怒りに対処するには?

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

昨日、確定申告にデカけましたが

吹く風はまるで皮膚を さすかのような寒風に身震い

西日本はここにきて、白銀の世界もあちらこちら…

、確定申告は、待機に時間以上

集団の空気はもやっとしていて空気の悪さを身をもって体感

 コロナ感染の浮上により

各種行事の樹種区

企業においてはテレワーク、時差出勤…

  対人関係において、怒りマークの人は少なくない。

自分と価値観が異なる人を受け入れられない人は多い鋳物…

 ミこちゃんはあまりにも雑草のような人生であったことで

人の心理背景がよく見えてもいる。

まず相手を観察することが、なぜか習慣性にもなっている。

少し誇張しているかもしれないけれど…。

 実兄が5歳ほど植えながらすぐにこの怒りサインが出るので、

統合失調症かとも思えたりもしています。

 これに対する対処は、ただ黙って聞いているだけ…。

風が収まるのを静かにやり過ごすだけ…。

思いのたけを聞けば、あとはお茶など進める。

これだって、熱い、苦いと文句を言う

多趣味で知人も多く、その人には怒りマークはなぜか抑制力は、働いている。

それに対するストレスが、家族に向かうのかもしれないとひそかに分析…。

年を取るとこの怒りサインの対処もうまくコントロールできている。

これって、感情の起伏もなく、人生の前向きな姿勢も低下しているのかもしれないけれ

ど?

朝起きて日常の活動に適した状態をつくるためにノルアドレナリンが放出されるのです

が、一方で興奮作用があるため、過剰に分泌されると、今回のテーマでもある怒りっぽ

く、イライラしやすくなってしまいます。

怒りそのものは無くしたいものですが、「活動のホルモン」といった側面から考えると

、怒りを感じないということは、活動のエネルギーが低下して、理想の状態やほしい結

果や目標を手に入れることはできません。つまり、やる気に影響が出てしまいます。

怒りのホルモンは、怒りのエネルギーであると同時に、実はとても大切なやる気のエネ

ルギーになるということをまずは理解してください。

また、カウンセリングの世界では、怒りや悲しみといったネガティブな感情を感じなく

しようとすると、喜びやワクワクといったポジティブな感情も感じなくなる、と言われ

ています。ですから、脳内のホルモンだけでなく、心理的な側面からも怒りの感情は抑

えるのではなく、どのように昇華させるか、という視点が必要です。

1-2.原因を理解しないと、怒りは再発する

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心理療法の見地から、怒りを調べていくと、怒りの感情は単なる一つの感情ではなく、

いくつかの異なる表現があることがわかっています。日本発祥の心理療法のひとつにあ

るSAT(サット)療法では、怒りの感情を次のような表現でまとめられています。

怒りの系の感情とは、

怒り、悔しい、不満、敵意、嫌悪感 不信、攻撃心、拒否感、憤り、憎しみ 軽蔑、うら

み、むかつく 恥ずかしい、自己嫌悪、同情心、後悔 自責、罪意識、罪悪感、(強い)情

けなさ)

また、心の声やいいたい言葉で表すとこのようなものです。

ふざけるな/ばかにするな/ちゃんとしてよ/バカやろう/じぶんばっかり

いいかげんにして/なんであの人が/わかってよ/ (自分に対して)情けない

なにやってるんだ/怠けるな/ごめんね

といった声です。

よく見てみると怒りは単純に一つの感情ではなく、様々な状況でその姿を変えるもので

あり、他人や出来事といった外的なものだけに感じているのではなく、自分にも向けら

れる感情だということです。

ですので、ただ単純に怒りをなくそうとしても、感情を発散させようとしても、その瞬

間の怒りは解消できても、同じような怒りを、人を変え、状況を変え、時間を変えて、

同様の怒りはまた起こってきます。

ですから、単純に怒りをなくそうと思わず、ますはその原因は何か、よく理解しておく

必要があるということです。どういった理由で怒りを感じているのかを知ることで、あ

なたの怒りに対するコントロールする力は確実に高まっていきます。

(怒りの原因については、「2.怒りをコントロールするために知っておきたい3つの原

因」で詳しくご紹介します。今のあなたの状況に照らし合わせながら読んでください)

※SAT(Structured Association Technique)の略で、筑波大学名誉教授の宗像恒次氏に

よって開発された理論です。

1-3.怒りは、あなたの成長の機会になる

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先にご紹介したとおり、怒りをただ単に発散するだけでは、再発の可能性が高く、また

活動のエネルギーの低下につながります。

では、どのように怒りに対して向き合えばいいのかをお伝えすると、その怒りを成長の

機会として活用していくことです。

その怒りは、その時にはあなたを苦しめたり、困らせたりしますが、時間が経つと大き

な学びや成長の機会である、とある時点で気付くことがあります。

「失敗した分だけ学びがある」「ピンチはチャンスである」「影があるから光がある」

といった言葉があるように、怒りは学びや成長の機会です。そのために以下の3つのス

テップを意識してください。

そのステップとは、「怒りに気づき」、「原因を理解し」「対処できるやり方を実践す

る」という3つのステップです。

気付くことの重要性は、あなたも経験があると思いますが、怒りの支配下に入ってしま

うと、通常の自分では考えられない言動をしてしまうのが、私たち人間です。ですので

、言いたいことを飲み込むのではなく、また爆発させるのではなく、まずは気づくこと

に集中してください。

そして、次の章で詳しく取り上げている怒りの主な3つの原因を参考にし、あなたの怒

りの原因は何かを突き止めてください。本当の理由は何か、それを知るだけでも対処で

きる心の状態を生み出すことはできます。

そして、対処方法を見つけ、実践してください。「3場面別に活用する怒りのコントロ

ール法』のところでそのやり方をご紹介しています。

この3つのステップを意識することで、同じようなことが起きても、あなたは怒りに蝕

まれることなく、これまでとは違った感覚で怒りを認識し、成長や学びにつなげること

ができるようになります。

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2.怒りをコントロールするために知っておきたい3つの原因

大きく分けると怒りは以下の3つの原因で生じます。原因がわかれば、これまで以上に冷

静に対応することができ、かつ再発防止ができます。解説とともにヒントもご紹介して

いますので、今の自分の怒りのケースに当てはめながら読み進めてください。

2-1.前提が崩れる

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前提とは、期待はずれや予定外、またあなたにとっての常識や当たり前、また思い込み

のことをここでは意味しています。自分が思っていたこととは別なことが起きた、つま

り、提が崩れた場合に怒りは生じます。

たとえば仕事では、お客様のところへセールスに向かった時に部下や後輩が「重要な書

類を忘れてしまった」といった場合がその例です。おそらくこのときというのは「なに

をやってんだ!」と言っている状態ですね。つまり、前提が崩れて起きた怒りのケース

です。

また、家庭では、子どもが宿題をせずに遊びに行って起こっているとしたら、「遊びに

行く前に宿題を済ませていくのは当たり前でしょっ!」と心の中で言っているときです

。これも前提が崩れて起きている場合です。

こういった場合には、過剰な期待をもたず、日常は「イレギュラーの連続」であると思

っていれば、怒りにあなたのエネルギーを奪われることはありません。デキル人は、こ

のような考え方を持っているので、柔軟性を発揮して冷静に対処することができます。

知っておきたい点は、あなたの前提を相手と確認することなく、あなただけで常識にし

ていることで、このような怒りは生じるということです。考えてみるとわかりますが、

あなたの前提を事前に相手と確認できている状態であれば、このケースによる怒りは軽

減されます。

ポイントは、あなたはわかっていても、相手が知らない場合があることを自覚すること

です。「言ったつもり」「言わなくてもわかっているはず」の状態を減らしていくこと

で、この原因による怒りは、解消されます。

2-2.大切な価値観が無視される

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価値観というのは、あなたが状況や場面によって大事にしたい大切なもので、欠くこと

ができないものです。

例えば、仕事では、「成果」「スピード」「楽しさ」「成長」「一体感」といったもの

が挙げられます。家庭では、「笑顔」「やすらぎ」「つながり」「思いやり」「あいさ

つ」といったことが挙げられます。

人生の分野や人によって異なるものが、この「価値観」です。この価値観が引き起こす

怒りの原因は、それらの価値観が無視されたり、侵害されたりするときに私たちは怒り

を感じます。

例えば、仕事の面で「結果」を大切にしたいと思っているあなたに対して、「楽しくや

ろうよ」と他の社員が言うとムッとするわけです。許せない気持ちになります。

政治家の横暴や不正が許せない人は、その人の中にある「平等」「誠実」「安全」とい

った価値観が侵害されて、怒りを感じます。

また身近な例で言うと、「外食する」という場面においては、「味」を大切にしている

人にとっては「量」は優先順位が低く、「量」が大事になってくる人には、味は二の次

で、こういう人は、「量」が少ないと「この食事の量にお金を出すのは嫌だ」といった

嫌悪感がでて、怒りが生じます。

このように恋愛も含む人間関係や趣味といった分野、また経済や健康といった人生の分

野、さらに細かい状況や場面において、人はそれぞれ大切にしたい価値観が存在してい

ます。

一つの見方として捉えると、これら価値観の集合体を「自分自身」と表現してもいいか

もしれません。つまり、自分自身が大切な存在だと思いたいからこそ、自分のことを相

手から無視されたり、馬鹿にされたりすると怒りを感じるのは、当然のことになります

この原因による怒りも、「前提」と同様、あなただけがわかっていて、相手は認識でき

ていないということが深い部分での原因です。

言い方をかえると、あなたの大切にしている価値観を相手が無視したり、侵害している

のではなく、あなたとは異なる「その相手が大事にしている価値観」を言っているだけ

だったりします。もし、そういったことが理由だとわかれば、過剰な反応をすることも

なく、円滑なコミュニケーションを進めていくことができます。

2-3.不健康な状態

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これは、健康状態が原因で起きるケースです。睡眠不足や栄養不足による体調不良で、

安定した状態が損なわれ、イライラした状態が継続的に起こり、何かをきっかけにボッ

と爆発する状態です。つまり、先にお伝えした二つの原因「前提が崩れる」と「大切な

価値観が無視された」ことに敏感に反応しやすくなっている状態です。

気分が良く、体が軽く健康な状態の時には、イライラさせる問題が、たんなる出来事と

して処理されることもありますが、この不健康な状態だと経験があると思いますが、す

ぐに反応してしまいますね。同じことでも「あの時は許せても、この時は許せない!」

といった状態です。

つまり、健康で健全な状態を維持することで、冷静な対応や偏見のないものの見方がで

きる状態を作り、怒りに対処することができます。