阿部外交、勇み足がすぎるのではないのか??

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 阿部外交の成果を実感することは少ない。

いつも勇み足の持ち出し外交である。

ロシアにおいてあれほど長期に当たり

北方領土の問題がクスぶり続けていても21回の交渉を持ちながら一歩としての前進を

見ることはなかった。

経済支援だけのぼったくり外交をいつも仕切られている実態に

いつも「またか」とため息が出てしまう。

 北朝鮮の危機的防衛都の名のもとに、多くの不良品の

オスプレイの購入も、トランプ大統領に花を持たせても来た。

 これは多くの税金の無駄遣いのおうばんぶるまいにどう決着を着けていただけるので

しょうか?

 もう、これ以上の外交を委ねるわけにはいかない!

     アサヒコムより。

日ロ首脳会談 前のめり姿勢の脱却を (5月28日)

 ロシアとの前のめりの交渉姿勢を見直す時期に来ている。

 安倍首相がプーチン大統領と会談した。3月の大統領選で4選されて以降で最初の会

談だったが、懸案の北方領土問題は解決の糸口さえ見えない。

 一昨年に両首脳が合意した目玉は、北方四島での「共同経済活動」だった。今回は民

間の調査団派遣で合意したという。

 共同活動を日本は四島を引き寄せる足場にしたい意向だが、ロシアは自国の法律を適

用する立場を崩していない。活動のための法的な枠組みづくりは、なお難航しそうだ。

 大統領選が終われば、プーチン氏は領土問題に正面から取り組めるのでは――日本側

にはそんな期待もあった。

 しかし、ロシア大統領府は今回の会談直前に、両国がめざす平和条約について、北方

四島が第2次大戦の結果、合法的にソ連領となったという認識を明記する必要があると

主張した。

 かたくなさの背景となっているのは、ロシアの米国との関係の悪化だ。ロシア軍は国

後、択捉両島をオホーツク海を守る戦略上の拠点と位置づけ、地対艦ミサイルの配備を

進めてきた。

 プーチン氏は近年、日米同盟への懸念を繰り返しており、当面は領土問題で日本に歩

み寄れる状況にないことは明らかだ。

 一方、日本政府も、ロシアによる4年前のクリミア半島併合について「力による現状

変更」は認められないとし、主要7カ国と共に制裁を科してきた。

 一方で安倍政権は一昨年、ロシアへの経済協力担当相を新設した。同年末のプーチン

氏訪日に弾みをつける狙いだったが、制裁相手に大胆な経済協力を進める政策は矛盾を

はらむ。欧米から疑念の目を向けられるうえ、ロシアから足元を見られる結果にもなっ

ている。

 朝鮮半島を含むアジア太平洋地域にロシアは大きな影響力を持つ。プーチン氏と対話

し、信頼を築く必要性は理解できる。

 だとしても、領土の譲歩をせがむ姿勢を起点にした関係づくりには、おのずと限界が

ある。時に秩序を乱すロシアの対外姿勢には毅然(きぜん)と対応しつつ、地域の平和

と安定という文脈の中に領土問題を位置づけるのが、あるべき交渉の姿だろう。

 共同経済活動さえ進めれば領土問題の解決につながるかのような幻想を振りまくこと

は、交渉の幅を狭めるだけだ。

     ではごきげんよろしゅうに・・・。

 安倍首相は「私とプーチン大統領が終止符を打  つ」と繰り返している。しかし、

「なんとしても自らの任期中に」と功を焦るのは危うい。