幸せは、時間でもなく条件でもなく、内在する我が心にある♪

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

今日のスタートも窓越しに柔らかい日差しと

まぶしいばかりの太陽の贈り物♪

私に与えられた、自由でこの上もなく幸福な時間

このようなひと日こそ、思い切り心の窓を開いて

優しい風をそっと取り入れたい!

 みこちゃんのお知り合いに、50台で全盲のお方と

結婚されその後奥さんは聴覚まで奪われる中

御主人の自活のライフスタンスのもと

農業を中心に、シンプルライフを実行され

 なおかつ、人のために何かをとの希望のもと

視覚障碍者のパソコンボランティアにもご尽力されていましたが

この度、一週間ほど前に不法が届き

ご冥福を祈るばかりです。

とっても悔しく残念でなりません。

 このお方はNHKのテレビを通じて知ることとなりました。

その当時はみこちゃんにも視力があり

なんと優しさに満ち溢れた眼差し

手でその時折の様子を奥様の手に伝えられているご様子は

夫婦というより、人間性を感じさせずには

いないお人柄が漂っていました。

 世の中にこのような存在があることは大きな宝として大切に我が心の中の引き出しにそっとしまっています。

 みこちゃんもいぶし銀の輝きにも似たとても素晴らしいお人の

ご縁をいただきパソコンライフに挑戦できてもいます。

それは人生の瀬戸際での出会いとなってもいます。

とても幸せ間に包まれた贅沢に盛沢山の日々に感謝したいものです

幸せ間は内なるシャジ下限一つ…!

雨上がりに咲く向日葵のように ~「余命半年」宣告の先を生きるということ

山下 弘子

弘子さんは人生の瀬戸際での心のパートナーを得て

濃縮した幸せの時間が過ごせたことでしょう!

 人生のフルコース、これはわが身の思い一つ…

涙、涙で読みました!付き合って結婚一番幸せな時期に癌と闘った二人。全力で今を生きる彼女と、彼女に普通に接しながらも見守り支える夫の姿に強い愛を感じました。CMではがんでも人生を楽しんでます!的な明るい部分が取り上げられていたけれど、やはりがん。ナイフで刺されたような痛みや口から血とがんが出るなんてリアルな病状もこの本でしり、改めて彼女の強さを感じました! 人生のフルコース、当たり前のようで当たり前でないこと再確認させてもらいました!

雨上がりに咲く向日葵のように この本は弘子さんの自作です。

やはり本人の言葉が何よりです。

   東洋経済よりの引用です。

「余命半年の妻」と結婚し看取った夫が見た幸せ -

2018年3月25日、ひとりの女性の訃報がニュースで伝えられた。山下弘子さん、享年25歳

。19歳でがんを患い、余命宣告を受けながらも前向きに生き抜き、ブログや講演会など

でがんについて伝え続けた。『アフラック』の保険のCMに嵐の櫻井翔と一緒に出演して

いた彼女の笑顔を目にした人も多いだろう。

そんな弘子さんをいちばん近くで見守り続けた夫の前田朋己さんが、出会いから別れま

での5年間を綴ったのが『最後の「愛してる」山下弘子、5年間の愛の軌跡』(幻冬舎

だ。

19歳でがんを患った山下弘子さんの物語

「彼女の物語を残したい。その強い思いが本を出版した理由です。書籍という形なら長

く残るし、次世代の人たちにがんと共生する生き方や病気と向き合う心構えも伝わる。

生前にひろ(弘子さん)が書いたブログを読んだり、講演を聞いた人たちからは、“勇

気をもらった” “がんについて勉強になった”といったメッセージをたくさんいただい

たので、この本でも病気や困難と闘う勇気をみなさんに届けられればと思っています」

前田さんと出会ったときすでに弘子さんは肝臓がんと診断され、余命半年の宣告を受け

ていた。そのことを初対面でカミングアウトした弘子さんに対し、前田さんがあっけら

かんと「あんまり気にしなくていいんじゃない?」と返したというエピソードが印象的

だ。

「初対面で打ち明けたということは、彼女がこれまでの人間関係の中で嫌な思いをした

ことがあったんだろうなとピンと来たんです。だから僕は病気を意識せず普通に接した

ほうがいいだろうと思った。あとで聞いたら、がんであることを告げたら離れていった

友人がいたそうです。2度目のデートのとき、ひろが“私ががんであることを意識せず普

通に接してくれてうれしかった。今までそういう人はいなかったから”と言ったことを

よく覚えています」

弘子さんは手術で1度はがんを切除できたものの再発し、抗がん剤治療や化学療法を継続

。しかし、そのかいもなく、骨やリンパ、肺への転移が見つかってしまう。普通なら将

来の希望を捨ててしまいたくなる状況だが、2人が選んだのは“結婚”という道だった。

「彼女は結婚にためらいがありました。“もし結婚して私が死んだら、世間の目もある

しトモは再婚しにくいよね。トモの人生の足かせになるのは嫌”と言うんです。

でも僕は、“結婚するなら彼女しかいない”と確信していたので迷いはなかった。だか

ら言ったんです。“確かに肝臓がんで死ぬ確率はひろのほうが高いかもしれない。でも

寿命で先に死ぬ確率は年上の僕のほうが高い。いつどこでどう死ぬかは自分でコントロ

ールできないのだから考えたって意味がない。それより、今幸せになることを考えよう

”と。彼女と出会ってからの5年間はこれまでの人生でいちばん幸せだったし、結婚した

ことにも後悔はまったくありません」

とはいえ、病で苦しむ人を見守る家族もつらいものだ。本書にも、弘子さんが薬の副作

用に苦しんだり、検査結果の数値を見て落ち込んだりする様子が綴られている。しかし

前田さんは、あえて「病状や検査結果に一喜一憂しないこと」を心がけたという。

自分は妻にとって“心のアンカー”

「ひろは前向きな女性ですが、それでも身体に痛みがあればネガティブになるし、検査

結果が悪ければ悲しくなる。一方で、検査結果が少しでもよければハッピーになります

。ただ、こうした感情のアップダウンが大きいと精神的にしんどい。ひろは病と闘って

いる本人だから当然ですが、僕まで一気一憂していたら彼女はもっとしんどくなる。だ

から検査結果がいいときも悪いときも、同じように“ふーん、そうだったんだ”と平静

を装いました。

すると彼女も冷静になり、また前向きな気持ちで毎日を送れる。もちろん、本人と一緒

に喜んだり悲しんだりすることも大事で、それは彼女のお母さんや親友の役目。僕は彼

女の感情が平穏でいられるよう“心のアンカー”の役目を引き受けようと考えました」

こうして2人の軌跡を1冊の本にしたことで、前田さんも改めて弘子さんの強さを感じて

いると話す。

「彼女は自分の考えを世の中に伝えるのが使命だと考えていました。講演の前日の検査

で数値が悪化したり、講演の直後に手術が控えていることもありましたが、彼女はその

つらさを頭の隅っこに追いやって人前に立つ強さがあった。そして彼女の言葉は、多く

の人に届きました。

ひろの葬儀に来た男性が、“自分も肝臓がんを患い、自暴自棄になり会社を辞めて治療

も拒否していた。しかし、弘子さんの講演を聞いて病気と向き合う覚悟ができた。おか

げで治療も成功し、再就職までできた”と涙ながらに語ってくれたのが印象的でした。

これほどの影響を与えた彼女は、人を惹きつける不思議な魅力があったのだと改めて思

います。とはいえ、本には2人のケンカの様子まで赤裸々に書いてしまったので、天国の

ひろは“私のイメージが壊れるじゃない!”と怒ってるかも(笑)。でも僕にとっては

、すベてが大切で幸せな思い出なんです」

?

ライターは見た!著者の素顔

前田さんの職業は、兵庫県議会議員。抗がん剤治療の影響で子どもを産めなくなった弘

子さんの体験を踏まえ、昨年6月にはがん患者の妊孕性(にんようせい)温存への支援を

求める意見書が兵庫県議会で可決され、がん対策の条例化も進行中。「ひろはほかにも

がんの治験に関して情報発信したり、がんの治療に貢献した医療関係者や団体を表彰す

る“キャンサーアワード”を作りたいという夢があった。これらは僕に残された宿題だ

と思って、積極的に取り組んでいくつもりです」