温暖化対策 政府レジ対策は義弁にすぎない?

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 おはようございます。

当地の気温は22度で快適♪

青じそのみがたわわに実り、これを「天ぷらにするのが楽しみ♪

 レジ袋が、浮上したのが、海面の汚染問題が発端であったような気がします。

海に捨てられた袋が時間を経過するたびにやがてそれが

粉々になりマイクロプラスチックとして

海面を 汚染しそれを魚が食べるといった経緯から

政府の環境省が問題視し始めたのが、レジ袋問題ではなかったろうか…

そもそも豊かさを、謳歌しつくしていることに対し

温暖化が、強い警鐘を促していると理解すべきではないのか?

 お買い物かごは、昔は当然でありました。

これがレジ袋が登場したことで便利に利用してきた。

 近年起こる自然災害の猛威に対し、我々はあまりにも無力ではないか…?

我々の大切な日常、大切な命まで災害が飲み込んでしまうことに、関心を

寄せるべきである。

ごみの中にはプラごみがあふれ変えっています。

ペットボトルも便利に使いすぎ?

ヒャッキンはプラごみの温床。

みこちゃんはこれを利用することはストップにしています。

 園芸店で買ってきた植物たちの,鉢までもプラごみとして、わずかなキレイを堪能し

たあげくがプラごみとして処理され

災害という牙に立ち向かわされている

ごみステーションに出されるごみはまさにあきれ返るほどあります。

昔、プラスチックの筆箱が登場し始めた頃のあの感激がやがて

菓子機、お盆 汁椀と、それはそれは目を見張るほどの便利に酔いしれるスタートとな

やがて温暖化による災害として我々に脅威として

その決断を迫っていると受け止めるべきであります。

県庁の駐車スペースは、朝からぎっしり埋められています。

これも、市内通勤者はバスに切り替える努力も欲しいものです。

 車通勤の規制はまずは、公務員から実施してほしいものです。

  大学生の論文の引用です。

.受賞論文【優秀賞】「レジ袋削減は本当に必要か」

受賞論文【優秀賞】「レジ袋削減は本当に必要か」

貝掛 柚香子

レジ袋などの容器包装ごみの減量を目指し、国が小売業者に改善命令を出すことができ

る制度を盛り込んだ、改正容器包装リサイクル法(容リ法)が、国会で成立した。レジ

袋、紙製の手提げ袋などの減量目標を各業者に策定するように求めていくことになる。

これにより、レジ袋の10%程度の減少を見込んでいる。だが、レジ袋を削減することが

環境改善にそれ程効果的なことであるのだろうか。むしろ政府指導による目先の弱者へ

の押し付けではないか。この改正法の問題点を見ていくことにする。

レジ袋は70年代後半から、丈夫で安価なことから、多くのスーパーで使用されるように

なり、わずかな間で生活に定着した。

現在レジ袋は、日本では年間300億枚、乳幼児を除いた国民一人あたり約300枚が使用さ

れている。これを原料の石油に換算すると、年間50万キロリットルになる。これは、日

本人一人あたり、わずか3リットルに過ぎない。普通車で、30キロメートル分の外出を一

日我慢すれば、一年分のレジ袋の節約ができる量なのである。日本の石油消費量は年間

約2.4億キロリットルであり、このうちの50万キロリットルなのだから、レジ袋の石油使

用量は、日本の石油消費量のわずか0.2%に過ぎないのである。しかも、レジ袋のほとん

どは、アジア諸国からの輸入品なので、実際には0.1%にも満たない。製造工程のための

原油必要量が別に必要であることを考えても、決して石油使用量の大削減とはいかない

もちろん、少しの削減でもすべきだという人もいるだろう。しかし、レジ袋を削減した

ところで、不便になり、快適性が損なわれるばかりで、エネルギー消費という観点では

ほとんど効果が得られない。

次に、燃やしたときに有害ガスが出ると言われているが、基本的にレジ袋は高密度ポリ

エチレン製であり、二酸化炭素と水が発生するだけで、有害な気体は発生することはま

れである。色つきのものは、顔料に金属元素が使われているものもあるが、銅が含まれ

る濃い緑色のものや、鉛の含まれる濃い黄色のものは、スーパーでは利用されていない

。ポリエチレンでも不完全燃焼すれば、発がん性物質であるベンゼンなどが発生する危

惧があるが、高温で燃焼焼却すればその可能性は小さい。レジ袋は本来プラスチックで

あり、不燃物なのだが、フィルム系プラスチックとして、焼却炉の助燃剤として焼却し

ていることもある。プラスチック製の袋は、薄くて発熱量が高く、エネルギー回収も効

率的に行うことができる。実はプラスチックは焼却炉の餌になるのである。生ゴミだけ

燃やすには、余計に原油が必要となり、逆に資源のムダ使いになるのである。

ではどのようにすることが、環境問題の解決につながるのだろうか。

例えば、ごみ問題の解決に効果的なのは、4Rと言われている。これは、

リフューズ (無駄な消費をやめる)

リデュース (減量)

リユース  (再使用)

リサイクル (再利用)

の順で有効である。が、今まで日本では、もっぱら効果の低いリサイクルを優先として

きた。そのために、リサイクル用に回収されたペットボトルが山積みになったまま処理

できず、新たなごみ問題にもなっている。不燃物として回収されたものの、リサイクル

自治体の税金で賄われており、人力や余計なエネルギーも必要となり、効率が悪い。

まずは使わないことだ。この意味で、たった5分しか使わず、かつマイバッグを持って行

けば済むだけのレジ袋は目くじらを立てられる訳なのである。

しかし、本来行うべきことは、化石燃料などの枯渇型資源を最大限努力して、使用量削

減をすることである。目の前のレジ袋に白羽の矢を立て、環境に配慮しない極悪人だと

競争力の無い中小業者を狙い撃ちするような今回の改正法は、弱い者いじめにさえ映る

。レジ袋をゼロにしても、石油使用量の多さに比すれば焼け石に水のような有様だ。

まず、政府指導で行うのならば、もっと効果の高いことを推進すべきであろう。例えば

、ノーカーデーを国が指定することだ。現在、一部の自治体が試行しているが、なかな

か広がりをみせない。自動車を使用しないことが、ガソリン削減にはテキメンである。

例えば、燃費10キロメートルパーリットルで、片道10キロメートルの通勤の人が、年間2

50日仕事に出かけると、使用するガソリンは、500リットル、ドラム缶二本半である。更

に、この時に発生する二酸化炭素は、実に30万リットル、ドラム缶にして千五百本に相

当する。日本中のサラリーマンが、一日でも協力すれば、どれ程空気はきれいになるだ

ろう。

イカー自粛は、何よりの環境対策だ。国や各自治体もパークアンドライドや自転車利

用の呼びかけなど、すこしずつはしており、改善されてはいるが、まだまだ認識は薄い

。この夏のガソリン代の高騰を受け、急速にガソリンの節約に、国民の目が向けられた

。今がチャンスなのだ。まずは、効率のよいエコドライブからでもいい。アイドリング

ストップでもいい。いきなりゼロでなくてもいいのだ。乗り合わせや公共交通機関への

乗り換え、自転車利用へと進めばなおよい。その努力に、奨励金を出したり、逆に、マ

イカーの通勤手当てを減らしてもいい。

また、ガソリンの代替品への開発研究、使用緩和へと政府は動く時だ。とにかくガソリ

ンを使わない、燃やさないことが、何よりの環境対策なのだから、これにつながるのな

ら何でもトライするのもいいだろう。

これらガソリン削減に繋がる努力に対しては、 税金の投入もやぶさかではない。支援

し、補助し、積極的に促すべきであろう。

企業レベルで考えるならば、効率的な資源、エネルギーの利用の実現である。ここで大

切なのは、経済産業の衰退を招かぬような対策でなければ意味がないということだ。産

業は活性化しつつも、エネルギーの使用量を減らすというのは、並大抵ではない。かつ

、生活の快適性、利便性は守る製品作りも続けていきたい。このためには、やはり政府

の力が必要だ。企業にノルマを課すだけでなく、国全体で考えていくべきだ。民間企業

は、余分なエネルギーなど使ってはいない。ギリギリの工程を組み、極限まで効率を図

っている。この上なお削減と言われても、打つ手がないところもあるはずだ。皆で知恵

を出し合い、企業間で技術や資源を共有し合い、協力して改善するしかない。横のつな

がりを強化させるのも、上に立つ公官庁の役目でもあろう。

現代人には手放せない快適な文明がある。どこまで、妥協し、我慢し、利便性も維持で

きるのかを人類の知恵を出し合う時だ。目先の小さなものだけに目くじら立てていない

で、本質部分で資源の削減を図るべきだ。