大型化する台風?

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 おはようございます。

 台風17号は、山口の萩を北北東に進んでいるのではないかと思われます

当地は暴風圏内に入っています。

当地の今は雨に変わり強風が吹き荒れています。

 今はお茶を飲みながら、バックに流れる「誰よりも君を愛す」の

歌を聴きながらパソコンに向かっています。

ムード火曜は苦手なみこちゃんです。

松尾和子さんといえば独特の雰囲気のある人です。

生前、二階から落ちて胸部を強く強打し、それが原因で

57歳といった若さで人生のエンディングを迎えておられます。

 大型台風による、被害が甚大になる中で

台風15号の大型停電など、千葉 襲った台風の爪痕もいたわしい中

今度は大型台風が北九州を再び遅い、その上竜巻まで発生したとの報道に

ただただ呆然とするばかりです。

台風17号は、23日から24日にかけて、温帯低気圧の性質を帯びつつ勢力を保って日本海

を進み、北日本に上陸する前に台風が温帯的圧に変わる見込みです(図4)。

図4 予想天気図(9月23日21時)図4 予想天気図(9月23日21時)

昔の調査ですが、台風が熱帯低気圧に変わるのは全体の約66パーセント(熱帯低気圧

変わったあとに温帯低気圧にかわったものを含む)、台風が温帯低気圧に変わるのが全

体の約32パーセント、台風のまま統計180℃以東の気象庁担当範囲外にでるのが2パーセ

ントです(「続・台風物語(饒村曜)」より)。

地球温暖化で台風が強大に?

今まで「台風は秋にやってくるもの」と思われていましたが、最近では7月に日本に上陸

する台風も珍しくなくなりました。また台風がたどるルートも西から東上するのが通常

でしたが、今年の7月に発生した台風は東から西へ移動して上陸するものもありました。

またアメリカ・ニューオーリンズに甚大な被害をもたらしたハリケーンカトリーナも記

憶に新しいところです。

年々強大化する台風と地球温暖化の間には、関連があるのでしょうか。

実は、地球温暖化が台風に与える影響について、データや実験に基づいた予測が公式に

発表されています。COP(気候変動枠組み条約締約国会議)開催などのきっかけになった

地球温暖化に関する評価書を発表している「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC;Int

ergovermenntal Panel on Climate Change)は、5年ごとに発表するその評価書の中で

、「地球温暖化が進むと台風は強大化する」という予測結果を述べています。この予測

は、台風被害の多い日本に住む私たちにとって重要な問題を含んでいるのです。

そもそも台風ってどうして発生するの?

地球温暖化と台風の問題を考える前に、台風発生のメカニズムをおさらいしてみましょ

う。台風の元は、フィリピン沖の熱帯の海の上で発生した水蒸気が上空で雲に発達。雲

の中心では、暖かい空気が上へ上へとあがるため、雲の下では空気が薄くなり、周りか

ら空気が流れ込んで渦を作るようになります。これが熱帯低気圧となり、大平洋の北西

で発達して中心付近の最大風速がおよそ秒速17メートル以上になったものを「台風」と

よんでいます。

台風と地球温暖化の関係って?

台風誕生のためのエネルギー源は、暖かい海面から蒸発した水蒸気が凝結して雲の粒に

なる時に放出される熱です。台風が発生するためには、海水温が高温(26度以上)でた

くさんの水蒸気が発生することが条件です。地球温暖化によって気温・海水温が上昇す

ることで、エネルギー源である海水の蒸発量が増え、大気中の水蒸気量が増えることで

、台風が強大化することが予想されるのです。

二酸化炭素が台風を育てる?

温室効果ガスがある場合、ない場合の図

出典:東京大学気候システムセンターHP

台風が強大化する原因が地球温暖化にある ことは前述しました。では地球が温暖化する

原因について考えてみましょう。地球温暖化防止のためには二酸化炭素の排出量を減ら

すことが大切、ということは皆さん御存知のことと思います。ではなぜ二酸化炭素が増

えると地球が温暖化するのでしょうか。それは地球を覆っている「温室効果気体」にヒ

ントがあります。温室効果気体とは二酸化炭素や水蒸気など赤外線を吸収してくれるガ

スのことをいいます。これらの気体は大気中に1%以下しか含まれていませんが、もしこ

温室効果気体がないと、地球上の気温は平均で-18度になってしまいます。温室効果

気体が大気中に含まれていると、日射は吸収されないのでそのまま地上を暖めますが、

地上からの赤外線は吸収されてその分地上の気温が上がります。現在の地球の平均気温

は15度ですから、温室効果気体は地上の気温を33度も暖める効果を持っているのです。

もしこの温室効果気体が増え続けた場合、赤外線の吸収量が増えるため地上気温が現在

よりも高くなるというのが地球温暖化問題の発端なのです。ですから二酸化炭素の排出

量が増えれば、その分台風も強大化する、という可能性があるのです。

■年平均地上気温の平年差/過去100年間で最も暑い10年でした。

突風「部屋から空が見えた」 台風、九州北部に最接近へ

https://www.asahi.com/articles/ASM9Q569XM9QTIPE00X.html