my way mylife。

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 じじばばスーパーにも、秋の香りがいっぱい♪

 店内に入れば、いちぢく、ブドウ、梨、キュウイ等々

いやがおうでも嗅覚は刺激され、お口までなんだかもぐもぐしそう…

 リュックの中では、お財布がパクパクしてる…。

 もはや百年時代は想定内。

シニア時代をどう生きるかの本は、あふれかえるほどある。

それらをいくら読み漁ってみても自分にしっくりくるものに出会えないのも又妙である。

 医学の進歩による長生きもあるだろう。

また、医師にかかわらず生かされる長寿もあるだろう。

老いてできなくなったことを 憂いた日々もあるだろう。

また健康でしたいことができる老いもあるだろう。

老いはそれぞれケースバイケース

 老いの本を出している作家も、追いゆく過程は未来そのもの。

 長寿を受け入れて生きるということは、それなりの覚悟と努力なくしては

明日がないことも又受け入れたいもの

 2000万円問題が突き付けられたとしてもシニアに、直ちにお金が

天から降ってわくわけでもないのに社会はなぜか加熱するばかり…

 病に不安ばかりを増幅させてみたところでなるようにしかならない。

老いになると、不安ばかりに埋もれるほど悩み苦しみそれを解消すべくお薬にすがる。

便が出ないと悩み医者に走る。

高齢者なのだから、食べる量もそれなり

排便だってそれなりと…!

高齢を受け入れられなくて苦悩三嘆することも

悲しいかな高齢者ゆえの症状。

 みこちゃんは 高齢者だからこそ

沖縄でよく言われるように

「アンクルナイサー」の言い伝えにあるように

「何とかなるさ」、もうこれしか残された妙薬は

ないのだろうとご気楽トンボを決め込んでいます。

それにはわが心の覚悟もあります。

 高齢者マニアルはあふれかえっているけれど

我にあった我なりの日々でよいのではと思っています。

理想はそれ理想にほかなりません。

届いていたはずの神棚に手が届かなくなったことを嘆くのではなく

踏み台もあるではないかと発想を変える幸せも見つけたいもの♪

 老いることを負の遺産のようにとらえることだけはもう予想…

人の人生をうらやむことなく,my wayーmylife。

 たった一度しかないこの時この日、後悔の少ない日でありたいものだ。

それは自分の環境の中でのあり方そのもの。

【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(606)

https://www.sankei.com/life/news/190823/lif1908230024-n1.html

金子みすゞ 「どんぐり」「梨の芯」(『金子みすゞ全集』より)

どんぐり

どんぐり山で

どんぐりひろて、

お帽子にいれて、

前かけにいれて、

お山を降りりゃ、

お帽子が邪魔よ、

辷すべればこわい、

どんぐり捨てて

お帽子をかぶる。

お山を出たら

野は花ざかり、

お花を摘つめば、

前かけ邪魔よ

とうとうどんぐり

みんな捨てる。

m 

ミ子ちゃんにも顧みれば遠くなったころの幼少期

秋の山で夢中になって拾い集めた

栗の思い出がそっとまぶたに忍び寄る。

立原道造 「忘れてしまつて」(詩集『萱草に寄す』より)

忘れてしまつて

深い秋が訪れた!(春を含んで)

湖は陽にかがやいて光つてゐる

鳥はひろいひろい空を飛びながら

色どりのきれいな山の腹を峡の方に行く

葡萄も無花果も豊かに熟れた

もう穀物の収穫ははじまつてゐる

雲がひとつふたつながれて行くのは

草の上に眺めながら寝そべつてゐよう

私は ひとりに とりのこされた!

私の眼はもう凋落を見るにはあまりに明るい

しかしその眼は時の祝祭に耐へないちひささ!

このままで 暖かな冬がめぐらう

風が木の葉を播き散らす日にも――私は信じる

静かな音楽にかなふ和やかだけで と

定年退職者の手記(総集編) - 開界録2019

http://hotepoque.hatenablog.com/entry/2018/11/27/192854