大和田獏さんの家族って素晴らしい♪

 ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 大和田獏さんといえば本当に穏やかそのもの。

奥様は岡江久美子さんで、nhkの連想ゲームで知り合いご結婚。

大和田さんは、結婚にあたり、人はそれぞれ異なりお互いを認め合い、程よい距離であ

ることを望み、家族も我々なりの色合いが出せたらよいとの考えの元

一人娘を決して甘やかすことなく規則正しさの中

娘の自立に努められたともいわれています。

歴愛型に陥りやすい芸能界に会って

とっても家族のあるべき姿を感じてしまいます。

 ご両親に愛されて育てられた娘さんの未来もまたご両親から多くの物を受け継ぎなが

ら継承されていくことでしょう!

  そんな一人娘さんが、大人になってインタビューで家族のことに触れておられます

 お互いの尊厳を 尊重しあい認め合える家族の姿は素晴らしい。

  家族は社会における細胞です。

社会の一単位でもあります。

貧しくても、裕福であっても健全家族が多ければ多いいほどに

社会の中身も充実できるもの

 王和田獏さんの家族はその象徴でもあります。

   産経寄りの引用。

【父の教え】女優・大和田美帆さん それぞれの「普通」に納得 (2019年07月31日)

 両親が有名俳優、その一人娘というプロフィルから、「さぞ甘やかされたでしょう?

」と言われることがある。しかし、父で俳優の大和田獏さんは「甘くない。厳しい父」

だった。

 「昔はパパなんていなくなればいい、と思っていました」

 おもちゃの「たまごっち」や携帯電話。「だってみんなが持っているから」とねだる

美帆さんに、獏さんは「その理由では僕は買ってあげられない」と首を振り、「どうし

ても欲しいなら他の理由を」と宿題を出した。

 門限も厳格だった。高校時代、仲良しグループのお泊まり会。美帆さんだけ父に「ダ

メ」と言われ、泣きながら帰った。

 厳しさの裏にある父の本心を知ったのは、美帆さんが二十歳を過ぎたころだ。酒を酌

み交わしながら獏さんが、ぽつり、「しんどかった。(お泊まり会に)行っておいでっ

ていったほうがよかったのかと、眠れない日があった」と明かした。

 「父もつらかったんですね。私を甘やかすほうが簡単だったでしょうに」。美帆さん

は振り返る。

■   ■

 小学4年生の頃、父の言葉に救われたことがある。

 小学校に入ると、周りは専業主婦の家庭がほとんどだった。「母が撮影でいないこと

も多い私の家は普通じゃない」と思った。同時に、両親の顔や名前が知られている怖さ

、芸能人の子供と言われ、自分自身を見てもらえていないような居場所のない感覚が、

いつもあったという。

 両親は多忙でも仕事を調整し、夕食時の家族だんらんを大切にした。ところが、ある

夜、美帆さんの胸の不安が堰(せき)を切り、「なんでこんな家に生んだの? 普通の

家がよかった」と泣きながら両親を責めたことがあった。

 母で女優の岡江久美子さんは台所で食器を洗いながら「ごめんね」と泣いた。

 獏さんは美帆さんに歩み寄り、「俳優という仕事に誇りを持っている。世間に顔を知

られているのは普通じゃないかもしれない。美帆にも迷惑をかけるだろうけれど、逃げ

ないでいてほしい」と語りかけた。

 「正面から向き合ってくれた父の言葉は、どれも腑(ふ)に落ちました」。中でも一

番、胸に残ったのは「美帆が言う“普通”って何なの」との問いかけの言葉だった。人

それぞれ、仕事も暮らしも異なり、個々別々の「普通」がある。あのとき、「普通じゃ

ない」と感じていた芸能の道を選んだ。「ことあるごとに、あの時の父の言葉を思い出

します」という。

■   ■

 両親と同じ、演技のプロとなった今、獏さんは一番の批評家だ。「あの場面はなぜあ

あなの、って父が聞いてくることがあります。そう言われて、確かにあの場面で心情が

弱かった、甘かったかな、と振り返ることもあります。父も母も、この仕事をずっと続

けていることを尊敬します。2人は目標」と話す。

 美帆さんは平成27年に出産。親になり、離婚も経験した。

 「仕事をしながら子供を育てるって、大変だったんですね。父の思いも、今は分かり

ます。かわいいからこそ、私が自立できるように、わが子に好かれようともせず、厳し

くしてくれたんだと。そんな父に今、感謝しています」

 甘えられない女に育っちゃいました、と美帆さん。

 「ちゃんと娘を育てて、安心してもらいたい。それが親孝行になると思うから」(津

川綾子)

 ≪メッセージ≫

 厳しく育ててくれてありがとう。社会と私がつながる橋を一緒に作ってもらった気が

します。まだまだ親孝行するから、元気でいてね。

【プロフィル】大和田美帆

 おおわだ・みほ 昭和58年、東京都生まれ。日大芸術学部在学中の平成15年、ミ

ュージカル「PURE LOVE」でデビュー。以降、舞台「ガラスの仮面」、ドラマ

「相棒 season17」などに出演。9月には東京・新橋演舞場でミュージカル「

ペテン師と詐欺師」に出演予定。「チョイス@病気になったとき」(NHK Eテレ)

の司会、エッセー本「ワガコ」(新潮社)を著すなど幅広く活動。

【プロフィル】俳優・大和田獏

 おおわだ・ばく 昭和25年、福井県生まれ。名古屋市立大卒。48年、ドラマ「こ

んまい女」で俳優デビュー。58年に女優の岡江久美子さんと結婚。「渡る世間は鬼ば

かり」などドラマのほか、バラエティー番組、ラジオ、舞台、映画などでも活躍。現在

、「くすぐる」(テレビ愛知)にレギュラー出演。 

  わが心のエッセンス。

ジョージ・バーンズ

幸せとは、暖かく、愛にあふれた大家族を持つことである