YouTuberの時代となるのでしょうね!

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

今朝は暖かい日です。

花言葉は平山杉という。

人に寄り添う素敵な言葉です。

 

 昭和の時代には、テレビが、家に登場して正座してみたもんです。

「人生落ありゃくもあるさ」何度見ても見飽きないドラマにもなっていました。 テレビが追い越される時代はそこまで来ている。

 

 今や小学生憧れの職業である「YouTuber(ユーチューバー)」。動画投稿サ

イトで自作動画を公開し、閲覧者を獲得、主に広告収入で生活しようとする人を指す。

日本

バーの年収は数億円に及ぶとされ、養成学校ができるほどの人気となっている。一方、

職業人口が増え、淘汰(とうた)されるユーチューバーも。閲覧者欲しさに過激行為へ

走るケースもあり、専門家は「稼げるイメージが先行しているが、今から成功するのは

厳しい」と話す。

小学生教育プログラム「YouTuberAcademy」では、映像制作とネットリ

テラシーを学ぶ

子供たちの憧れ

先月、不登校の自由を主張する沖縄県宜野湾市の10歳のユーチューバー「少年革命家

ゆたぼん」が注目された。あどけない少年が「学校へ行くな」「(教師の言うなりの)

ロボットになるな」と過激な発言を繰り返す動画には賛否両論が沸き起こり、ちょっと

した“炎上”状態に。主張の是非はともかく、地方の小学生が好きなタイミングで好き

なことを世界に発信することは、ユーチューバーならではの行為で、既存メディアにで

きないことではある。

ネット動画に親しむ子供たちにとって、今やパティシエやサッカー選手と並び、ユーチ

ューバーは憧れの職業だ。学研教育総合研究所が昨年9月、全国の小学1~6年の男女

1200人を対象にアンケートを行ったところ、将来つきたい職業で、ユーチューバー

が3位に

  ランクインした。

動画を中心としたサービスの発達に伴い「VTuber」というワードをよく耳にするように

なった。ところが、言葉の意味や広まった背景を知る機会が少ないのではないだろうか

。まずは「VTuber」の概要を説明する。

VTuberとは、アバターによる動画投稿活動全般を指す

VTuber」とは、「バーチャルYouTuber」を省略した言葉だ。動画クリエイターによっ

て制作された2Dまたは3Dのアバターによる、動画投稿・配信活動を指す。動画投稿者を

広く指す「YouTuber」の中でも、実在しない(バーチャルな)存在を活用することから

その名が付いた。

VTuberが広まった背景としては、動画に関する技術が進化したことで、モーションキャ

プチャーを始めとした難易度の高い技術を簡易的に扱えるクリエイターが増えているこ

とが挙げられる。

VTuberの火付け役となったのは、2016年12月に活動を開始した「キズナアイ」だ。「バ

ーチャルYouTuber」というフレーズを初めて使用した存在でもある。チャンネル開設か

ら1年後には、登録者数が100万人を突破し、若者を中心に人気を集めている。まさに「V

Tuber」の創始者といっても過言ではないだろう。

アバターを用いた動画投稿の仕組み

VTuber」の核となるアバターには、リアルな人間の体の動きや表情を反映させること

ができる。ビデオカメラやスマートフォンなどを利用して動画を撮影するYouTuberとは

異なり、撮影方法は実に多岐に渡る。

スマートフォンを基本として、WebカメラVR機器、モーションキャプチャーなど、さま

ざまだ。機器や技術を専門的に勉強したことがなくとも、独学で簡単にVTuberのクリエ

イターとして活動できる。

YouTuberとの違いは「スキャンダルリスクの少なさ」

VTuberとYouTuberとでは、スキャンダルリスクの大きさに違いがある

昨年夏に日本経済新聞が発表した記事によると、国内でのYouTube利用者数は6,200万人

に上る。動画を視聴する文化が根付いたことによって得られた結果だ。

そのため、企業がクリエイターに対して、自社商品やサービスの宣伝を依頼する事例が

増えている。つまり、マーケティング施策の目線から、YouTuberの宣伝効果に期待を寄

せているのだ。

その中でも、VTuberマーケティング施策として起用される事例には特徴がある。それ

は、地方自治体や大企業からの依頼がほとんどである、という点だ。

国や自治体で起用されている例もある。たとえば「キズナアイ」が日本政府観光局が定

める訪日促進アンバサダーに就任。また、茨城県の広報を担うVTuber「茨ひより」は、

県の職員として公認されているという。企業が採用している事例としては、サントリー

VTuber「燦鳥ノム(さんとりのむ)」を起用。同社製品のレビューに加え、動画やゲ

ーム実況などの活動も行なっている。ほかにも、花王は人気VTuber月ノ美兎(つきの

みと)」とタイアップを行なっているという。

自治体や企業などがVTuberとのタイアップに踏み切る背景には、実在しない存在だから

こそスキャンダルリスクが少ないこと、アニメキャラクターとは異なってイメージが先

行しないことなどが挙げられる。

数字から見るVTuberの成長

次に、数字から分かるVTuber領域の成長状況を紹介する。まずは、動画の再生回数につ

いてだ。CyberVによる2018年の調査結果を参考にした、VTuber動画の再生回数の推移図

は以下である。

次に、数字から分かるVTuber領域の成長状況を紹介する。まずは、動画の再生回数につ

いてだ。 CyberVによる2018年の調査結果を参考にした、VTuber動画の再生回数の推移図

は以下である。

※CyberVによる2018年調査結果を参考にSTARTUP DB編集部にて作成

2018年1月から2018年7月までの7ヶ月間で再生回数が約3.4倍伸びている。このデータか

らもVTuberの注目度が高まってきていることは一目瞭然だ。ひとりで数十億回を超える

再生回数を有するYouTuberが存在する。そのため、YouTuberと比較すると、まだ少ない

と感じられるものの、VTuberも徐々に知名度や人気を獲得できている。

次にチャンネル登録者数上位YouTuberとファン数上位VTuberの比較を行なった。

次にチャンネル登録者数上位YouTuberとファン数上位VTuberの比較を行なった。

チャンネル登録者数では、YouTuber1位のはじめしゃちょーが約761万人、ファン数VTube

r1位のキズナアイが246万人となっている。最初に示した、総再生回数が今後も順調に伸

びていけば、更なる成長が見込めそうだ。

それでは、ここからVTuber事業に取り組んでいる注目の企業をご紹介する。初めは、上

場企業がVTuberビジネスに参入した事例から見ていこう。

・グリー

40億円規模の投資会社を立ち上げ、第一弾としてライブ配信プラットフォームを提供す

アメリカスタートアップのオムニプレゼンスに出資。VTuber事業の子会社Wright Flye

r LiveEntertainmentを設立。

・gumi

VRなどに特化したインキュベーションを行うTokyo VR Startupsを設立。Activ8に6億円

の出資。Active8が手がける「upd8」と連携して、バーチャルタレントの育成プログラム

の新設を行う。

サイバーエージェント

傘下のCyberZが、VTuberビジネスに特化したマネジメント会社「CyberV」を設立。

以上がVTuberビジネスを手がける上場企業の主な動向である。子会社の設立やVTuber

ジネス特化のファンドの設立などの動きが多い。上場企業特有の資金や情報量の優位性

を利用した戦略といえそうだ。

上場企業以外で、VTuberビジネスを手掛ける注目スタートアップは以下だ。

とくに資金調達金額が多いスタートアップを記載した。

・ミラティブ

スマホの画面を共有しながらライブ配信を行うプラットフォーム「Mirrativ」を運営。

「Mirrativ」上でVTuberのようにアバターで配信が行える機能「エモモ」を提供してい

る。DeNAの社内スタートアップとして運営されていたが、MBOを経て設立。2018年4月、

グロービス・キャピタル・パートナーズなどから総額10億円を調達した。

・Active8

キズナアイを開発。また個人・企業を問わずタレントを支援するプロジェクト

「upd8」を運営する。2018年8月には、MakersFund、gumiから総額6億円を調達。

クラスタ

VRイベントルーム「cluster.」を運営。バーチャルキャラクターによるイベント開催の

場として注目を集める。2018年9月にはXTechVentures、グローバル・ブレイン、KDDI

引受先とした第三者割当増資による約4億円の資金調達を実施。

今後の展望  

発展途上にあるVTuber市場は、まだまだユーザーを増やしていく可能性を秘めている。Y

ouTuber市場と比較すると収益性は低いが、今後の数年で人気はさらに上昇することが予

想される。

また、今後は商品や企業のプロモーションといった宣伝広告、テレビ番組・動画サービ

スへの出演、ライブコマースの活用など、VTuberビジネスの拡張が進んでいくと考えら

れている。成長途上にあるVTuber市場の今後の発展に期待したい。