60代女性猫感染症で死亡。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
猫犬感染症で60代の女性の死亡が公表された。
御子ちゃんのお隣はにゃんこちゃん8匹も買ってる猫屋敷なんです。
たびたび来訪されるのでこの感染は止めおきたいものです。
でも抗菌薬で治療が可能なので早く「鼻水、くしゃみ」などに気づいたときは
ご用心です。
猫が病院に行くことなどはないので、気を付けるしかありません。
家畜感染の引用文。
ジフテリア菌(Corynebacterium diphtheriae)と同様にコリネバクテリウム属に分類されるコ
リネバクテリウム・ウルセランス(Corynebacterium ulcerans、以下、ウルセランス菌)とい
う細菌によって引き起こされ、ジフテリアによく似た症状を示す感染症です。
Q2 人への感染経路は?
当該感染症は、人、犬、猫、牛のほか、様々な動物において感染事例が確認されており、咽喉
頭、肺、皮膚、乳腺などに、様々な症状を呈する動物由来感染症です。
海外においては、乳房炎や関節炎に罹患した牛の生乳からの感染が主に確認されていました[
1-3]。最近では、ウルセランス菌に感染した犬や猫からの感染が国内外で広く確認されるよう
になっています[3]。
なお、人から人への感染事例は、国内では現在まで報告がなく、国外においても、非常にまれ
です[4, 5]。
Q3 臨床症状は?
基本的にジフテリアと類似した臨床症状を示します。呼吸器感染の場合には、初期に風邪に似
た症状を示し、その後、咽頭痛、咳などとともに、扁桃や咽頭などに偽膜形成や白苔を認める
ことがあります。重篤な症状の場合には呼吸困難等を示し、死に至ることもあります。また、
呼吸器以外(頸部リンパ節腫脹や皮膚病変)の感染例も報告されています[3, 6]。
Q4 治療方法は?
抗菌薬が有効であるとされています[6]。国内においては、マクロライド系抗菌薬の使用によ
る回復例が報告されています。
Q5 感染予防のためには?
人での国内感染事例の多くは犬や猫からの感染であることが確認されており、ウルセランス菌
に感染した動物と接する場合には注意が必要です。感染した動物は、くしゃみや鼻汁などの風
邪に似た症状や皮膚病を示すことがあり、動物間で感染が拡大することも報告されています[7]
。
一方で、無症状の保菌動物の存在も報告されています。ただし、過度に神経質になることより
も、一般的な衛生管理として動物と触れあった後は手洗いを確実に行うことなどにより、感染
のリスクを低減することが重要です。
国内では、人に対する定期の予防接種の対象である3種混合(最近では4種混合)ワクチンに
ジフテリアトキソイド(ワクチン)が含まれています。このワクチンは、当該感染症に対して
も有効であると考えられています[8, 9]。
Q6 ペットが感染したかもしれないと思った時は?
飼育している犬や猫が咳やクシャミ、鼻水などの風邪様症状、皮膚炎、皮膚や粘膜潰瘍などを
示しているときは、早めに獣医師の診察を受けるようにしてください。
また、こうした犬や猫に触る場合は、過度な接触を避け、手袋やマスクをし、触った後は手洗
いなどを励行してください。
アサヒコムより。
猫犬による感染症、国内初の死亡例 治療は抗菌薬効く
猫や犬から感染するコリネバクテリウム・ウルセランス感染症に福岡県の60代女性が感染し、
死亡していたことが厚生労働省への取材でわかった。厚労省によると、国内での死亡例は初と
いう。
この感染症は猫、犬のくしゃみや鼻水などからうつる。のどの痛みやせきなどの症状が出て、重
症化すると呼吸困難などで亡くなることがある。治療には抗菌薬が効く。
厚労省によると、女性は2016年5月、呼吸困難になり、救急車で医療機関に運ばれ3日後に
亡くなった。血液などから菌が検出された。女性は屋外で猫3匹にえさをやって世話をしてい
たといい、その猫から感染した可能性が高い。
国立感染症研究所によると、国内では01年に初の患者が確認された。17年11月までに25
人の感染が報告され、その多くが猫や犬からの感染とみられるという。
ではごきげんよろしゅうに・・・。