積み木くずしが語りたかったもの!

          ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 今日も穏やかな日差しに合唱♪

早起き鳥たちは5時を待つかのように「ぴーちくぱーちく」

たのしげにだんしょうしながらえさをついばんでいます。

なぜかしら!

ナンテンの実には寄り付きもしないのです。

[積み木崩し]の著者であります穂積 隆信さんがご逝去されました。

 まさに穂積家は積み木くづしそのものであったのかもしれません。

 積み木くづしは著者が俳優でもあり

当時は非行少女も多く社会現象にもなっていたような気がします。

  副題に「親と子の200日戦争」に衝撃を受けた人はおおかったはず!

 センセーショナルな副題と、当時は子供と向き合う父親は少なかったような気がする

。   そんな社会に一つの衝撃が走り300万部を売り出すほどの現象を招いた

これによりテレビか、映画化と話題が沸騰しました。。

幼少期に重病を患う。職業柄、父が不在がちに加え、母から溺愛を受けたことなどもあ

り、幼少期には内向的で、我が儘な面がみられた。公立の中学校に入学。剣道部に所属

していたこともあるが、病気で赤く変色した髪を理由に、他校の生徒に因縁をつけられ

、負傷させられたことをきっかけに非行化。不登校・別の公立中学校への転校の末に家

出・シンナー吸引・集団暴走行為などにのめり込んでいく。竹村からのカウンセリング

を受けた直後、両親の態度が変化したことに戸惑い、家庭内暴力に及んでしまう。のち

に窃盗で警察に逮捕され、裁判を受けた直後に自らの意思で暴走族を脱退し、短い時間

ではあるが登校するようになる(ラストの場面では、再び不登校となり、シンナーを再

開したという文字が表記されている)。

香緒里の父で俳優。香緒里の教育などを妻の三枝子に任せっきりにしてしまったり、世

間体を気にする面はあるものの、家族への愛情は持ち合わせている。1話目で髪を黒く染

めたいと言った香緒里の希望を却下。時折、お芝居の稽古をしながら、セリフを自身の

状況と重ね合わせる場面がみられる。

警視庁本庁内に所属するカウンセラー。相談者である穂高夫妻のみならず、香緒里に対

しても「近所を担当する警察官が持参した」という形で出頭命令を出し、指導を行う。

幼少期の香緒里の言動を見て心配していた。のちのちも時折、穂高家を訪れ、三枝子の

相談に乗る。

香緒里が中学入学直後に親しくなった友人。香緒里と共に家出騒動を起こしたこともあ

る。

香緒里に対して因縁をつけ、顔に負傷させる。のちに香緒里とマミから報復を受ける。

香緒里が転校した中学校の不良グループのリーダー。香緒里に因縁をつけるが去られて

しまう。

「ブラックエンジェルス」という暴走族のメンバー。脱退を申し出た香緒里にヤキを入

れ、負傷させる。

香緒里とは遊び友達だったが、次第に恋愛感情を抱くようになり、暴走族を脱退後にト

ラックドライバーとして働き始める。

香緒里が入学した中学校の教諭。香緒里の問題行動を理由に、親友のマミとクラスを別

にすることを提案。

出頭して来た香緒里を保護。事情聴取ののち、家に電話をするが、迎えに来ない母に疑

念を抱く。

本人役。5話で穂高家を訪問した際に、香緒里から借金を申し込まれる。最終回でコンサ

ートに訪れた香緒里から花束を受け取る。

香緒里の母。病弱な香緒里に対して負い目を持ち、甘やかしてしまっていた。竹村から

アドバイスに戸惑いながらも、香緒里を更生させるべく立ち上がる。

 みこちゃんには子供はいません。

したがって子供のことを理解することはかなわないと思います。

 親の愛の形にもいろんな形があることでしょう。

親の愛が重すぎて子供に負担になる場合もあるかもしれません。

またその逆もありえるでしょうか?

こんな家族がといったようなマニアルはどこにもありません。

お互いに真実の愛にであいたいものです!

 またひとの関係は一言で疎遠になったりとまるで積み木くずしのようにもろく

はかないものなのでしょうか?

 穂積家は崩壊の中からいろんな学びと良くも悪くも葛藤の日々であったことだけは確

かです。

子供に向き合いすぎていたのかもしれません。

子供の見守りも立派な愛のカタチです。

 穂積家は懸命のあまり判断力まで見失い

母の離婚そして自殺,娘の若すぎる死と

その姿はまるで柱を失ってしまってもいました。

 [積み木崩し】23年たった都市に復刻版が出版されました。

 著者はそのあとがきで述べてもいます。

その冒頭[意志の戒めと悔恨の書である」と

そして神は私に娘は刑務所に、そして私は野良犬のごとく

広野に放り出された。

だからこそ著者は娘に哀惜の念が生まれ娘はそんな著者に振れ

父を許し本当の優しい娘になれたのだと結んでおられます。

 みこちゃんが『香りさんだったなら、あまりにも?が

多すぎるのだと」言いたいものです。

家族の形はどうあれ、真実の愛こそが人を育むのではと考えるばーばです。

この書がなぜにベストセラーまで生んだのか今だに??、

     ではごきげんよろしゅうに・・・。