お彼岸に寄せて。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
今年はあまりにも寒く震える日々でしたが
変わりなく訪れる季節の芽吹きにホッとさせられます。
芽吹きの勢いある、雑草との戦いもスタートです。
そのような中、山間のお寺の鐘が「ゴーン、ゴーン」といった具合に
余韻を含んだ音には思わず先祖様への思いが募ります。
あの世で、母と出会ったなら
母が歌いみこちゃんが何か楽器でもと
ただいま思案中です。
御子ちゃんの希望ではお墓には入らない予定であります。
一昔に比べ、田舎の墓地も先祖墓、夫婦墓が大半となり
昔のお墓はどのように処理されたのだろうかと頭をよぎります。
まさか、海底に眠ったりはしていないのでしょうね?
昔のお人は行事により先祖様を敬い、自然の営みにも
こころをめぐらせてもいたのでしょうか!
お人にも動植物にも少しでいい・・・。
心を巡らすひと時を 持ちたいものだと反省もちょっぴりのお彼岸のひと火です。
お彼岸に関する引用文です。
「春分の日」は、「自然(しぜん)をたたえ、生物をいつくしむ」日として、「秋分
の日」は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、国民の祝日に定
められていますが、「春分の日」と「秋分の日」は、お彼岸の中日(ちゅうにち)で
もあります。
仏教では、ご先祖さまのいる世界<極楽(ごくらく)>を「彼岸(ひがん)」、いま
私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、「彼岸」は、西に位置し
、「此岸」は、東に位置するとされています。3月の春分の日と9月の秋分の日は、太
陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考え
られ、この時期に先祖供養をするようになりました。
お彼岸っていつからいつまでなの?
お彼岸の期間は、3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」の前後3日間を合わせた
7日間です。それぞれの初日を「彼岸入り」、終日を「彼岸明け」、春分の日・秋分
の日を「中日(なかび・ちゅうにち)」といいます。
お彼岸ってなにをするの?
お彼岸のイメージイラスト2お彼岸では、お盆(ぼん)の時のような特に決まった行事
や飾(かざ)りつけをすることはありませんが、一般的には中日の前後にお墓まいり
に行きます。
お彼岸の期間の7日間は、中日がご先祖さまに感謝(かんし
ゃ)する日、その前後6日間は、人が生きていく上で良いことと悪いことをきちんと
判断(はんだん)し、正しい行いができるようになるための6つの行い(1.分け与え
る、2.規律(きりつ)を守る、3.怒(いか)りをすてる、4.努力する、5.心を安
定させる、6.智慧(ちえ)をあらわす)を1日に1つずつ行う大切な期間です。
ご先祖さまへの感謝の気持ちをもって、普段の生活の中では、正しい行いをするよう
に心がけてみましょう。
お墓は、ご先祖さまが眠(ねむ)るとても大事な場所(ばしょ)です。
お彼岸の期間には、家族みんなでお墓まいりに行き、大切に守っていきたいものです
。
お墓まいりに行ったらまずは、お墓のそうじ!
墓石(ぼせき)を洗(あら)い、雑草(ざっそう)をぬくなどしてお墓のまわりをき
れいにし、お花やお線香(せんこう)をお供えします。その後、ご先祖さまに生まれ
てきたことを感謝(かんしゃ)し、最近の出来事(できごと)などをたくさんお話し
するようにしてみましょう。
お家に仏壇(ぶつだん)がある場合は、仏壇や仏具(ぶつぐ)をきれいにそうじし、
おはぎや季節の果物(くだもの)などをお供えします。
ではご機嫌よろしゅうに。