尊敬できる父ってすばらしい!

      ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 今年ほど「人あればこそ」を感じた年はかつてなかった

ような気がしております。

また当たり前の日常の幸せ感も感じたものでした。

 皆様のお気持ちに最敬礼でございます。

 晴天の秋空のようにすっきり晴れ上がった申し分のないすがすがしい親子に

久しぶりに出会ってほっこりさせられました。

 それは水道屋さんの親子でした。

いつもお願いしている身近な水道屋さんは、すぐ来てはいただけますがその仕事ぶりと

値段の高さに驚きながら、水道管が破裂したときには身近でなければと

しぶしぶ妥協していました。

 我が家はおいしい地下水が豊富なこともあって、いまだに

市の水道が来ていても井戸水をくみ上げた仕様です。

 この度空気が漏れて仕方ないので、従来の水道屋さんにお願いしますと

あまり様子を見ることもなく、水路が変わったようだからと言って

市水道を勧められ、しばらく考えて返事をしますと言って

ネット検索していると、遠隔地ではありましたが、「地下水の様子を見に行きましょう

」と快く引き受けていただき、忙しい仕事の中にはさんでいただき

息子さんと二人で来られみこちゃんの依頼通りに修復いただきそれも安価で応じていた

だき本当に感謝しかありませんでした。

  お父さんは寡黙な様子ではありましたがその誠実性は

ひしひしと伝わるものがあり、その仕事ぶりには近所の人まで関心するくらいで

息子さんのした手間の仕事も、お父さんに逆らうこともなく

尊敬できている様子が痛いほど伝わってきました。

 ネットで見つけた初対面の人であったけれど、とても多くの人間力と人の背中のなん

と大きいことかと感心させられすっかりファンになってしまいました。

近所の人までその工事ぶりを最後まで眺めるほどでした。

水道屋さんには雑談など受け入れないほどの厳しさも伝わり

ただ眺めるばかりでした。

 水道工事といえば季節を問わず厳しくしんどい肉体労働を

若い息子の弾むような体の動きに見とれるばかりでした。

 親子関係が健全で、安心して年をとれる人は少ないと思います。

 みこちゃん的にはいくら環境が厳しくとも親に対する愛と信頼が何よりと思えていま

す。

それとどこか完ぺきでなくてよい。

どこか尊敬できるところを 親には求めます。

近頃では演ずる家族まで登場し、寂しい限りです。

 みこちゃんはお金がきっかけで兄弟とは疎遠になっています。

これも信頼が一番。

 今では暮らしてゆけるお金があったならば「騙されることも

受け入れることもいるのかしら」との交差点で迷っています。

許せる人でありたいとは思いますがこれは信頼なくしては、妥協も又

難しいところでもあります。

親を尊敬している方どんな子育てでしたか?

私の両親は自営で店をしており超多忙でした。昔は学童なんてなかったから子守り変わ

りに習い事。

夜家に帰ってくると両親は疲れきっていてイライラ。ヒステリー。大人の権限を振りか

ざす。

世間体をすごく気にして見栄っ張り。洋服はいつも親が買ってくるブランド物ばかり。

友達みたいに可愛い服着たいけど買ってくれず。

勉強も塾漬けで「○○の高校」と親が決めて私の意志は一切無視。志望理由も「△△ち

ゃんより上の高校行くのよ」みたいな理由。

反抗するとすごい剣幕で怒られ、子どもを完全に自分の所有物としか思ってない。

そんな親からのプレッシャーから小学6年で十二指腸潰瘍になった。

成人式の着物も私の結婚式も超豪華。近所や親せきに見栄を張りたいだけ。

私も子どもが生まれ「自分の親みたいな子育てはしたくない」。と思っていても自分の

親しか知らないから同じ事をしていそうで怖い。

子どもに叱った時の口調などが自分の親と似ていてビックリするときがあるし、自己嫌

悪。

父も母も、自分の夢や希望に向かって一生懸命の人たちでしたね。

ふたりともこれまでのキャリアをあきらめて(たちきって)新しい事業を一緒に始めた

ので、子育ては二の次だったような感じです。

でも、ふたりとも自分たちだけのためでなく、社会のためにこれをやりたいという信念

がとってもありました。

自分の欲のためだけでないということを感じました。

二人とも第一線をしりぞいてからは、地元のためにいろいろなことをやっていたので、

それもとても楽しそうにやっているのを見ると、結局、子育てって親の生き方そのもの

なんだなと思います。

子供に親の希望を押し付けるのではなくて。

私は親からこうしろとか、これはだめとか、うるさく言われた覚えがないんです。もち

ろんいろいろ言われてたのかもしれないけど、人生の分岐点での反対ってなかったです

いつも見守っていてくれていたというか、信用されていたというか。

放任といえば、そうかもしれません。親のレールっていうのはなかったですね。鋳型が

ないというのかな。

親が自己実現していること。

それが良かったように思います。 

 お父さんてすばらしい。

その上で彼らを不快にさせるものから距離を置き、最後に対策を考える。このプロセス

をしっかりと踏めるかどうかが重要なポイント。子どもの安全が最優先。当たり前のこ

とほど、見失いやすいものです。

“父親”であることは誰にでもできる。でも、尊敬されるお父さんでいることは簡単で

はありません。子どもに献身的に接し、生涯責任を全うする。そんなお父さんの努力の

上に、尊敬があるのでは?