子供にも学んでほしいお金の管理法

 

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 ここにきて朝晩の風にやっと、秋を見つけたかと思うと

北海道の大雪山の山系には初雪の便りも…!

 でも太陽の元の気温は真夏並み。

 子供たちは、お金の価値観をどのようににんしきしているのだろうか?

我々の時代の前半は、今のように振り込みではなく

現金支給であったこともあり、押し頂くようにありがたく

重い気持ちで受け取れる良き時代でもありました。

 その後金融振り込み、そして貸し金融が横行し、

自己破産組が多く出てくるようになりました。

貸し金融による梯子から自己破産へと、転落した人も

横行した時代でもありました。

金融振り込み時代に入り、そのお金の重さも少し変わった受け止めから

今や、電子マネーとなり、労働から受け取られた重さまで

軽く感じてしまうのは昭和のばばちゃん時代の

申し子だからでしょうか?

 お金は労働により報酬としてその価値評価がなされていることも重要!

 お年玉となると、日ごろ疎遠のジジババのところまで出向き

お年玉をいただきその総括が3万円から5万円は当たり前…

 お金はたくさんの汗の結晶とでも言いたいくらい、重くて大切なものです。

働かない限り、日常の暮らし自体成立しませんし

多くの対人関係の中に、労働が組み込まれている実態把握も必要条件。 

 労働の苦労もなく単純に得られてしまう危うさを知り家庭においても

小遣い長の管理法も身に着けたいもの!

働かないと、食べることができないことも知るべきです。

最低限身につけるべき金融リテラシーの内容は、「家計管理」「生活設計」「金融知識

及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択」「外部の知見の適切な活用」の4

分野に分かれています。

楽天三木谷社長も高校二年のころから、ネット上で企業を立ち上げていたと

確かNHKのインタビューで答えてもおられました。

子供たちに培って欲しいと期待している能力として「自立する力」と「社会とかかわる

力」を挙げることができる。金融教育の意義をそうした観点からとらえれば、次のよう

に整理することができる。

ア.お金を通して生計を管理する基礎を身に付け、それをもとに、将来を見通しながら

、より豊かな生き方を実現するため、主体的に考え、工夫し、努力する態度を身に付け

ること(自立する力の育成支援)

生計を立てるためにはまず働いて収入を得ることが基本であることを自覚する。そのた

めには働くことに積極的にかかわり、働くことの辛さを体験するとともに、働くことの

楽しさや意義を理解する。さらにそれを土台に、なりたい自分やよりよい生き方につい

て考え、将来の自分の職業についても主体的に考える態度を身に付ける。

働くことを通してお金の価値の重さを知り、使えるお金には限りがあることを理解した

上で、それをどう消費や貯蓄に振り向けるかを考える。その際、工夫を凝らしてやりく

りすることの大変さ、楽しさ、大切さを身をもって理解する。さらに、それを手がかり

として、将来を見通した生活の姿を資金計画をもとに現実的に組み立てるとともに、生

活していく上で生ずるリスクについて考え、その予防策や対応策について知り、活用で

きるようにする。

イ.金融・経済の仕組みを学び、働くことやお金を使うことなどを通して、社会に支え

られている自分と社会に働きかける自分とを自覚して、社会に感謝し、貢献する態度を

身に付けること(社会とかかわる力の育成支援)

金融の働きや経済の仕組みを理解すること、職場体験等の体験学習を行うことなどを通

じて、自分が様々な支えや関係性のもとで生かされていることを知り、つながりの大切

さ、他を尊重する気持ち、ルールを守る必要性などを理解し、周りの人や社会に感謝す

る心を養う。

同時に、働くことやお金を使うことなどを通して、自分が人や社会に影響を与えている

ことを理解する。それを踏まえ、よりよい社会を築くために自分が社会の一員としてな

すべきことを考え、お金の活用を含めて主体的に取り組む態度を身に付けるとともに、

社会経済がかかえる課題に対しても幅広く関心をもち、その解決に向けて合理的・主体

的に考える態度を養う。

<2> 金融教育の魅力

子供たちの成長に願いを込める保護者や教育を受ける子供たちの立場に立って金融教育

の意義をより魅力あるかたちで表現すれば、次のように整理することもできる。

ア.金融教育は現実の社会と触れ合う機会を提供する

いまの子供たちは生活体験、社会体験等が不足しているといわれる。金融教育は現実の

社会を知るための知識を学ぶが、それだけが目的ではない。体験的な学習などを通して

、知識や課題を常に自分の暮らしや生き方とかかわらせながら理解し、それを現実の場

で活用したり、行動に表す部分が大事な構成要素となる。従って、金融教育は常に実社

会や自己の生活といった現実に目を向けさせる窓としての実学的性格をもち、やがて子

供たちが生活者や社会人としてその役割を果たすための予備教育となる。

イ.金融教育はたくましい人間形成をサポートする

いまの子供たちは何事につけ簡単に答を知りたがる傾向があるといわれる。金融教育は

、金融分野の知識や情報を得ることだけでなく、教科等の学習で得た知識や、自分なり

の経験・判断を織り込みながら、課題解決に向けて、総合的に組み立て、高度に応用す

る力を養う点に特徴がある。得られた知識、友だちの考え方、自分の価値観、現実的な

制約等様々な条件を加味しながら、課題解決のためのいくつかの選択肢を考え、その中

から最良と思われるものを選び取る過程で、子供たちは物事を複線的にとらえ、柔軟で

たくましく生きる基礎力を培うことができる。

ウ.金融教育は将来への意欲や活力を生み出す

いまの子供たちは将来に明るい希望がもちづらくなっているとの指摘がある。金融には

その機能の1つとして「現在と将来をつなぐ」働きがあり、金融教育にも「将来」を意

識した様々な内容が含まれている。将来を考える上で特に大事なことは、子供たちが内

発的な意欲をもって未来に夢を紡ぐことができるかどうかである。その意味で金融教育

が重視する体験的な学習の意義は大きい。子供たちは体験学習の中で、実感や感動、新

鮮な気付きや達成感、新たな意欲や関心に出会う。そして幅広い人々や現実との触れ合

いの中で、それぞれの感性や志向をもとに、他と自分を比較するのではなく、自分自身

の、自分にしかない夢や未来を見いだす機会を得る。これは必ずしも学力や評価と直接

結び付くものではないが、子供たちの将来にとってかけがえのない成長の種を提供する

。そして、それが結果としては教科等の学習により積極的に取り組む動機付けを与える

ことになる。

日本人が残念なほどお金を「わかってない」事情 -

http://toyokeizai.net/articles/-/303396