大人の引きこもりは社会問題。

   ご機嫌いかがでしょうか。 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 恥じらい気味の太陽の今日のスタートにも

[ホーホケキョ]のさえずりに、今日の励みをいただいております。

春植えたキュウリも収穫可能となり

みずみずしい食卓に夏の味を添えてくれています。

 なんと上流階級の家庭にも、玄関を入れば

言葉にもできない中年の引きこもりが

時に暴れていて、その息子を、ご近所が見ることはなかったと

異口同音にインタビューに答えておられる

 このような事件が起きるたびに双方の言い分が気楽に

聞いてくださる専門、カウンセラーの存在がほしいもの。

 両親が追い詰められたなら、社会に出られない子供の

将来まで経済ともども閉ざされるしかない。

 近い将来、100万人を 数えるだろうといわれている大人の引きこもり?

 社会の中で、希薄な人間関係の中で

生き抜こうとすればそれなりの覚悟と

同時内強さだけは どんなことがあっても持ち続けていたいと思います。

 わがご近所のおひとり暮らし78歳の元看護士さんは

田舎に嫁いで以来50年の歳月を暮らし 地域のお世話当番はきちんと

やってこられてもいました。

そのような彼女も 次回からの当番は、耳が聞こえにくいまで担っているので

その責任が果たせないと断ると

 今では「まだできるでしょ」!とのブーイング。

お厄払いの荷物までは、もてないと暗に、言っているようなものだ。

 今ではその看護師さんもすっかりしょげ込んで

老人ホームを希望しながらも空きがないのだとうつろ気なご様子にも

みこちゃんは言葉を失ってしまいます。

 彼女は、積極的で快活、行動派、そんな人でも

高齢化すると機能弱体化も加速し、不安要因も増し

かつての性格までも影をひそめてしまう…

 ミこちゃんは彼女のお話を聞くにつけ

それぞれができることで社会参加するしかないのではと思いながら

 日々彼女の心の痛みを聞かせていただくことしかできていません。

 当地の4年前の寒中、裏山の中腹付近で

「おーい、おーい」と叫び続けてなくなった認知症のお方がいました。

 そのような時でも近所の人が不思議に思うこともなく

その翌日遺体として発見されました。

その時の彼女の家は、山のすそ野で「おーい」の声が

轟渉環境ながらその様子の異変にどのように思っていたのだろうか…

 ミ子ちゃんはどうにかいけないものかと杖をもって山に分け入りましたが

私までけがなどしたら人にさらなるご迷惑をかけてしまうと

泣く泣く引き返し警察に連絡することもしなかった自分が

いまだに悔やまれております。

 それほどに人のつながりは希薄で貧しすぎる。

大人の引きこもりこれは社会問題。、もはや家族だけでは

解決などできはしません!

皆さんそろって口にするのが「お金」の不安です。「親子でお金の話をするのはタブー」というのはもう昔の話。「お金」の見通しを親子でしっかりと共有する方が望ましいケースもあります。

長男に残せるお金は300万~400万円

「今は親のお金で何とか生活できていますが、親が死んでしまった後、お金はどのくらい必要になるのか分からず、とても不安です」

あるご家族と面談していた際、ご長男(34)は視線を落としたままつぶやきました。

お父さま(60)もお金の不安を口にされました。

「現在は(定年後の)継続雇用で働いています。給料は現役の頃の半分くらいになってしまいました。妻(59)はずっと専業主婦だったので、これから仕事を始める予定は今のと    ころありません。長男にお金を残してあげたい気持ちもありますが、せいぜい300万~400万円くらいになりそうです。これじゃあ、どうしようもありませんよね…」

しばらく、重苦しい沈黙が続きました。ご家族のお金に対する不安がひしひしと伝わってきます。そこで、筆者はこう提案しました。

「お金の不安ははっきりさせてしまった方がよい場合もあります。親亡き後、どのくらいお金が必要になりそうか、大まかに試算してみることにしましょう」

ご長男が65歳から、親亡き後の生活を始めると仮定して、収入と支出の大まかな見通しをご家族の意見を伺いながら立ててみました。

【長男が65歳から一人暮らしを始めた場合の収入・支出】

■収入 公的年金 月額6万円(介護保険料天引き後と仮定)

■支出 月額12万円

(内訳)

基本生活費 月額7万円

家賃 月額5万円

長男が60歳から一人暮らしした場合の基本生活費

82歳までに1224万円不足する計算

作成した一覧表に書き込みをしながら、筆者は説明しました。

「収入の6万円から支出の12万円を引くと、月6万円の赤字になります。仮に、ご長男が平均余命の82歳まで生きたとして、65歳からの17年間、一人暮らしをする場合、6万円×12カ月×17年=1224万円不足します」

「結構大きな金額ですね…これだけのお金を長男に残せるかどうか」

そう言ってお父さまは小さなため息をつきました。お母さまとご長男の顔にも不安の色が浮かんでいます。

「さて、大まかな不足額が分かったところで、ここからが本番です。これから将来に向けてどうすればいいのか、一緒に考えていきましょう」

ご家族の不安を払拭(ふっしょく)するように、筆者は言いました。

ご家族とお話しながら「今後収入を増やせないか」「支出を減らせないか」などの検討をしていきました。すると、ご長男がぽつりとつぶやきました。

「やっぱり仕事をして少しでも稼げるようになりたいです…」

ご長男は高校生の時に不登校となり、その後、自宅にひきこもるようになりました。今まで、アルバイトなどの仕事をしたことはないそうです。

そこで、筆者は、月に数万円でも見通しは大きく改善するというお話をしてみました。

「仮に、1年後の35歳から仕事を始めて、60歳になるまで月3万円を貯蓄に回したとすると、3万円×12カ月×25年=900万円になります。親御さんが残せそうなお金と合わせれば、取りあえずの見通しは立ちそうです。ご長男に自信がついてもう少し稼げるようになれば、見通しはさらに改善しますよ」

すると、ご長男は胸の内を語ってくれました。

「月3万円でもいいんですね。びっくりしました。今までは仕事というと『月20万円くらい稼げるようにならないとダメなんじゃないか』というイメージが頭の中にありました。それが自分にはものすごいプレッシャーで『そんなの無理』といつも思っていました。だから、何をしても無駄だと勝手に諦めていました。でも、今のお話で『何とかなりそうだ』という気持ちも少しは出てきました」

「仕事を始めることに自信がない場合、若者サポートステーションなど就労を支援してくれる施設もあります。最初は小さな一歩でいいので、できることから始めてみてくださいね」

「はい。そうしてみます」

ご長男は控えめな笑顔でそう言いました。

今回のご家族のように、親子で将来のお金の見通しを共有することで、お子さんが新たな一歩を踏み出そうとするケースもあります。お金の見通しを共有する際のポイントは、将来を悲観するのではなく、できるだけ前向きになるようにご家族で話し合っていくことだと思います。

社会保険労務士ファイナンシャルプランナー 浜田裕也

元農水次官「迷惑かけたくないと思った」 長男殺害容疑

http://www.asahi.com/articles/ASM6252T4M62UTIL00Q.html