熱いお茶でもむせこむようになった変調…。

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

今朝は、ベンチャーの曲に合わせ、go-go体操

その場におけるランニングてけてけ運動5分程度♪

今日のスタートもハイテンション

goingmyway…

なんと小春日和な年末の快適な一日。

私も最近よくむせこむ経験んもしています。

ニュースでもよく嚥下困難で死亡のお話はよく聞きもしました。

また持ちの注意もよくされています。

ところが、熱いお茶屋、みそ汁でもむせこむこともよくあります。

これも老化現象かといえばいえるのでしょうか?

 そういえば、みこちゃんが体験施設に入所していた時

年寄りがひと口に一さじ運ばれるともぐもぐとまるで

遊んでいるかのように職員をいらだたせる利用者もいたことを 思い出したりしています。

 高齢者施設の職員は、このような体質の学習もしてほしいものと思えた感想でもある。

誤嚥性障害についてあまり知らない人のために、嚥下障害の基礎知識と症状をお伝えします。

●嚥下障害とは

「嚥下」とは、口の中のものを飲み込んで胃に送ることで、飲み込む動作が上手くできない状態を嚥下障害といいます。食べ物を上手く飲み込めないと食事が取りづらくなるため、「低栄養や脱水を起こす」「食べ物が喉に詰まって窒息する」といった危険があるほか、高齢者の命を脅かす病気「誤嚥性肺炎」を引き起こす原因にもなります。

●嚥下障害の症状

・食事中にむせる

特にむせやすいのは、味噌汁やお茶などの水分、または水分と固形物の入り混じった食べ物です。むせるのを避けようと水分を多く含むものをあまり取らなくなると、脱水につながります。飲食物だけでなく、自身の唾液でも咳き込む場合があります。

・固形物を噛んで飲み込めなくなる

硬い食べ物はよく噛まないと飲み込めないため、麺類などの柔らかいものや、噛まずに食べられるものを好むようになります。その結果栄養が偏り、低栄養につながります。

・食事をすると疲れる、最後まで食べきれない

時間をかけてよく咀嚼しなければ飲み込めなかったり、飲み込んでも口腔内に食べ物が残ったりするため、食事に時間がかかるようになります。食べられるものも制限されるため、食事自体の楽しみが奪われ、食べる意欲の低下につながります。場合によっては食事の途中で肉体的・精神的に疲れてしまい、出されたメニューをすべて食べきれないこともあります。

・食事の後、声がかれる

声質の変化も、よく見られる症状です。食べ物を飲み込んだあとに声がかすれたり、口腔内に食べ物が残留することから痰が絡みやすくなり、がらがらした声になったりします。

・体重が減る

食べる量が減る上、食事の内容が偏るため、低栄養状態になって体調を崩しやすくなり、体重が落ちていきます。

嚥下障害の原因

嚥下障害の原因は「器質的原因」「機能的原因」「心理的原因」の3つに大別されます。

高齢者の嚥下障害は何が原因で起こるのでしょうか?

食べ物が口腔内から咽頭、食道、胃へと運ばれるまでには多くの器官が関わっていますが、嚥下障害はこれらの器官が何らかの理由で上手く働かないことが原因で起こります。

●器質的原因

嚥下に関わる口腔内から胃までの気管に食べ物の通過を妨げる構造上の問題があり、うまく嚥下ができなくなるケースです。中でも多いのは、口内炎喉頭がんによる腫瘍、炎症などです。唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)などの先天的な奇形が原因となることもあります。

●機能的原因

器官の構造そのものには問題がなく、それらを動かす筋肉や神経に問題があって嚥下機能が衰えるケースです。

運動麻痺や認知機能障害を引き起こす「脳血管疾患(=脳卒中)」、または「パーキンソン病」に代表される神経と筋肉の伝達異常が生じる「神経筋疾患」が原因の可能性があります。向精神薬(こうせいしんやく:精神科で処方される薬の総称)や鎮静剤といった、薬剤の影響で各器官の働きが低下することもあります。

加齢により咀嚼や嚥下に必要な筋力が衰えるのも、機能的原因の一つです。筋力が低下すると飲み込むときに気道を閉じることができなくなり、食べ物が気管に入りやすくなります。

心理的原因

うつ病などによる食欲不振など、心因性の疾患が嚥下障害を引き起こすケースです。

嚥下障害が引き起こす「誤嚥性肺炎」とは?

嚥下障害が招く「誤嚥性肺炎」は、高齢者の死亡原因としても多くの割合を占める怖い病気です。

誤嚥性肺炎とは

通常、口腔内のものを飲み込むときは気管につながる部分が閉じています。しかし、嚥下障害があるとこの機能がうまく働かず、唾液や食べ物、胃の逆流物などが気管に入ってしまうことがあります。気管に入った唾液や食べ物に含まれる細菌が肺に送り込まれると、中で炎症を起こし、激しく咳き込んだり高熱が出たりといった症状が現れます。これが誤嚥性肺炎です。

日本において肺炎は、がん、心疾患についで3番目に多い死因です。肺炎で亡くなるのはほとんどが高齢者で、その中でも誤嚥性肺炎による死亡は7~8割以上を占めるといわれています(「70 歳以上の高齢者の誤嚥性肺炎に関する総入院費の推計値(2014年)」から引用)。高齢者は気管の異物を追い出す機能が衰えているため、誤嚥を起こしやすく、誤嚥性肺炎にかかりやすいのです。

また、胃の逆流物を誤嚥すると、それに含まれる消化液や酸で気道粘膜が損傷してしまいます。傷ついた気道粘膜は治りにくく働きも鈍くなり、誤嚥しても咳などでなかなか異物を追い出せなくなるので、一度誤嚥性肺炎にかかるとまた繰り返してしまう危険性が高くなります。

ちなみに日本人の死因の上位を占める脳血管疾患は、嚥下障害の原因の一つです。

嚥下障害の兆候を見逃さないことは、がんや脳の疾患、肺炎など、命の危険がある病気の早期発見や予防につながっています。

誤嚥性肺炎の症状

肺炎にかかると、通常、「高熱が出る」「激しく咳き込む」「呼吸が苦しくなる」「肺雑音がする」「黄色く濃い痰が出る」といった症状が現れますが、誤嚥性肺炎ではこうした症状がはっきり見られないこともあります。特に高齢者の場合は、病状が進んでも表に現れる症状は軽く見えることがあるので、重症化してから初めて気が付くという事態になりかねません。

「なんとなく元気がない」「ぼんやりしている時間が増えた」「唾液や食べ物をなかなか飲み込まない」「食後に疲労している」などの様子が見られたら、誤嚥性肺炎を疑いましょう。