小学生にプログラミング教育始まる。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 生まれたその時から、スマホは当然の生活に馴染んで育つ子供は

すでに2歳になるとスマホも知ってか知らずか、言語のごとく身に着けています。

 そうした中、小学生の強化に「プログラミング教育」が必須科目として

その塾までできているとのことです。

これは考える力を養わせるとのことです。

現代ッ子は歌を歌うような感覚でコンピューターにも反応可能な時代となっています。

機械には思いやりなどは身につきません。

此の思いやりこそが今の子供たちに何より不足している点だと思います。

人と強調したり、大切に思う気持ちが育った利、応用の展開ができたりと

小学生時代であればこそ、身に着けてほしいことは無限大でもあります。

プログラミング商法の誕生もある種の活性化には関与することでしょう。

     産経より。

今から注目「プログラミングトイ」2020年小学校の教育必修化に備えよう

2020年度から小学校での「プログラミング教育」必修化が決まったことから、「プログラミ

ングトイ」への関心が高まっている。遊びながらプログラミングの概念を学ばせることができ

る玩具のことだ。なかでも、20年度に入学を迎える現在3〜4歳に向けた商品の取り扱いが

急速に拡大している。

楽しみながら「プログラミング」を学べる玩具

「コンピューターに意図した作業をさせるには、どのような順序で指示を組み合わせればいいか

」を子供たちに考えさせるのがプログラミング教育。その過程で論理的思考を育み、IT(情

報技術)化社会で活躍できる人材を育成する。

ことし3月に文部科学省が発表した次期学習指導要領に、20年からの必修化が盛り込まれた。

このプログラミングを子供たちが楽しみながら学ぶことができる玩具がプログラミングトイで、

インターネット通販などで販売している。オンライン専門店「ひらめきボックス copor

ii」店長の丸山絢子(じゅんこ)さんは、プログラミングトイとのつきあい方のこつは「ま

ず、親が興味を持ち、面白いと思って遊んでいる姿を見せるのが大事です。慣れてくると、子

供が自ら『こういうことやってみたい』と言い出すので、そのときにサポートしてほしい」と

説明する。

人気は「アンプラグド」

いま人気のプログラミングトイを見てみよう。

「ロボットタートルズ」は、米IT大手グーグルの元エンジニアが自分の子供のために作った。

家族で楽しめるボードゲームだ。必ず大人が関わることを前提に設計されている。

ゲームの“主役”は、カメ型のロボット。子供たちは、このロボットが障害物を回避して宝物に

たどり着けるようにカードを使って「命令」を出す。つまり、このカードがプログラミングに

おける「コマンド(命令文)」に相当する。障害物を回避するために「前進」や「左折」「右

折」といったコマンドカードを使う。

子供が示したカードに基づいてロボットのカードを動かすのは大人、というのがルール。大人は

コンピューターの役なのだ。

この「ロボットタートルズ」のように、パソコンやタブレット端末などを必要としないプログラ

ミング教材が最近の傾向として注目されている。「アンプラグド」と呼ばれている。

アンプラグドの人気商品には米玩具メーカー、フィッシャープライスが販売するイモムシ型ロボ

ット「コード・A・ピラー」や、世界中の教育機関で導入が進む「プリモトイズキュベット」

がある。

アンプラグドの大きな利点は、電子機器の扱い方を習得する前の低年齢児も使えること。「コー

ド・A・ピラー」「キュベット」は、ともに対象年齢は3歳からだ。

手でモノを触って学習するのが大事

「コード・A・ピラー」は、イモムシ型ロボットの頭の部分にモーターがあり動く。体の節ひと

つひとつに「前進」「左折」「右折」「音を鳴らす」といった命令が入っており、それらを連

結させることでスタート地点からゴールまで走行させる。

「キュベット」は、進行方向を指示する命令が埋め込まれた「ブロック」を木製のコントローラ

ーに並べる。コントローラーのスイッチを押すと立方体の木製ロボット「キュベット」が、埋

め込まれたブロックの指示通りに床の上などを動く。

開発した英玩具メーカー、プリモトイズ社はこのブロックを「触って動かせるプログラミング言

語」と表現している。子供の学びにとって、手で触れられる、ということは大きな意味を持つ。

プリモトイズ社の創業者で最高経営責任者(CEO)のフィリッポ・ヤコブさんは、キュベット

を設計する際に「モンテッソーリ教育」の考え方を参考にしたという。イタリアの女性医師、

マリア・モンテッソーリ(1870〜1952年)が提唱した、この教育は、手を使った活動

に重きを置く。手を動かすことで感覚を磨き、頭脳を育む、という考え方だ。

ヤコブさんは11月7日に東京大学で行われたシンポジウム「プログラミング教育の最初の一歩

」で講演。「世界のどこの国、地域でも教室の中で先生たちが文化や言語と関係なく、子供た

ちにプログラミングを教えられる手段を提供したかった。手でモノを触って学習するのが大事

」と語った。

プログラミングを含むデジタル教育の体験型講座などを手がけるNPO法人「CANVAS(キ

ャンバス)」の理事長で、シンポジウムのパネルディスカッションに登壇した石戸奈々子さん

は、「プログラミングは、子供たちにとって、粘土やクレヨンと同じように表現のツールとし

て使えるようになった」と指摘した。

親はどうすればいいか

では、親は何をどう学ばせればいいのか。子供のプログラミング教育に不安を抱いている保護者

も多い。

「ひらめきボックス」の丸山さんは「勉強のように教えなくても、『命令を出したら動く』とい

うプログラミングの概念の中で遊べればいい。この考え方が将来につながる。まずは好きにな

ってもらうことが大事です」と話す。

丸山さんによればプログラミングトイ選びのこつは、就学前なら安全性重視。必ず親が一緒に遊

ぶ。小学校低学年になったらタブレット端末も使えるようになるので、連動するタイプのおも

ちゃも使わせたい。

遊ぶ際は「1日30分まで」「必ず大人と一緒に」といったルールを決める。タブレット端末な

どの使い方も同時に学ばせるのがお薦めだという。

小学校中高学年になったらキーボード、マウスといった周辺機器を含め、パソコンが使えるよう

になる。すでに読み書きを習得しているので、テキスト入力もできる。するとストーリー性の

あるゲームを作れるので、ぐっとプログラミングの幅が広がる。

また、この頃にはSNS(交流サイト)を使い始める子供もいる。プログラマーや学習者向けの

SNSでは、プログラムをダウンロードしたり、自分の作ったゲームを共有したり、技術的な

質問をしたり…と、学習に有益な側面が多くある。併せてSNSのリスクやルール、マナーを

学ぶきっかけにすると良い。

体験イベントを活用

プログラミングトイの多くはオンラインショップで購入する。ただ、安くても5千円前後、3万

円を超えるものも珍しくない。実店舗で実物を手に取って試すことなく購入するには二の足を

踏む価格帯だ。

そこで、体験会などに足を運んで、実際の使い心地や子供の反応を見るのがお薦めだ。CANV

ASやcoporiiのような専門組織のほか、玩具メーカーや輸入代理店などが各地で開催

している。(文化部 松田麻希)

プログラミング教育 コンピューターを動かすための「命令書」を作るのがプログラミング。政

府は2016年4月発表の「成長戦略」に小学校からの必修化を盛り込んだ。コンピューター

に自分が意図する一連の活動を実行させるためには、どのような指示をどのような順序で組み

合わせればいいか。これを考えさせることがプログラミング教育だが、その過程で論理的思考

を育み、IT(情報技術)化社会で活躍できる人材を育成する狙い。

プログラミングトイ 一般の知育玩具とは異なり、コンピューターに命令を与えて制御するとい

うプログラミングのプロセスまたは概念が含まれているものを指す。子供向けのプログラミン

グツール自体の歴史は長い。“パーソナル・コンピューター”の父と呼ばれたアラン・ケイ

77)らが1990年代に子供向けプログラミング言語「Squeak Etoys」を開発

。2000年代に入ると、マサチューセッツ工科大(MIT)の研究所であるMITメディア

ラボが8歳〜10代向けの言語「Scratch」を開発、後にはさらに低年齢向けの「Sc

ratch Jr.」が開発された。

プログラミングトイで古株なのが、ブロックで遊びながらプログラミングを学べる「レゴ・マイ

ンドストリーム」。90年代後半にデンマークの玩具会社レゴがMITと共同開発した。