筋のひきつけ、高齢者に多いい…!

 

   ご機嫌いかがでしょうか。 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

それなりの気温ぶりっとむしゃ震い一つ!

 私はつわぶきの花ことばが好き。

困難に向かって生きる姿が好き…

日差しがなくても険しく、厳しい季節にあの大輪を咲かせる姿が好き

 アフガンに捧げ続けた医師の中村先生…

海外でこのように活躍し続けた人こそ[国民栄誉賞」にふさわしい人材

中村先生は

命の根源と絶えず向き合ってこられた人

きれいな水と、食べ物があるだけで多くの人は救える!

毎日汗水たらして暮らしの支援にそして復興に命をささげられたお方…

心よりご冥福をお祈り申し上げます。 どうぞお安らかに。  

  定年を迎えるころ、ふくろはぎに 決まったかのようにこくらがえりが起こり

痛くて悲鳴が上がり大変…

今こそ出なくなりましたが手の小指も引付が出ていたい思いをしました。

高齢者のけいれんはよく聞かされもします。

また胸の引付も聞いたことがあります。        

これは高齢化に伴い筋が知事むということなのでしょうか。

 あの痛さは耐え難いものがあります。

筋痙攣(筋肉がつること)は,突然起きて短時間持続する,疼痛を伴う筋または筋群の

不随意収縮である。筋痙攣は健常者(通常は中年または高齢者)でよくみられ,ときに

安静             時にも起こるが,特に運動中もしくは運動後または夜

間(睡眠中も含む)に発生する。夜間の下肢の筋痙攣は,通常は腓腹部に起こり,足の

底屈と足趾の屈曲を生じる。

筋痙攣に類似する症状を引き起こす疾患もある:

ジストニアは筋攣縮を引き起こすが,通常は持続時間がより長く,再発を繰り返し,典

型的な下肢の筋痙攣とは異なる筋(例,頸部,手,顔面,全身の筋)に生じる。

テタニーは筋の攣縮を引き起こすが,通常は持続時間がより長い(しばしば短時間の筋

収縮が反復して生じる);通常は両側性かつびまん性であるが,手足の攣縮が単独で起

こることもある。

末梢動脈疾患を有する患者では,運動中に筋虚血により腓腹部に疼痛が生じることがあ

るが(跛行),その疼痛は筋への血流不足によるものであり,筋痙攣のように筋が収縮

しているわけではない。

錯覚性の筋痙攣(illusory cramp)とは,筋の収縮や虚血がないにもかかわらず,筋痙

攣の感覚が生じるものである。

原因 

下肢の筋痙攣(こむら返り)で最も頻度の高い病型は以下のものである:

良性特発性の筋痙攣(原因疾患がなく,典型的には夜間に発生する筋痙攣)

運動に伴う筋痙攣(運動中または運動直後に発生する筋痙攣)

ほとんど全ての人が筋痙攣を経験するが,リスクや重症度を高める特定の因子が存在す

る。リスクや重症度を高める因子としては以下のものがある:

腓腹部の筋が張っている(例,ストレッチ不足,運動不足,ときに慢性の下腿浮腫によ

る)

脱水

電解質異常(例,体内のカリウムまたはマグネシウム濃度の低下)

神経疾患または代謝性疾患

薬剤

筋痙攣と関連のある主な薬剤および疾患

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筋痙攣と関連のある主な薬剤および疾患

原因 

示唆する所見

確定診断の方法

薬物

寄与する薬剤:ARB,シスプラチン,クロフィブラート,利尿薬,ドネペジル,β刺激作

用をもつ薬剤(気管支拡張薬および一部のβ遮断薬 を含む),ロバスタチン,経口避

妊薬,ピラジナミド,ラロキシフェン,刺激物(例,アンフェタミン,カフェイン,コ

カイン,エフェドリン,ニコチン,プソイドエフェドリン),テリパラチド,トルカポ

ン,ビンクリスチン

離脱症候群:アルコール,バルビツール酸系薬剤,ベンゾジアゼピン系薬剤,催眠鎮静

原因薬剤を服用している患者

臨床的評価,ときに疑われる薬剤からの試験的な離脱

疾患名

細胞外液減少および/または電解質異常(例,カルシウムイオンの減少,カリウムまたは

マグネシウム濃度の低下) 

ときに大量発汗,嘔吐,下痢,利尿薬の使用,脱水の徴候

ときに血液透析の実施中もしくは終了後または妊娠後期(おそらくマグネシウム濃度の

低下に関連する)に生じる

ときに血清カリウムマグネシウム,および/またはイオン化カルシウムの測定

代謝性疾患(例,アルコール依存症甲状腺機能低下症) 

アルコール依存症:乱用歴;ときに腹水,女性化乳房,くも状血管腫,精巣萎縮

甲状腺機能低下症:耐寒性低下,便秘,疲労,反射遅延

アルコール依存症:臨床的評価

甲状腺機能低下症:甲状腺機能検査

末梢神経障害

神経叢障害

神経根障害

運動ニューロン疾患

ミオパチー

単一の末梢神経,神経叢,または神経根の分布域における筋力低下,感覚消失,疼痛,

および/または反射低下

線維束性収縮

運動ニューロン疾患において,側の手または足から始まる筋力低下

臨床的評価

ときに筋電図検査,神経伝導検査,および/または脊髄MRI

筋骨格系の異常 

腓腹部の筋の張り,長時間の座位

構造的異常(例,扁平足,反張膝)がある患者

臨床的評価

運動に伴う筋痙攣 

運動で使用した筋に運動中または運動後数時間以内に発生する痙攣

臨床的評価

良性特発性の下肢の筋痙攣 

誘因なく発生し他に説明のつかない筋痙攣,典型的には夜間に腓腹部の筋に生じる

通常は腓腹部の筋が張っている

臨床的評価

ARB = アンジオテンシンII受容体拮抗薬。

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評価 

評価では治療可能な病態を認識することに焦点を置く。多くの症例では,筋痙攣の原因

疾患がすでに診断されているか,原因疾患によって筋痙攣よりも厄介な症状が他に生じ

ている。

筋痙攣は跛行およびジストニアと鑑別する必要があるが,通常は臨床的評価で十分であ

る。

病歴

現病歴は,筋痙攣の持続時間,頻度,局在,可能性のある誘因,あらゆる合併症状を含

めて,詳細に聴取すべきである。神経または筋疾患に関連することのある症状としては

,筋硬直,筋力低下,疼痛,感覚消失などがある。脱水または電解質もしくは体液異常

に寄与しうる因子(例,嘔吐,下痢,過度の運動,過剰な発汗,最近の透析,利尿薬の

使用,妊娠)を記録する。

系統的症状把握(review of systems)では,以下のような原因を示唆する症状がないか

検討すべきである:

無月経または月経不順:妊娠に関連する下肢痙攣

耐寒性の低下と体重増加および皮膚の変化:甲状腺機能低下症

筋力低下:神経疾患

疼痛または感覚消失:末梢神経障害または神経根障害

既往歴には,筋痙攣を生じうるあらゆる疾患の聴取を含めるべきである。飲酒歴を含め

て,完全な薬歴を聴取する。

身体診察

全身状態の観察では,皮膚の観察を行って,アルコール依存症の皮膚徴候,非圧痕性浮

腫または眉毛の脱落(甲状腺機能低下症を示唆する),皮膚の湿度変化やツルゴールの

変化がないか調べるべきである。深部腱反射の評価を含めて,神経学的診察を行う。

全ての四肢で脈拍を触診し,血圧を測定すべきである。患肢における脈拍微弱または足

関節上腕血圧比の低値は,虚血を示唆している可能性がある。

警戒すべき事項(Red Flag)

以下の所見は特に注意が必要である:

上肢または体幹の障害

反射亢進

筋力低下

線維束性収縮

アルコール依存症

循環血液量減少

末梢神経,神経叢,または神経根の分布域における疼痛または感覚消失

所見の解釈

局所的な筋痙攣は,良性特発性の下肢痙攣,運動に伴う筋痙攣,筋骨格系の異常,末梢

神経系の異常,または非対称性となりうる早期の変性疾患(運動ニューロン疾患など)

を示唆する。局所的な反射低下は,末梢神経障害,神経叢障害,または神経根障害を示

唆する。

びまん性の筋痙攣がみられる患者(特に振戦を伴う場合)では,反射亢進は全身的原因

(例,血中カルシウムイオンの減少;ときにアルコール依存症,運動ニューロン疾患,

または薬剤)を示唆するが,深部腱反射への影響は薬剤によって異なる。全身性の反射

低下は,甲状腺機能低下症やときにアルコール依存症を示唆する場合もあるが,正常所

見である場合もある(特に高齢者)。

診察で異常がなく,病歴から矛盾しない場合は,良性特発性の下肢痙攣または運動に伴

う筋痙攣が示唆される。

検査

臨床的な異常所見に応じて適応となる検査を行う。ルーチンに行う検査はない。

原因不明のびまん性痙攣がみられ,特に反射亢進を伴う場合は,血糖値,腎機能,およ

電解質(カルシウムおよびマグネシウムを含む)を測定すべきである。

テタニーがみられる場合は,イオン化カルシウムの測定と動脈血ガス分析を行う(呼吸

性アルカローシスを確定するため)。

痙攣のある筋で筋力低下があれば,筋電図検査を行う。

筋力低下がびまん性であれば,脳MRIおよびしばしば脊髄MRIを施行する。

治療 

ストレッチ

適応があれば基礎疾患を治療する。

筋痙攣が起きた際には,その筋のストレッチを行うことで痙攣が軽減される場合が多い

。例えば,腓腹部の痙攣を緩和するには,患者自身の手で足趾および足を上に引き上げ

る(背屈させる)とよい。

予防 

筋痙攣の予防法としては以下のものがある:

食後すぐに運動しない

運動前または就寝前に愛護的なストレッチを行う

運動後は十分に水分(特にカリウムを含む飲料水)を補給する

刺激物(例,カフェイン,ニコチン,エフェドリン,プソイドエフェドリン)を摂取し

ない

禁煙する

ランナーが行うストレッチが最も有用である。片方の下肢を前方に出して膝関節を屈曲

させ,もう一方の下肢を後方に置いて膝関節を伸展させた状態(フェンシングの突きの

ポーズ)にする。バランスをとるために手を壁についてもよい。両足の踵は地面に着け

たままにする。前方の下肢の膝関節をさらに深く屈曲させ,後方の下肢の腓腹部全体が

伸展するようにする。両足の間隔が広いほど,また前方の膝関節を深く屈曲させるほど

,ストレッチの効果は大きくなる。ストレッチの状態を30秒間維持し,これを5回繰り返

す。下肢を入れ替えて同様にストレッチを行う。