中国企業に、個人情報を任せるとは信じがたい??

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 またも社会保険庁の怠慢にはあきれ返ります。

わが保険もきっちり算出されているのだろうかと疑いたくなる。

 よりによって個人情報の記載を中国の企業に委託するとはなんたること??

もう、ぱっくり開いた口がふさがりません。

これではトップの首をどれだけ変えたとして

その首の価値はゼロに等しい。

政府が政府なら省庁もタガが外れているのではと

思わざるを得ない。

 国民が一番流通などしてほしくない情報を

なぜに中国企業にゆだねるのか?

 マイナンバーの情報は洩れてはいないというがこれだって信じられる情報ともいえな

い。

国民にとってのメリットなど皆無です。

これの管理がしがたい人も多くあります。

そのような人にとっては負担ばかりが募ります。

 公務員の組織レベルの働き方改革こそが

きゅうむといえるのではないのか?

 政府は足元改革を粗削りにするのではなく丁寧であってほしいものです。 そもそも

マイナンバーも効率化の一、手段ではなかったのでは?

もう破綻しきった省庁政府に、おごりのさいけつもあってよいはず・・・???

職員のモラルと常識を疑うよりほかありません。

     山系より。

【主張】年金入力の再委託 個人情報を任せられるか (2018年3月22日 05:02)

 またも年金制度に対する信頼を損なう大失態である。日本年金機構が受給者のデータ

入力を委託した情報処理会社が、契約に反し、中国の業者に約500万人分の業務を再

委託していた。

 加藤勝信厚生労働相は記者会見で「再委託した作業にマイナンバー関連情報は含まれ

ていなかった」と説明したが、それで済む話ではない。

 この情報処理会社は「(再委託した)中国の業者の設立に関わっており、グループ会

社との認識だった」と釈明している。

 だが、作業終了後のデータ消去といった個人情報を守るための厳格な取り扱いのルー

ルが、再委託先でも守られる保証があるか。極めて認識が甘い。

 いうまでもなく、国が集めた個人情報には厳格な管理が求められる。企業に委託する

以上、データ管理の徹底は当たり前の条件となる。年金機構は企業側に対し、「政府の

一部」としての責任感を求めなければならない。

 看過できないのは、年金機構が特別監査により1月の時点で再委託の事実を把握して

いた点だ。

 繁忙期で代わりの業者が見つからないとして、2月中旬まで契約を見直すこともなく

委託を続けていた。

 問題の重大性を理解していない点では、機構も委託先も変わらないではないか。

 今回の問題が明るみに出たのは、2月支給の年金で約130万人分の所得税が正しく

控除されず、給付額が過少支給された原因を厚労省などが調べたからである。早く契約

を見直していれば、被害を抑えられた可能性はある。機構の管理責任は免れまい。

 再委託がどのような影響を及ぼしたのか、判然としない部分もある。再委託先の中国

業者が、扱ったデータをその後どうしたのかという不安も広がっている。

 情報処理会社は計画より大幅に少ない人員で業務を行い、大量の入力ミスを犯してい

た。このような企業が選定された経緯も含め、機構には徹底究明を求めたい。

 年金記録をめぐるずさんな対応は、社会保険庁から機構に組織が改められても続いて

いる。

 機構は委託業者のデータ入力作業の検証や監督体制を全面的に見直すという。国民の

信頼を取り戻せていないとの危機感を持って出直してほしい。