プラごみより殺されたくじらたち!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 私たちは便利なプラスチックに出会いどれほど助けられたかしれません。

プラスチックのごみ

プラスチックは、軽くて強く、さびたり腐ったりせず、色や形も自由に加工ができるす

ぐれた材質であるため、さまざまなところで利用されており、プラスチックのない暮ら

しは考えられないほどです。 ... 東京都では燃やせないごみのうちプラスチックは45%

にもなります。 ... また、海や川に棲む魚や鳥などの生物にも影響を与えます。

私たちの日々の暮らしやそれを支える社会経済活動は、豊かな地球環境という基盤のな

かで成り立っており、いったんこれが損なわれてしまえば、回復するために膨大な時間

とコストがかかります。

我々の便利の追及は健康と災害を招く原動力となって

蝕まれていることに着目しなければなりません。

 衣類と手同じです。

どれほど、山のように買い込んでいることでしょう?

 白内障は年を取れば当然のごとくに受け取られてきましたがこれも

プラごみが影響していたなんて驚きです!

 今迄においてもクジラの死体が浜に打ち上げられていたニュースには

限りなく触れても来ました。

現在、私たちは、環境問題として、地球温暖化生物多様性の損失、森林減少・劣化、

オゾン層の破壊、酸性雨、海洋汚染、砂漠化、ごみ問題等、様々な課題に直面していま

す(表1)。

地球温暖化

オゾン層の破壊

生物多様性の損失

酸性雨

海洋汚染

砂漠化

ごみ問題

森林減少・劣化

農地等への転用、違法伐採、森林火災、過放牧*1等により、特に熱帯雨林を中心に森林

が減少し、地球温暖化生物多様性の損失、砂漠化の進行等、地球規模での環境問題を

さらに深刻化させるおそれがあります。また、途上国の森林減少・劣化に由来する温室

効果ガスの排出量は、世界の総排出量の2割を占めるとされています。

有害紫外線を吸収するオゾン層は、冷蔵庫やエアコンの冷媒、電子回路等の精密部品の

洗浄剤、スプレーの噴射剤等に含まれるフロン等により破壊されています。オゾン層

破壊は、皮膚がんや白内障発症の増加、浅海域の動植物プランクトンに悪影響を及ぼす

おそれがあります。

発電所や工場、自動車から排出される大気汚染物質によって、酸性の雨が降ります。

酸性雨によって、湖沼の魚類への影響、土壌の酸性化による森林衰退、建造物・文化財

の劣化等が懸念されています。

ペットボトルやプラスチックといったごみだけでなく、一般家庭から出るとぎ汁等の有

機物等や、洗剤等に含まれている界面活性剤*2等により、海が汚染されています。海洋

汚染は漁業に被害を与えるだけでなく、汚染物質がプランクトン等の海洋生物の体内に

取り込まれると、食物連鎖により、人体にも影響します。

気候変動、干ばつ等の気候的要因や、過度な農業活動、森林の伐採、不適切なかんがい

等の人為的要因によって土地が劣化し、生物学的、経済的な生産性等が減少、または失

われています。

開発途上国を中心とした経済成長と人口増加に伴って、世界的に廃棄物の発生量が増大

し、質も多様化しています。開発途上国では、廃棄物の不適正な処理に伴い、環境汚染

が発生している事例があります。

人間活動や開発がもたらす種の減少、自然に対する人間の働きかけが縮小撤退すること

による里地里山等の環境の変化、外来種や化学物質による生態系のかく乱等により生物

多様性の損失が進んでいます。

人間活動に伴う大気中の温室効果ガス(CO2、メタン、一酸化二窒素等)濃度の増加によ

り、地球全体の地表及び大気の温度が追加的に上昇するものであり、海面上昇、干ばつ

の長期化等、自然の生態系及び人類に深刻な影響を及ぼすと考えられています。

こうしてみてきますと便利を追求するあまり

公害となっている自覚も必要不可欠と言えます。

 園芸用品の鉢もみなプラスチックで売られています。

その花を買うだけでも辞めたいものです。

シャンプーなどの詰め替えも面倒ながら相努めたいものです。

弁当などを買うと必ついてくる箸

これも断ることのできる人でありたいものです。

   中国新聞よりの引用です。

クジラの涙

2019/4/14 映画のクジラはピノキオを一のみにする。でも現実の海では、こんなものを

のみ込んでいた。長さ約7センチのビニール片。餌と見まがったのか、神奈川県鎌倉市

の海岸に昨夏打ち上げられた赤ちゃんクジラの胃から見つかった

胃液で変色したそれを、東京・上野にある国立科学博物館の企画展で見た。漂着した他

のクジラの胃の中から出てきたプラスチックごみが並ぶ。ゼリーやコーヒー用ミルクの

容器もある

1世紀ほど前に開発され、身の回りにあふれるプラスチック。ぽい捨てのレジ袋やスト

ローなどが日々海に流れ出ている。やがて細かく砕け、数ミリ以下のマイクロプラスチ

ックに。目に見えなくとも生態系を脅かし続ける

クジラからのメッセージ―。神奈川県は赤ちゃんの胃にあったビニールをそう捉えた。

一粒の涙を流すクジラのロゴマークを作り、捨てられるプラごみ「ゼロ」を宣言した。

ストローを使わずレジ袋ももらわない…。企業や学校に行動を呼び掛ける

ピノキオはクジラの腹の中で先にのみ込まれていたおじいさんと再会を果たし、脱出す

る。だがプラごみはクジラがいなくなっても、消えることなく海を漂う。メッセージは

地球規模で深刻だ。