野上記者、限りある時間よりの提言!!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 膵臓癌のステージ4と戦いながらこの記事を書くのが野上記者!

 闘病を支え切る朝日にも、深く敬意を表します。

 そして壮絶な戦いのこの時、この瞬間、時間を濃縮されているのが野上記者だからの

奮い立たさせられるような一語、一句を価値あるものとして受け止めたい。

 その視点からの党首討論は、あまりにもその内容までもお粗末でしかなかった!

 野党も世論的立場のような息を脱しきれないことにも課題として

受け入れるべきである。

世論調査で、評価があまり期待されない原因からの

スタートがなぜ出来ないのかと残念でなりません。

 野党評価も低迷から脱しきれていません。

これはなぜなのか?

 野上記者が述べられているように、

いかに国民に評価されるのだろうかと言った

短絡的な受け止め方しか出来ない。

ダカラ、総理には同じ繰り返し答弁しか得られないのではないのか?

 野党が政権を取りに行くくらいの真剣さもあってよいのではないのか。

 国民の喜ぶ改革だけでは政権の維持能力など

期待できようはずもない。

 緊急課題でもある財政再建はどうする?

2025年問題の方向性はどうする

 2040ねん問題の行方はどうか?

 教育費の無償化を唱えているがこの財源の捻出はどうか?

外交戦略はどうか?

議員の削減問題の浮上しないのはなぜか?

 給与のアップに皆様賛成するのはなぜか?

 国会は堂々巡りでも主権者の生活は

時を刻んでいることも念頭においてほしいものです。

 総理も事件性に、発展する案件でないだけに

モラルを疑うような主権者までも愚弄し続ける態度は醜いとしか

表現しがたい。

 第一こんな国会が法律を作っているなんて

子供教育以前の問題ではないのか?

     アサヒコムより。

がんと闘う記者が見た党首討論 身内以外に届ける努力を (5/30)

 がんになるのは望ましくないことだ。が、なった以上はできることに全力を尽くすし

かない。

 現実から出発するのは政治も同じ。野党が政府に実りある答弁を求めても、メリット

がなければ政府は応じない。批判する先に何ができるか。野党が真剣に政権を狙う工夫

をしたとき、政治に緊張感が生まれる。

 党首討論前、野党第1党である立憲民主党枝野幸男代表は「実のある議論にはなり

得ない」と語っていた。目の前の安倍晋三首相を追及する場と考えれば、持ち時間の1

9分は確かに短い。ならばテレビやスマホで見守る国民に「将来の首相」を売り込む場

としてどう生かすか、注目していた。たとえば北朝鮮外交は首相の得意分野とされがち

だが、最近は批判もある。思い込みにとらわれない試みをと期待したものの、空振りに

終わった。

 コラムを書いていると、しばしば思い込みや言葉の分断を感じる。「『日本人に戦争

をさせるのは簡単だ』と確信した“沈黙”の夜」と題した回で、安全保障法制をめぐる

朝日新聞の報道への違和感に触れると「政権を支持している」という反応があった。同

じ回で「共謀罪」法に懸念を示していても敵味方に仕分けられ、片方に耳をふさがれる

。これでは議論にならない。

 敵を作れば手っ取り早く味方を作れる。だが、与野党そして報道機関が「身内」以外

に言葉を届ける努力を重ねなければ、溝は広がるばかりだ。野党ならば政権に近づけな

い。

 人の持ち時間には誰にも限りがある。議員には任期満了というもう一つの「寿命」も

控えている。党首討論に限らず、機会を十分生かさないのは不真面目に思える。国民か

ら預けられた権力を子どもたちや将来に恥じることなく使えたか。一日を終え、夜の静

寂に向き合う時、振り返ってほしい。(野上祐)

     ◇

 〈野上祐記者の経歴〉 1972年生まれ。96年に朝日新聞に入り、仙台支局など

を経て政治部に。2016年に膵臓(すいぞう)がんの手術をして闘病中。アエラドッ

トにコラム「書かずに死ねるか」を連載している。