

世界のトップといわれる高齢化日本、これでは安穏と年をとってはいられない。不安だ。

どのように生きてゆけばいいのか。そんなことを思っていたとき、街角で高齢の男性が手話で話しているのを見かけた。手の動きが美しかった。簡単な手話でもできればいいなと、そのとき、心が動いた。

手話の会に入会して3年、私は、最高齢者であるが、ベテランの人たちに支えられ、助けられ、サークルの雰囲気が楽しい。

それにしても、八十の手習いである。弱気にもなるが、今しばらく続けてみよう。

耳が不自由となった私を、亡き主人は知らない。今夜は話そう、手話で〝ありがとう〟と。

松岡裕子(82) 大阪府四條畷市