立法府無視の国会?

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 森友問題も、りっぽうふをどうとらえているのか?

あまりにもひどい主権者虫のうそうそこっかい!

これだけ限りない色がついている総理に対し

これからも審議が続くのであれば、別会議の場で審議し

こっかいはこっかいとしてのじゅうようほうあんにつきしんぎをふかめるべきではない

のか?

これからの2040年問題は放置など許されないところまで迫っています。

これは国民生活と直結した議論が欠かせません。

 みこばあちゃんの貧弱川柳おひとつ。

公文書 嘘嘘国会 「いーね」とは

阿部土俵 俵外でも まだ勝負

おごりとは なすべき姿 遠くする

     さんけいより

【主張】森友交渉記録 立法府への愚弄どう償う (2018年5月24日 05:03)

 学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐり、財務省が学園側との交渉記録が見つ

かったとして国会に提出した。

 昨年2月に、理財局長だった佐川宣寿国税庁長官が「廃棄した」と答えていた記録

である。

 そのこととのつじつまを合わせるため、理財局の指示で、答弁後に保管記録の廃棄を

進めていた。それも財務省が認めた。

 国会をどこまで愚弄するのだろうか。安倍晋三首相は「国会答弁との関係で文書を廃

棄するのは不適切で誠に遺憾だ」と述べた。だが、行政府の長としての責任を果たして

いるとは言い難い。

 森友関連の決裁文書が改竄(かいざん)されていた構図と基本的には同じである。記

録や答弁をめぐる嘘が平気で重ねられる。それに基づいた国会審議は、意味を失う。

 極めて悪質だと言わざるを得ない。ここに至る間、財務省が自発的に対応する姿勢に

欠けていたことも見過ごせない。

 財務省は国会答弁が事実と異なっていたことを陳謝し、一連の経緯を調査して報告す

ると説明した。速やかに対処すべきだ。

 麻生太郎副総理兼財務相の責任は、とりわけ重い。相次ぐ財務省の失態は行政全般へ

の国民の信頼を損なった。自らを含む関係者の厳正な処分を求めたい。

 学園側との交渉記録は、職員が手元に残しておくため個人のパソコンなどに保存して

いた。

 この中には、安倍昭恵首相夫人付の政府職員が財務省担当者に問い合わせた記述もあ

った。夫人の関与を否定してきた安倍首相には、改めて納得のいく説明を尽くしてもら

いたい。

 ないとしてきた文書や記録が、次々と明るみに出る。安倍政権下に特有の出来事とい

う印象を与えていないか。23日に小野寺五典防衛相が調査報告を公表した、陸上自衛

イラク派遣部隊の日報問題も同様である。

 ずさんな公文書管理を改めるのは当然だが、失態が表面化しても問題を大きくとらえ

ず、結果的に混乱を拡大させる。政権の対応のまずさに起因する面は大きい。

 背景には、巨大与党にあぐらをかいた政権の緩みやおごりもうかがえる。首相や麻生

氏は最大限の危機感を抱くべきである。

 他の重要課題を抱えながら、昨年来の懸案にひきずられている状況を脱却しなければ

ならない。

     日経より。

「焼酎一杯グイ」とさえずりが聞こえるのはセンダイムシクイ、「五郎助奉公」はフク

ロウ、そして「特許許可局」はこの時期、山里…

 「焼酎一杯グイ」とさえずりが聞こえるのはセンダイムシクイ、「五郎助奉公」はフ

クロウ、そして「特許許可局」はこの時期、山里で鳴くホトトギスだ。そのかん高い声

は未明や早朝に響きわたり、聞く者をハッとさせる。多くの文人の心も動かし名歌が残

っている。

「情けあるなら、物思いに沈む私に、どうか鳴き声を聞かせないで」。そんな趣旨の一

首が古今和歌集にあった。つらかった恋や遠いふるさとを、この鳥の一声で思い起こし

てしまう。そんな作風が目立つようだ。このホトトギスがほしいまま喉を震わせたせい

でもなかろうが、またぞろ昔のメモや記録が姿を現している。

愛媛県参院に出した文書によると、加計学園獣医学部新設で、3年前、安倍首相が

学園理事長と会い、賛意を示していたのだという。「いいね」の一句が、かつての「よ

っしゃ」のごとく生々しい。首相は面会自体を否定し、なかったことを証し立てる「悪

魔の証明」の迷宮が再びアングリ口を開けたかのようである。

「従来の答弁が嘘なら総辞職」。野党はこう追及している。究明へ向け1年たち、疑問

は噴出する一方だ。ホトトギスの声は「テッペンカケタカ」とも聞こえる。学園は学部

の新設なって天を駆ける思いだろうが、疑惑深まり政権のテッペン欠けてはたまったも

のではない。腰折れの掛詞(かけことば)が、現実にならぬことを切に祈る。